2006年03月15日

Sonnet CPUカードのFirmware アップデートの謎4

Sonnet EncorePower Mac G4用のCPUカードには、メーカーの提供するFirmware アップデート(パッチ)を当てないと、起動すらしないものがあります。詳しい方なら、7447/7457 CPUはパッチが必要、7455は不用と言うことをご存知のことと思います。
Sonnetの例でいくと、1GHz
, 1.33GHz, 1.4GHzは7455でパッチ不用、1.8GHzは7447でパッチが必須となるわけです。ところが、最新のSonnetの製品では、7455の1~1.4GHzのカードでもマニュアルにおいてFirmware アップデート(パッチ)を当てるよう指示されています。これは一体どういう事か?
私自身疑問に思っていたので、Sonnetに尋ねてみました。その結果、次のことがわかりました。
従来パッチ自体が付属していなかったころは、当然パッチは当てずにOS XではSonnetCacheというソフトをインストールしていました。SonnetCacheには、その名の通りCacheを認識させる機能と、システムプロファイラでクロックを正しく認識させる機能があります。G4用のカードにおいては、これがなくてもCacheは正しく認識しますので、主な役目はシステムプロファイラの表示修正と言うことになります。そして、Sonnetの最新のFirmware アップデート(パッチ)には、このSonnetCacheの機能が入っていると言うことでした。
つまり、Firmware アップデート(パッチ)を行うと、SonnetCacheが不用になるわけです。SonnetCacheはkextファイルなので、OSのバージョンアップによって正常に動作しなくなる場合があります。そのため、Tiger 用のバージョンがリリースされたりしています。Firmwareだと、OSバージョンは関係ないわけですね。
Sonnetとしては、OSバージョンによって機能の一部が働かなくなることを回避し、CPUの種類によってセットアップの方法が変わるという煩雑さを無くす狙いのようです。
そんなわけで、マニュアル通りFirmwareパッチを当てていただいても良いわけですが、この辺の事情をご理解いただいてパッチを当てないという手もありです。7455 CPUではパッチを当てなくても問題なく起動します。そして、
システムプロファイラの表示がおかしくなければパッチは不用と言うことになります。
もちろん、7447 CPUの場合、パッチを当てないと全く起動すらしませんので、お気をつけください。


トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by setuper   2006年03月15日 13:53
現在G4 DA466を使用しています。(OS10.3.9)
少し前にsonnet G4 1Gを導入しました。
別段ファームにパッチを当てる事も無く、またSonnetCacheも導入する事も無く使用しています。
システムプロファイラ上も問題無く表示されているようです。この場合でもパッチまたはSonnetCacheの導入は必要なのでしょうか?
(1.2Gや1.33Ghzのカードの場合などもいかが物なのでしょうか?)
2. Posted by Muto@VC   2006年03月16日 02:38
わかりにくかったと思いますので、説明を追加しました。
1GHzの場合、どんな組み合わせでもクロックは正しく認識されますので、パッチは全く不用です。
他のクロックの場合、本体との組み合わせによってはクロックが正しく認識されない場合があるので、パッチを当てることによってそれが修正されます。
クロックが正しく認識されない場合でも、一部のクロック依存のアプリに影響があるのみで、通常の動作には問題ありません。
また、パッチ不用の状況でパッチをインストールしても、害はありません。
3. Posted by car03000   2006年03月21日 18:35
5 不思議に思っていたことの、謎が解けました。
ありがとうございます。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール

Harry

Archives