2023年06月

2023年06月30日

iPhoneが16歳に

2007年の今日6月29日に初代iPhoneが発売されました。16歳となったことから、米国ではiPhoneは車の免許を取れる年齢になった、という伝え方もされています。
発売時間は、変則的で夕方の6時でした。もちろん朝から並びましたが、長かった。その時のブログ記事
Vintage ComputerではApple StoreとAT&Tの両店舗で並ぶ作戦を取りました。Apple Storeはおよそ100番目、AT&Tは並んでいる人数はそう多くはありませんでしたが、やはり入荷数が少なく入手できませんでした。Apple Storeでは6時になって発売されると、列はどんどん進み、意外にすんなりと買えました。これは、当時ユーザーがiTunesに接続してアクティベーションするという方法一択で、一括購入のみとしていたためでした。2代目の3G以降は、店内でアクティベーションするようになったので、地獄の牛歩になってしまいましたね。
発売時には大いに盛り上がったiPhoneでしたが、その後売れ行きは失速。数ヶ月で$100の値下げを行い、既存ユーザーには商品券による返金が実施されました。この辺、Macのデビューと似ていますね。
その後は、通信料金に上乗せする形で割賦販売をメインにすることで、iPhone 3G以降スマホの代名詞となっていきます。

vintagecomp at 13:21|PermalinkComments(0)iPhone 

2023年06月29日

初めてのノートMac

初めて使ったLC 630、初めて買ったPerforma 6210、2台目のPower Mac 6300/150 とご紹介してきましたが、いずれもデスクトップマシンでした。今と違ってノートブックは価格が高く、高嶺の花だったのですね。私が渡米したのが1997年10月ですが、その少し前に近所のコンプマートの店頭に展示されているのを見ました。Powerbook 1400cが28万円、PowerBook 2400c/180が38万円、PowerBook 3400cが50万円ほどだったと記憶しています。正確ではないかもですが、当たらずとも遠からじなはずです。当時の私にとっては、とても買える金額ではなかったですね。
価格的に難しいなら、中古ということも考えられるわけですが、当時のノートブックはデスクトップよりも性能は低く、少し古いマシンだと性能的に辛いものがありました。
そして渡米後1年ほど経った1998年末頃のことです。当時、週末にはコンピュータースワップミートに出かけていました。古いMacや周辺機器が驚くほどの安値で販売されています。ただし、基本As is、保証なしです。ここで、たくさんのVintage Macを仕入れて、Vintage Computer 設立の発端となりました。その日も、128K、SE/30、IIciやDaystarのアクセラはないかと、物色していたところ、なんとPowerBook 2400c/180 が売りに出されているではありませんか。その年の前半で既にディコンになっていましたが、PowerBook 2400c/240はまだ日本で販売中でした。しかし、お高いんでしょう。聞いてみると、なんと$300! これは安い、速攻で買いたいところですが、そんなに手持ちがない。取置きを頼んで、銀行におろしに行きました。
状態も良く、とてもラッキーでした。 コンピュータースワップミートには、オフフィスで入れ替えとなったパソコンを業者が一括で引き取って超安値販売されたりしています。PowerBook 2400cは、まだ入れ替えとなるように時期ではなかったのですが、想像するに小さすぎて使い物にならないと判断されて処分されたのかもしれませんね。
80MBにメモリ増強、そしてNewerのG3カードを入れて活用しました。出張には、仕事用のWindowsノートと、プライベート用のPowerBook 2400cの2台を持ち運んで使っていました。
後々、PowerBook 2400c用パーツの開発マシンとしても活用しました。思い出深い一台です。

vintagecomp at 14:33|PermalinkComments(0)往年の名機/パーツ 

2023年06月28日

お会計画面の改修

昨日は、代引きの取り扱いの終了をお知らせしました。それに伴い、当然サイトのお会計画面も変更しております。

Screenshot 2023-06-27 at 8.55.22 PM



















「お支払い方法」ですが、代引きがなくなっています。従来は、その他を選ぶと「銀行振込」または「代引き」を選んでいました。「代引き」がなくなったので、本来なら3択のみで行きたいのですが、簡単に「その他」を選んで、「銀行振込」としました。少し不便ですが、当面ご容赦ください。

それから、4の配送方法ですが昨年の10月より、日本向けは日通のみだったのが日通とヤマトを併用しております。にもかかわらず、ここの改修は案外複雑でそのまま「日通eペリカン便」と表示していました。今回、無事に「国際宅配便」と表示を変更しました。
日通またはヤマトとなりますが、状況により使い分けております。円安で厳しいおり、できるだけ経費がかからないように選んでおります。お客様の方では、どちらかをお選びいただくことはできませんので、ご容赦ください。

vintagecomp at 13:08|PermalinkComments(0)一般 

2023年06月27日

代引きの取り扱いを終了

長年、代引きを取り扱っておりましたが、取り扱いを終了させていただきました。

理由の一つは、円安の影響もあり、手数料が大幅に上がっていることです。また、最近代引きのご利用が非常に減っており、大幅値上げした場合、さらにご利用が減ると予想されます。
二つ目の理由が、稀ではありますが代引きをお選びいただいて、受取拒否をされるお客様がいらっしゃいます。米国から日本への送料は、海外通販として特別のレートをいただいておりますが、日本から米国への送料はその適用外となり、はるかに高額な送料となります。受取拒否で返送の場合の損害は非常に大きくなってしまいます。
三つ目の理由が、代引き対象外となるケースがあることです。20万円を超えると代引きができません。これは発送前にお知らせできるので、まだ良いのですが、それ以外でも代引き不可となる場合があります。僻地や離島の場合、代引きに対応できる営業所の管轄外となり、代引き非対応となります。これを事前に対象外であるかを確認するのは難しく、発送後に配送業者様から非対応であるとの連絡をいただくことなります。それからお客様にご連絡して、他のお支払いに変更いただくか、キャンセルとしていただくかお選びいただくことになり、お客様にご迷惑をおかけしてしまいます。

上記理由により、大変残念ではありますが、代引きの取り扱いを終了させていただきます。何卒よろしくお願いいたします。

vintagecomp at 13:06|PermalinkComments(0)一般 

2023年06月24日

AirPods Proはあなたと一緒に移動しています

ここ数日、「AirPods Proはあなたと一緒に移動しています」 という通知が連続して表示されました。車で自宅に帰宅した際に表示されました。心当たりとしては、同乗していた妻がAirPods Proを持っていたので、それに反応したのかと。地図でも、同乗していた経路が表示されました。
これは、他人からの迷惑な追跡やストーカーを避けるための機能ですね。AirTagでそのような追跡が可能になり、この機能が追加されましたが、考えてみると他のAppleデバイスでも可能なので、対応するようになったのだと思います。詳しくはこちら
しかし、過去何度も同じような場面はあったはずなのに、数日前に初めて表示され、このところ連続して表示されています。 最近追加された機能かと思えば、昨年すでに報告例がありました。
なぜ、過去には表示されず、今頃表示されるようになったのでしょうね。バスや電車通勤している人は、よく表示されることになりそうですが、しょっちゅう表示されるものでもないようです。どうなっているんでしょうね。 

vintagecomp at 14:06|PermalinkComments(0)Apple Topics 

2023年06月23日

2番目のMac, Power Mac 6300/160 -2

米国に赴任してからアップグレードも施して、十分満足な性能だったPower Mac 6300/160。当時の最速モデルがPower Mac G3、エントリーモデルのiMacもG3チップにより驚きの性能を発揮していました。iMacに比べると、Power Mac 6300/160の性能は大きく見劣りました。

そこに登場したのがG3カードでした。Power Mac 6300/160のAlchemyそしてGazelle用にもG3カードが発売されました。L2 cacheスロットに挿すタイプです。Sonnetや日本のInterware社等から発売されましたが、やはりここは日本製が良いだろうと、Interware社のG3 240MHzカードにすることにしました。日本では当時大変メジャーだったInterware社のG3 カード、こちらではどこにでも売っているわけではありませんでした。しかし、なんと当時米国本格進出を目論んでいた同社は、米国オフィスを開設していました。しかも、自宅のすぐ近くです。早速電話して、直接購入が可能なことを確認しオフィスに出向きました。大きなビルの高層階のオフィスだったと記憶しています。日本人スタッフから、無事購入することができました。
G3 240MHz, メモリ136MB, HDD 8GB と、当時としてはかなり無敵なスペックとなりました。

vintagecomp at 14:11|PermalinkComments(0)往年の名機/パーツ 

2023年06月22日

2番目のMac, Power Mac 6300/160

初めて購入したPerforma 6210でMacの楽しさを存分に味わいましたが、すぐに性能の限界を感じるようになりました。そこで購入後1年半ほどで2台目として購入したのが、Power Mac 6300/160でした。多分1997年初頭のことです。初めて使ったLC 630, 初めて買ったPerforma 6210に続き、3台続けて同じ筐体のマシンになりました。
Performa 6210がPPC 603 75MHzなのに対し、Power Mac 6300/160 がPPC 603e 160MHzで性能差は歴然。ロジックボードは、当時最新のAlchemy。しばらくは、十分満足な性能でした。
当時人気の高性能Macといえば、Power Mac 7xxxシリーズのPCI Mac。しかし、PCI Macは20万円以上で予算オーバー。そこに確か10万円ほどで発売されたPower Mac 6300/160が出て、飛びつきました。
程なくして、アメリカの駐在が決まり当然持っていくことに。渡米したのが、1997年の10月でした。そこで目の当たりにしたのが、周辺パーツの安さでした。本体の方は特に安くもないのですが、 周辺パーツの安さには驚きました。お陰で、アップグレードの楽しさを知ることに。
メモリは最大の136MB、PCI スロットにはビデオカードを増設、CSスロットにはEthernetカード、HDDは1.2GBから8GBへ。また、L2 Cache スロットを備えており、ここに Cache カードを入れて性能アップを図りました。そこから更に性能アップを図っていくことになります。 

vintagecomp at 15:01|PermalinkComments(0)往年の名機/パーツ 

2023年06月21日

Juneteenth

昨日はブログお休みしました。当ブログは、土日、米国祝日はお休みにしています。Vintage Computerも基本、同様です。
昨日は、Juneteenthの米国祝日でした。奴隷解放を祝う日です。2021年に祝日に制定されたた新しい祝日です。そのため、定着しているとは言い難く、お休みにしていない企業も多いです。米国日通、ヤマトも営業しており、Vintage Computerも発送業務を行いました。
日本では、多くの企業が祝日は全てお休みとしている企業が多いと思います。アメリカではそうとは限りません。 独立記念日、クリスマス等メジャーな祝日はほとんどの企業はお休みですが、Juneteenth はじめマイナーな祝日は休みとしていない企業も少なくありません。どの祝日がお休みでどの祝日がお休みでないかは企業ごとに異なり、明確なルールはありません。この辺りは、お国柄と言えるでしょう。

vintagecomp at 23:30|PermalinkComments(0)USA 

2023年06月17日

初めてのMac-3

最初に使ったMacは職場のLC 630、最初に購入したMacはPerforma 6210。大の苦手だったパソコンも、My Macのお陰で楽しく使えるようになり、めでたしめでたし、のはずでした。ところが!職場のMacが1年と経たぬうちにWindows PCに置き換わったのです。最初に職場に導入された際は、Windows 95発売前で、部署ごとに必要に応じて導入されました。ところがその後、Windows 95発売後に全社一斉導入が決まり、Windows PCに置き換わったのです。
せっかく、Macに慣れてむしろ得意になったのに。しかし、心配はしていませんでした。Macを自在に操つれるようになっていたので、Windows 95も戸惑うことはあれ職場で使うには特に問題ありません。ここで私は、先の成功体験からWindows PCを購入することにしました。IBM ThinkPad 535を購入しました。そしてWindows PCの雑誌も購読。しかし、楽しさが全面に出ていたMac雑誌と比べ、どうも勝手が違います。なんだか、学習参考書のような雰囲気が。それでも、Macでもすっかりパワーユーザーになっていたので、同じようにWindowsもモノにできるだろうとたかを括っていました。
しかし、なんかしっくりこない、楽しくない、そこで色々と弄ってカスタマイズ。 ところが、おかしくなってしまい、起動不能に。こんなことはMacでも経験済み。フロッピーが数十枚付属しており、これで再構築すれば良いのです。フロッピーから起動して、再インストール、これで復活!のはずが起動しない(涙)。徹夜で何度もやり直して、何とか起動、しかし購入した時の状態とは色々違う。そんなこんなで、Windowsにはすっかり苦手意識が芽生えてしまい、単純に使うことに徹することにしたのです。そして、Macの方は楽しくいじりまくることに。こうしてMac オタクが誕生しました。 

vintagecomp at 22:45|PermalinkComments(0)往年の名機/パーツ 

2023年06月16日

初めてのMac-2

昨日の続編です。初めて使ったMacは職場のLC 630でした。パソコンが苦手だった私は、これはまずいと個人でもパソコンを購入することにしました。もちろん、職場と同じMacです。名古屋のアメ横でPerforma 6210を買いました。PPC 603 75MHz、15インチモニターとColor StyleWriter がセットになっていました。また、標準500MBのHDDが、特別仕様で800MBとなっていました。
メモリは標準で8MBでしたが、8MB足して16MBにしました。そして同時に28.8kbpsのモデムも購入。苦手なパソコンでしたが、Performa 6210とMac Fan誌のお陰で苦手意識を克服しました。中でも、はまったのがNorton Disk Doctor。フリーズ連発など調子が悪い時にこれをかけると、大抵不具合が検出されました。そして修復すると、不具合も解消。ノートン先生がしっかり診断、治療してくれるアニメーションも面白かったです。また、ベンチマークも面白かったですね。少しでも性能を上げようと、オプションのL2キャッシュを装着してみたり。後にメモリは16MB 2枚の32MBに。とハードウェアのアップグレードの楽しさも味わいました。もちろんインターネットに接続して、niftyのフォーラムを楽しんだり。Mac Fan誌ではワープロや表計算でさえも、楽しい作業的に書いてあって不思議でしたが、その気持ちも少し理解できるようになりました。
記念すべき初めてのMy Mac でしたが、すぐに性能的に物足りなくなってきました。そして、1年ほどで2代目のMacを購入することになりました。




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2023年06月15日

初めてのMac-1

皆様、初めてのMacは何でしょうか。
私の場合、初めて使ったMacは、職場で使ったLC 630でした。OSは漢字Talk 7.5でした。当時は丁度オフィスにパソコンが導入され出した頃。1995年の前半のことでした。
今でこそMacオタクと言われている私ですが、当時は パソコンアレルギー。さっぱり分からずに苦手でした。前職のオフィスに遂にパソコンが導入されました。当時は、まだ全社的な動きではなく、部署ごとに導入を検討していました。私のいた部署は比較的早く導入。まだWindows 95の発売前で、Macが導入されたのも当然の流れではありました。もし、この時Windows 3.1が導入されていたら、私のパソコンアレルギーは続いていたかも。
さて、苦手なパソコンに四苦八苦。苦労して書類を作成したのに、爆弾が出て作業が水の泡になってしまったり、人にいちいち聞きながら、やたらと時間がかかったりと苦戦していました。
当時はMac OSも不安定、LC 630にはメモリが8MBしか搭載されておらず、特にWordは落ちまくってっましたね。
これはまずい!と、個人でMacを購入することにしました。そしてMac Fan誌も購入。 Mac Fan誌では、とにかく楽しいMacという感じで記事が展開されていました。これなら、何とかなるかも、と思ったものでした。しかし、Mac自体の操作やゲーム、ユーティリティソフトが楽しいというのは理解できましたが、ワープロやExcelまで楽しい!というスタンスで書いてあるのには驚いたというか違和感がありましたね。ともあれ、お陰で、苦手意識は薄れていきました。

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2023年06月14日

MacBook Air 13 inchとMacBook Pro 13 inchの価格が逆転

15 inchが追加になったMacBook Air、それに合わせて13 inchも新価格になっています。
MacBook Air 13 inchとMacBook Pro 13 inch、構成的には非常に似たモデルで、価格も似通っています。とは言え、そこはやっぱりプロモデルが少しばかり高い、、、はずだったのですが。
なんと、価格が逆転しています。 

M2 8コアCPU, 10コアGPU, 8GBメモリ, 512GB SSD  の同じ構成の標準モデルだと、MacBook Air 13 inch は208,800円、MacBook Pro 13 inch は206,800円です。わずか2千円ながら、同一スペックでプロモデルの方が安い! 15 inchが新しい分高くなったのか?と思いましたが、米国価格はMacBook Air 13 inch $1,399、MacBook Pro 13 inch は$1499 とプロの方が$100高いです。これは結構大きな逆転ですね。

これは、おそらく価格改定のタイミングの差で設定為替レートが違うためと思われます。 Airと比較できる分MacBook Pro 13 inch の価格差が目立ちますが、おそらくMacBook Pro全体がお買い得になっていると思います。次のニューモデルが出る際にはこの逆転現象は是正されるでしょうし、それ以前に是正される可能性も十分ありますね。以前も7/1付で価格改定されたことがありました。
MacBook Pro 買うなら、今がチャンスかもしれません。

vintagecomp at 12:52|PermalinkComments(0)Mac 

2023年06月13日

Mac Studio 2023

M2 にアップデートされたMac Studio。これまではMac Pro がIntel版だっただけに、実質的にMシリーズMacの最高峰となっていましが、それにはちょっと荷が重い印象は否めませんでした。
今回、M2 Mac Pro のリリースにより、ハイエンドではないハイクラスのプロモデルとしての位置付けがはっきりしたと思います。

最大で M2 Ultra 24 Core CPU, 76 Core GPU、メモリ192GB、SSD 8TBを選ぶことができ、基本性能ではMac Pro 2023と同一仕様となります。となると実質的な違いは、 ほぼPCIe スロットのみ。しかもMac ProのPCIe スロットは現状GPUに非対応、今後対応したとしても補助電源の制限よりハイエンドのGPUは搭載できそうにありません。Mac Proのメリットは非常に限られていると言えるでしょう。
それでいて、価格はM2 Ultraの標準構成(メモリ64GB, SSD 1TB)でMac Studioが 598,800円、1,048,800円と45万円もMac Studioがお買い得です。 M2 Mac Proの登場で、逆にMac Studioの高性能、コスパの良さが浮き彫りになった気がします。新型Mac Proが出るまで我慢と思っていたプロユーザーも、多くはMac Studioに流れるのではないでしょうか。

Mシリーズの登場で非常に微妙な立ち位置となっていたMac Pro 2019、満を持しての Mac Pro 2023の登場でしたが、TBオーバーのメモリのアドバンテージもなくなり、ますます微妙になってしまった気がします。

vintagecomp at 13:45|PermalinkComments(2)Mac 

2023年06月10日

macOS Sonoma

WWDC 2023 でmacOS Sonoma が発表されました。iPhoneのウィジェットとの連携など目新しい機能もありますが、それほど注目の新機能はないように感じました。
当ブログでは、毎回新macOSの地名にこだわっています。私自身カリフォルニア在住なので、 お馴染みの地名だったり、行ったことがある場所が多いです。今回のSonomaはワイン産地として有名ですね。新機能のスローモーションスクリーンセーバーとして紹介されている画像がこれです。

sonoma











これは、Sonomaの葡萄畑でしょうか。デスクトップ画像も葡萄畑をデフォルメしたようなイメージです。私自身ワインは大好きで、やはりこちらでは店頭でもカリフォルニアワインがメイン。Napaと共に最もセレクションが多いのがSonomaです。私が好きなピノ・ノアールとシャルドネの産地です。残念ながら、Sonomaには行ったことがありませんし、サンフランシスコの北側でちょっとワインテースティングの旅行としても地理的に行きにくいところですね。
macOSの地名は行ったことがある場所も多いし、OS名となったのを機会に訪れることもありましたが、 Sonomaは行きそうにないですね。代わりにSonomaワインで乾杯することにしましょう。

vintagecomp at 12:41|PermalinkComments(0)Mac 

2023年06月09日

WWDC 2023 雑感

今回の基調講演は、内容が盛りだくさんでしたね。MacBook Air 15 inch, Mac Studio 2023, Mac Pro 2023, 各OS、そして真打のApple Vision Pro。時間もたっぷり2時間かかりました。

Mac Proの登場で、遂にIntelからMシリーズへの移行が完了しました。最初のM1登場が2020年11月ですから、2年半と少々かかったことになります。M1発表の際には2年で切り替えを進めると言ってましたので、当初の想定よりも半年ほど余計にかかったことになります。やはりMac Proに関しては難しい面も多く、完全には満足できない状態でのリリースになったのではないかと思います。Mac Pro 2023はGPU PCIeカードをサポートしないということですが、これは大きなデメリットですね。GPU用と考えられる補助電源コネクタはあるので、あくまでも現状はサポートしないということだと思います。ドライバーさえ作れば動作するはずですが、現状は性能がうまく出ないのでしょうか。

ジョブズ時代の基調講演は、ジョブズの独壇場でVP陣が少々サポートするという感じでした。クックCEO になってから、色んな人が登壇するようになりましたが、今回は特に多彩な人が登場しました。VPやDirectorだけでなく、マネージャークラスの人も登壇していました。これは、社員のかなりのモチベーションになっているのではないでしょうか。登壇した本人だけでなく、うちのマネージャーが登壇した、となれば誇らしくやりがいが持てると思います。ジョブズはカリスマ性と強力なリーダーシップでApple を導きましたが、クックはうまくチームワークを形成しているように感じます。

Apple Vision Proは、すぐに爆発するようなものではなく、数年かけて育てていくようなプロジェクトと感じました。今後の展開が楽しみですが、紆余曲折ありながらも一つのジャンルを確立するのではないでしょうか。

vintagecomp at 14:35|PermalinkComments(2)

2023年06月08日

MacBook Air 15 inch

このところずっと噂のあったMacBook Air 15 inch。遂に今回のWWDCで発表されました。
15 inch のラップトップといえば、PowerBook G3 以来長年最高峰のラップトップモデルとして君臨していました。MacBook Pro が16 inchとなってラインナップから消えていましたが、15 inch がエントリーモデルとして帰ってきました。

スペック的には、ディスプレイ以外きっちりと13インチと同じ。ピクセルパーインチも224と同じ。つまり表示サイズは全く同じで、表示領域がディスプレイサイズ分広がったことになります。
そんなわけで、目新しさには乏しいですが、13インチでは小さすぎ、でもMacBook Pro ではオーバースペックというユーザーには刺さるでしょうね。案外、そんな人多いんじゃないかと思います。

私自身は、M1 ProのMacBook Pro 14 inch を使用していますが、次はこれでも良いかもしれない。そんなふうに感じています。



vintagecomp at 12:07|PermalinkComments(2)Mac 

2023年06月07日

M2 Ultra Mac Pro 2023

今回のWWDC発表で、噂サイトが軒並み今回はなしとしていたMac Proの発表。今回ありと考えていた私の予想が的中しました。

筐体は2019から変更なし。しかし、中身は大きく変わっています。最後のIntelマシンからM2 Ultraに。遂にIntel Mac 終了です。
M2 Pro のMac miniよりも遅いと言われたMac Pro 2019、24-core CPU, 60-core GPU のM2 Ultraで大幅な性能アップを遂げています。OTOY Octane X のレンダリングで、Mac Pro 2019比7.6倍高速としています。

これはフラッグシップに相応しい完全無欠のプロマシンと言って良いのでしょうか。いや、一点懸念事項があると思われます。Mac Pro 2019の最大メモリは1.5TB、Mac Pro 2023 は”僅か”192GBです。1/8しかメモリを搭載できません。
もちろん、ユニファイドメモリはDDR4よりも圧倒的に高速で、メモリが不足しない状況では圧倒的な性能を誇ると思います。192GBメモリは、プロでも普通は十分な容量で、それ以上のメモリが必要なプロは限られるでしょう。しかし、今回の基調講演でApple自身がM2 Ultra Mac Studioの紹介で、「192GBメモリを搭載することができ、これまで処理することすらできなかった作業もスムースに行えます。」と説明しています。実際、これまでの経験ではメモリ不足で大量のスワップが発生すると、極端に速度低下し実質処理できなくなってしまいます。Mac Pro 2019が1.5TBものメモリを搭載できるのはそのためだったはず。
SSDも超高速化しているため、スワップに入ってもそこまで速度低下しないのでは?という期待もあると思います。そうだと良いのですが、最近の高速SSDを搭載しているMac でもスワップに入るとやはり極端に速度低下するんですよね。
そうは言っても、ユニファイドメモリでTB級のメモリを搭載するのは現実的には不可能ですね。それでも、ユニファイドメモリとDDR5の組み合わせで、ユニファイドメモリ容量内なら超高速、それを越えても高速性能を維持、という構成を期待していたのですが。

実際のところはまだ分かりませんが、圧倒的に高速なMac Pro 2023、ただしメモリ不足になるとMac Pro 2019が逆に有利となる場面もあるのではないでしょうか。そのようなウルトラヘビーなタスクを専門としているユーザーは、Mac Pro 2019を使い続けるかもしれません。

vintagecomp at 13:18|PermalinkComments(2)Mac 

2023年06月06日

WWDCでNew Mac, Vision Proを発表

WWDC初日の基調講演で、最新OS, New Mac, Vision Pro が発表されました。
最新OSの発表は恒例行事ですが、MacはMacBook Air 15 inch, M2 Mac Studio, M2 Mac Proが発表されました。噂サイトでは、 M2 Mac Proの発表を予想したサイトはほぼありませんでしたが、私の予想が的中です。Macについては、改めて。今回は、今回の目玉 Vision Pro を取り上げたいと思います。

元々発表は確実視されていました。新型 AR/VR ゴーグルが$3,000と噂されていました。類似の製品としては、Meta Quest 2が$299、Meta Quest Pro が$999 ということでいくらスペックが上がっても$3,000はいかにも高い。そもそも個人的にはメタ関連については、一部の愛好家のためのもので、誰もが使うメインストリーム製品とはならないと考えていました。なので、この新製品にはまるで期待していなかったのですが。そして出てきた価格は予想よりもさらに$500高く、日本円では約50万円。ごリャダメだ、、、 とは思いませんでした。

今回の基調講演を見て、当初の印象とは異なり、 AR/VR ゴーグルという限定的な製品ではなく空間コンピュータと呼ぶべきものでした。いや、従来のMacやiPadの機能も兼ね備えた未来のパソコンと言っても良いのではないでしょうか。従来のパソコン機能を高度に拡張した上でAR/VR も扱える新しいプラットフォームと言えるでしょう。単純に現在のパソコンの発展形と考えても、間違いではないと思います。

とはいえ、$3,499は高くて個人的にはとても手が出ません。Appleとしては最高の環境を用意した上で、ディヴェロッパーを呼び込む必要があったのだと思います。そしてAppやコンテンツが出揃ったところで、Proが外れた廉価版Apple Vision が出るのでは。廉価版のApple Vision 、出たら買います!

株価は予想よりも更に高い価格からか落ちていますが、これは浅はかな見方では。個人的には、今後に非常に期待しています。



vintagecomp at 13:03|PermalinkComments(0)Apple Topics 

2023年06月03日

日本のiPhoneは世界一安い

当地週明けには、WWDC が開幕します。何が発表されるか!

ビューンでMac Fan 7月号を読みました。「Macの知恵の実」 で、「日本のiPhoneは安いのか?」を取り上げていました。円安による値上げで割高感が高くなった昨今ですが、ドルに換算すると実は世界で一番安いということでした。円安で円価格の値上げ実施、とは言えそのまま値上げするとあまりに急激な値上げになるため、結果として世界最安になったのでしょうね。
まず表示価格は、 米国に次いで2番目の安さ。しかし米国はセールスタックスを含まない外税、日本は消費税を含む内税。「たとえば、カリフォルニア州のアップルストアだと8.25%の売上税がかかり...」日本の方が安くなると説明されていました。
概ねその通りなのですが、ちょっと違います。カリフォルニアのセールスタックスは、州の取り分、カウンティの取り分、シティの取り分があり、それぞれの税率が定められています。従って、シティ(市)ごとに税率が異なります。おなじみの都市では、ロサンゼルスが9.5%、サンフランシスコが8.625%です。最低で7.25%、最大で10.75%です。
しかし、記事の8.25%はどこから出てきたのでしょうね? 平均でもないですし、8.25%を採用しているシティは、いずれも馴染みのあるメジャーな都市ではありません。
ちなみに、税率の変更はちょくちょくあり、それが日本のように大きなニュースとなることはなく、知らないうちに変更されていることがあります。ロサンゼルス近郊の日本人が多く住むトーランスでも、少し前まで9.5%でしたが、10%になっていたというのを今回の調べ物で知りました。よく買い物するんですけどね。

vintagecomp at 13:29|PermalinkComments(0)USA 

2023年06月02日

Twitter アカウントが凍結?

Twitterより以下のメールが!

Screenshot 2023-05-30 at 11.51.09 AM












凍結を回避するために、新たなアカウントを設定したために凍結、ということのようです。そんな!
全く心当たりないですし、 Twitter アカウントはこれ一つのみです。裏垢などありません💦
なんで凍結? と思いましたが、過去ツイートは表示されているし、新たなツイートも問題なく投稿できます。てことは、これはフィッシング?
返信先はnotify@twitter.comだし(これは簡単に偽装可能ですが)、ついているリンクも全てtwitter.com/xxx で怪しいようには見えません。怪しく見えないように偽装したのか、それともTwitterからの間違いアラートなのか。
まあ、もう気にすつ必要もないのですが、一体なんなんでしょう?

vintagecomp at 13:31|PermalinkComments(3)一般 

2023年06月01日

Vintage Computer チャンネル第251回〜Mac Pro 2009-2012 電源交換〜

Vintage Computer チャンネル今回は第251回です。ぜひチャンネル登録をお願いします。

Vintage Computerの人気商品の一つが、Mac Pro Early 2009 - Mid 2012 の電源。もう10年選手ですから、故障も増えています。先日もお客様から
「電源を購入したいのですが、自分で交換できるでしょうか?」
との問い合わせをいただきました。それは、このYouTubeチャンネルでご確認ください、と回答しようと思ったのですが、探してみると電源交換のみを取り上げた回はありませんでした。いや、電源交換やったはずだがと思いましたが、実際はバラシ全般を取り上げており、そこで電源交換していました。
これだと検索などで見つけるのも難しいし、というわけで改めて電源交換のみを取り上げることとしました。

 
Mac Pro Early 2009 - Mid 2012 電源絶賛販売中です。

Mac Pro Early 2009-Mid 2012用 電源 15,800円

人気商品ですので、売り切れないうちにぜひ!

vintagecomp at 13:09|PermalinkComments(1)YouTube チャンネル 
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