2008年05月07日
QuickSIlverの電源をGE/DAに流用

Gigabit EthernetやDigital Audio の電源容量はあまり余裕は大きくありません。それでも、CPUアップグレード プラスアルファ程度でしたら問題ありませんが、フルチューン状態になってくると電源容量不足に見舞われる場合があります。同じスペックでも、純正ノーマル電源で問題があったりなかったりするので、電源の劣化の影響もあるようです。こういう場合は、電源の容量アップが望ましいわけですが、電気用品安全法の影響で、以前はみかけたATX 改造電源は販売されていません。
ユーザーの手で改造する手もあるわけですが、Gigabit EthernetやDigital Audioは22ピンで、一般的なATX電源とはピン数が異なるので、結構面倒です。また、改造を行っても、以下の問題があります。
1. ADCが使えない。
2. Digital Audioでは、FireWireが使えない。
3. 品質の確かな電源を使わないと、動作不安定になる場合がある。
そこで、後継モデルのQuickSilverはどうかというと、同じ22品でピンアサインもほぼ一緒です。ほぼというのは、9ピンが異なるのですが、Gigabit EthernetやDigital Audioは9ピンを使用していないので、9ピンを抜いてしまえば同じになります。
それで、肝心の電源容量ですが。
3.3V/5V
GE/DA 126W
QS 120W
僅かながら、下がっています。
+12V
GE/DA 96W
QS 156W
こちらは、大きなアップです。
電源付属のご相談は、GE/DAでは時折受けるのですが、QSではほとんど聞きません。+12Vの容量アップが効いているのではないかと思います。
QSの電源から9ピンさえ抜いてしまえば、GE/DAで使用できますし、1〜3の問題もありません。これは結構有効な手段ではないでしょうか。
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