2007年11月20日

Sonnet CPUカードのFirmware パッチとLeopard3

Sonnet のCPUカードのFirmware パッチに関して、少々複雑な状況になっておりますので、ここでまとめておきます。
現時点の、最新バージョンが3.1。OS 9用の「Crescendo/Encore Processor Upgrade Software」とOS X用の「Encore Firmware Updater Installer」が用意されています。このバージョン3.xのFirmware パッチには、二つの役目があります。

1. Power Mac G4に対応していない7447 CPUを対応させること。
2. 誤認識されるクロックを修正すること。

クロックがFirmwareレベルで正しく認識されるようになるため、Leopardのインストールも問題なく行えます。めでたしめでたし。
そのため、本来パッチが不用な7455 CPUでも、2のためにパッチを当てるようにマニュアルでは指示されています。

ところが、バージョン2.xのFirmware パッチの場合、1の7447 CPUの認識のみの役目しかありません。では、どうやってクロックを修正したかというと、SonnetCacheというExtensionをインストールすることにより修正していました。しかし、これではGiga Designsや FastMac 同様、誤認識されるクロックでは、Leopardをインストールできません。
バージョン3.xは、去年の暮れまたは今年はじめあたりから、製品に付属するようになりました。2.xでパッチを当てた方は、Leopardのインストール前に、3.1でパッチを当て直してください。
尚、2.xのOS X用は存在しませんので、OS Xでパッチを当てられた方は、大丈夫です。

それから、このOS X用の Encore Firmware Updater Installer 3.1 ですが、Leopard 非対応です。つまり、Leopardをインストールされた状態でパッチを当てようとしても、上手くいきません。
従って、10.3.xまたは10.4.x環境で、パッチをインストール、その後10.5にアップデートという順序が必要になります。

Sonnetでは、10.5対応パッチを検討中とのことですが、少し時間がかかりそうと言うことで、当面上記方法が必要になります。




vintagecomp at 10:55│Comments(3)TrackBack(0)テクニカル 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 晴れ時々   2007年11月20日 22:18
Mutoさん
まだ掲示板が変ですよ!

書き込みしましたが、反転後に古い書き込みデータが表示されその後に更新すると新しい物になるような現象がおきてます。

異常な投稿スパムに刺激されてる様に見えますが、大丈夫でしょうか?
2. Posted by じじい   2007年11月20日 23:22
肝心のメインwebサイトも古いのに戻っているような!

メンテ中ですかね?とにかく掲示板の馬鹿スパムは緊急事態かと存じます。
3. Posted by Muto@VC   2007年11月21日 04:57
ホスティング先でメインテナンスをやったようですが、何かの間違いで、2005年10月時点の状態にまるごと入れ替えてしまったみたいです。
現在のBBSは、スパム防止のフィルタを入れていますが、当時は入れていなかったので、自動送信スパムがすごい勢いで投稿されていますね。とりあえず、停止としました。

ホスティング先に復旧を依頼中ですが、それまで、サイト停止状態となります。
御迷惑をおかけしますが、しばらくお待ちください。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール

Harry

Archives