2012年05月24日

VC Podcast News 第329回 配信中

d05c1894.gif週一回のVC Podcast News、5/23(米国時間)収録分を配信中です。

今週は、新発売の製品2点をご紹介します。

注目製品です。


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2012年05月23日

AirLink 101 AWLL5088 USBアダプタの注意点

Vintage Computer では、純正のWi-Fiカードを各種扱っています。純正品の嬉しい点は、何と言ってもほとんど設定不要で使用できることでしょう。また、OSアップデート時も、ドライバー非対応などというのが、まず起きないのも安心です。
また、お買い得なUSB接続のWi-Fiアダプタも取り扱っています。

AWLL5088

AirLink 101 AWLL5088 150Mbps ワイヤレス mini USBアダプタ
 1,980円


純正品が内部への取り付けが必要なのに比べて、USBポートに挿すだけで取り付け完了なのが嬉しい点ですね。超小型なので、外付けといってもあまり邪魔にならないのも嬉しい点です。
そして、この種のアダプタで、PowerPC対応の物は非常に少ないですが、本品はPowerPC/Intelに対応し、OS X 10.4~10.7まで幅広く対応しています。

欠点としては、先に挙げたようにドライバーをインストールして設定が必要となる点です。先日ご購入いただいたお客様から、どうしても動作しないというサポート依頼をいただきました。
結局解決しましたが、思わぬ落とし穴がありましたので、ご紹介しておきます。

ドライバーをダウンロードしインストールを行うと、再起動が要求されます。再起動ボタンを押すと、まず電源が落ちるはずですが、しばらく壁紙が表示されたままになります。
こういうことってたまにありますよね。そこで、電源ボタンを長押しして強制的に電源を落としたくなりますが、ちょっと待ってください。
実はここが落とし穴。壁紙が表示されている間は、インストール処理を実行中です。ここで、強制電源オフにしてしまうと、正常にインストールされません。この状態で再起動すると、ネットワークポートも追加され全て正常に見えるのに、どうしても接続できません。
こうなったら、一度ドライバーをアンインストールし、再度インストールを行います。再起動時はじっと我慢。壁紙状態が1〜2分ほど続きますので、短気を起こさずに待ってください。再起動後は、Wireless Network Utilityを使用して、すぐに接続できるはずです。

ちなみに、マニュアルではシステムプレファレンスのネットワークの設定が必要というように書いてありますが、10.5以降では自動的に完了しており、必要ありません。
マニュアルはOSのバージョンの違いを微妙に無視している部分があり、不具合が起きるとマニュアル通りではないためちょっと不安になります。今回もネットワークの設定がおかしいのでは、と思えましたが、実際はこの部分の設定は不要で、インストール時の強制電源オフが原因でした。




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2012年05月22日

ビデオカードアップグレードの盲点

Mac Proで最新OSで、その性能を存分に発揮させたかったら、ビデオカードのアップグレードは欠かせません。Adobe CSやFinal Cut Pro X、Motion 5、Compressor 4 など、フル機能を利用するには、Open CL対応が不可欠です。現行Mac Proですと、標準ビデオカードでも対応していますが、初代やEarly 2008モデルの場合、標準ビデオカードでは対応していません。

お勧めのビデオカードの一つがNVIDIA Geforce 8800 GT です。初代用とEarly 2008以降用が設定されています。

Geforce8800GT09

NVIDIA Geforce 8800GT 512MB PCI Express 2.0 for Mac Pro 2008〜 19,800円
NVIDIA Geforce 8800 GT 512MB PCI Express for 初代 Mac Pro 29,800円


Early 2008以降用が売り切れ中ですが、近日入荷予定です。

画像の通り、DVI端子が2つ付いていますが、注意が必要です。2つのコネクタ間隔が約41.5mmで、モニタによってはこれより幅広のDVIコネクタが使用されています。つまり、41.5mmより幅広のDVIコネクタの場合、1つなら問題ありませんが、2つ同時に装着できないことになります。
このカード、Apple 純正品として設定されていたカードです。従って、サードパーティーのモニタが幅広なら、やむを得ない感はあります。しかし、どうしたことか、一部のApple Cinema Displayは幅43mmで2台装着ができません。これは一体!?

もちろん、純正モニタが正常に使えないでは困りますので、Appleも解決策を用意しています。それがこちらです。

DVI_DVIadapter

Apple 純正ナロー DVI-DVI 延長アダプタ
 1,800円

このコネクタ幅は約40mm。このアダプタ1つで、幅広コネクタのApple Cinema Display 2台の装着が可能になります。

尚、「一部のApple Cinema Display」と書いたとおり全てのDVI端子のCinema Displayが幅広なわけではありません。実機で調べたところ、43mmの幅広コネクタの物と、40mmのナローアダプタと同じ幅の物があります。おそらくAppleでも、これはまずいということで、モニタ側のコネクタを変更したのではないかと思います。
本ビデオカード購入をご検討の方は、ぜひ使用モニタのコネクタ幅を実測してみてください。


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2012年05月19日

LaCie eSATA Hub, Thunderbolt 発売!

Thunderboltは超高速インターフェースとして期待されていますが、現時点では対応機器が少なく、あっても高価なのがネックです。
最新Macには搭載されているThunderboltですが、現在モニタ端子としてしか利用されていない方も多いのでは無いでしょうか。せっかくの高性能なインターフェースなので、有効利用したいところです。

現行MacでThunderbolt 以外の外部ストレージ用最速インターフェースと言えば、FireWire 800です。その名の通り、最大転送速度は800Mbps。それよりも4倍近い転送速度 3Gbps を誇るのがeSATA。Thunderboltから手軽に2 ポート eSATAを利用できる製品がLaCieから発売されました。

eSATAHub_TB

LaCie eSATA Hub, Thunderbolt 20,800円

Thunderbolt は最大10Gbps ですので、2台同時利用でも十分な帯域を確保できます。内蔵ドライブはSSD、でも容量が限られるので外部ストレージを活用されている方も多いと思います。外部ストレージも、高速対応にするには本製品がお勧めです。

来週中頃に入荷予定です。ご注文受け付けを開始しました。


vintagecomp at 07:01|PermalinkComments(13)TrackBack(0)Products 

2012年05月18日

SOLIDATA X8 シリーズを大特価販売中!

圧縮効率が高く高性能、ECC エラー補正で高信頼性、という特徴を持つのが、SandForce コントローラー搭載のSSDです。そのSandForce コントローラー搭載で、SATA 3 対応のSOLIDATA X8 シリーズを超特価販売中です。

SOLIDATA25

SOLIDATA X8 2.5インチ SATA 3 SSD 480GB  ¥72,800 ¥49,800
SOLIDATA X8 2.5インチ SATA 3 SSD 240GB  ¥32,800 ¥23,800
SOLIDATA X8 2.5インチ SATA 3 SSD 120GB  ¥18,000 ¥12,800


リード最大550MB/s、ライト最大520MB/s  と超高性能です。私も、MacBook Pro Early 2011で480GBを1年ほど使用していますが、激速でトラブルも無く、大変満足しています。

SandForce コントローラーは、ECC エラー補正機能を搭載し、データーを圧縮することで書き込み回数を減らしているため、原理的に信頼性は確実に高くなっています。しかし、だからといって製品の信頼性が高いとは必ずしも限りません。原理的な信頼性が高い分、信頼性の低い構成パーツを使っても、そこそこに動作する製品もできてしまいます。結局、製品として信頼性の高い物を選ばないと、後悔することになりかねません。

Vintage Computerでは、これまでSandForce コントローラー搭載の2.5インチ SSDに関して、数銘柄販売実績がありますが、その中でSOLIDATAが明確に良い結果が出ています。
Vintage Computerの経験上も、お薦めできる製品です。


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2012年05月17日

VC Podcast News 第328回 配信中

d05c1894.gif週一回のVC Podcast News、5/16(米国時間)収録分を配信中です。

今週は、6月の登場が噂に上っている新型MacBook Pro 15インチについて
、考察してみます。
今回のお買い得情報はSSD特集! この機会に、ぜひアップグレードを。


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2012年05月16日

128K, 512K, Plus用PRAMバッテリ

PRAMバッテリは、Vintage Computer でも人気商品の一つです。中でも、PowerBook G3 Pismo用のPRAMバッテリが一番人気で、今でもコンスタントに売れています。

PramPismo3rd

Vpower PRAM バッテリー PowerBook G3 Lombard/Pismo
 2,980円

これは、Old Mac 復活という趣味的要素もあると思いますが、むしろ必要に迫られてという場合も多いようです。古いファイルが久々に必要になった物の、最新マシンでは開かずOS 9環境が必要。Pismoを引っ張り出してきた物の、PRAMバッテリが消耗していて起動しない、というケースです。10年くらい前の書類がどうしても必要になるってことは、たまにありますよね。

さて、PRAMバッテリと言えば、もっと古く初代Macから使われています。

plusbattery

128K, 512K, Plusバッテリ 1,680円

こちらは、25年ほど昔のマシン。さすがにPismo用ほど売れませんが、昨日も売れました。しかし、なぜ今頃、こんな古いマシン用の新品バッテリが手に入るのでしょうか。
この4.5V バッテリは、パソコン専用ではなく、ポラロイドなどのカメラに広く使用されていたためです。もちろん、日本でもカメラ用として販売されていた時期もありましたが、とっくの昔に販売終了になっています。こちら米国では、日本よりもずっと古い製品用のパーツが手に入る場合が多いですね。お国柄の違いが現れていると思います。


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2012年05月15日

New MacBook Pro 15インチは6月発売!?

と、9to5Macが伝えています。Appleのサプライチェーンからの情報とういうことで、従来の噂レベルの情報よりも、精度は高いかもしれません。私も先日6月発売の予想をしており、順当だと思います。

外観は、これまで散々噂されたMacBook Airのようなウェッジシェイプではなく、従来モデルを薄くしたフォルムになっています。

mpb_bothsides

左側にはMagSafe電源コネクタ、USB 3.0 x2、オーディオ入力、ヘッドホン出力、右側にThunderboltポートx2、USB 3.0ポート x1、SDカードスロットとなっています。
さらに、少なくともオプションとして、Retinaディスプレイを採用ということです。
光学ドライブ、FireWire端子、Ethernet端子が失われています。

確定情報ではありませんが、これを前提にコメントしてみたいと思います。

まず形状について。薄型化のため色々失われる物もあるわけですが、MacBook Airタイプのウェッジシェイプは、薄さのインパクトが非常に大きく、デメリットを十分納得させるものがあります。従来タイプで薄型というのは、待ちに待った新型の割にはインパクトが少なく、デメリットを納得させる外観的な魅力に欠けるのではないかと思います。

いよいよRetinaがMacにも導入されそうです。OS X環境でどれだけ威力を発揮するのか未知数ですが、きっと新たな魅力が創出されるでしょう。問題は、価格。いくらで出てくるのか注目です。

USB 3.0はIvy Bridgeが搭載されるのですから、当然ですね。これは率直に歓迎。FireWireよりも速いわけですから、FireWireが失われるのは、時代の趨勢でしょうね。
光学ドライブは前々から噂されていたとは言え、まだまだ必要な人も多いでしょう。それは外付けで、対応することになります。
それよりも意外だったのが、Ethernetの廃止。確かに、コンシューマーを中心にWi-Fiのみというユーザーも増えていますし、これを契機にWi-Fi化してもらうのも狙いでしょう。しかし、最近企業でのMac導入も増えていると思いますが、企業内では有線のみというところも多いので、今後企業導入の足かせになるかもしれません。

それから、新型プロセッサのIvy Bridgeですが、CPU性能は従来通り、GPU性能は大幅向上、大幅な省電力となりそうです。GPUについては、MacBook Pro 15インチでは別途搭載されるので、このモデルに関してはあまり恩恵がありません。省電力化は大歓迎ですが、性能的にはあまり変わらないと言うことになりそうです。

まとめると、Retina ディスプレイ, USB 3.0を採用、ボディは薄くなり、光学ドライブ、FireWire端子、Ethernet端子が廃止。性能は同等。

さてさて、新型MacBook Pro 15インチ、皆様は魅力的に思えるでしょうか?


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2012年05月12日

メモリスロットユーテリティ問題解消?

Mac Pro Early 2009/Mid 2010 で時折発生しているのが、メモリスロットユーテリティの異常な正常アラートです。

memoryslotutility2

メモリを増設・交換した場合、最初の起動で、このユーティリティが自動的に立ち上がります。推奨構成となっていれば問題無いと表示され、問題があれば推奨構成が表示されます。推奨構成に変更すれば、次回よりこのユーティリティは立ち上がりません。ところば、稀に推奨構成になっているのに、毎回上の正常というアラートが表示されることがあるそうです。(関連記事

表示の通りメモリは全く正常で、動作も問題無いのですが、気持ち悪いですね。Appleのサポートに連絡しても、なかなか明確な回答は得られないようです。どうやらクリーンインストールをすれば、この現象は解消するようです。

弊社のお客様からも、時折本現象のお問い合わせがあり、上記のような回答をしておりましたが、あるお客様はクリーンインストールも大変なため、そのまま使用を続けていたそうです。起動の度にアラートが出るのが気にはなりますが、それ以外実害はないため気になりつつもそのままにしていたそうです。

ところが、先日リリースされたOS X 10.7.4 にアップデートしたところ、このアラートの出現が遂に停止したそうです。

たまたまお客様の環境でのみ解消したのか、10.7.4でスッキリ解消しているのか不明ですが、本現象が気になっている方はぜひ10.7.4にアップデートされてはいかがでしょうか。

同現象を経験されている方は、10.7.4でどうなったか、結果をコメント欄にお知らせいただけますと幸いです。

6/28追記:コメント欄にも解消のご連絡をいただき、10.7.4で解消かと思いましたが、やはり10.7.4でも発生している場合があるようです。OWC Blogに解消方法が掲載されていました。


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2012年05月11日

ワイヤレスチャージャーかUSBか

Vintage Computerでも取り扱っているThe Magic Bar について、Macテクノロジー研究所がレポートを掲載しています。

MagicBar


その中で、いかにももっともな指摘がされていて頷いてしまいました。

「Apple Wireless Keyboardを終始「The Magic Bar 」に乗せて充電したまま使うことは可能だ。しかしそれではワイヤレスでない…すなわち単にUSBキーボードの代用に過ぎなくなる(笑)。」

使用時にはApple Wireless Keyboard単体で使い、使わない時にはキーボードを少しずらしてチャージャーに載せても良い訳ですが、これもUSBキーボードの代用とあまり変わらない気がします。

しかし、Apple Wireless Keyboardはテンキーがなくコンパクト。現在の純正USBキーボードはテンキー付きで幅が広いので、省スペースな純正キーボードがあれば、と思っている方もいらっしゃるのでは?

実は、既にAppleからの販売は終了していますが、10キー無しのコンパクトな純正キーボードは以前販売されていました。これの新品を販売中です。

661-4905


Apple Keyboard USB キーパッド無し 7,980円

コンパクトでシンプルなUSB接続も良いと思います。



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