2010年08月27日

iMac 27インチ Mid 2010 SSD用パーツ

新型iMac 27インチ Mid 2010で、目立たないけれども、ホットな変更点があります。それは、BTOでSSDが追加できるようになったこと。SSDを選ぶのではなく、SSDの追加です。つまり、3.5インチのハードドライブが付いたまま、2.5インチのSSDを追加することができるのです。
SSDを起動ディスクにして激速に、そして大容量ハードドライブで容量不足とは無縁という組み合わせは最強ですね。問題は、SSDオプションを選ばなかった場合、後からポン付けできるかという点です。結論から言うと、標準モデルにはSSDのマウンターが装着されておらず、ポン付けできません。アップルの意地悪!

そこで、SSDモデル専用の純正パーツを入手し、検討を行いました。今回実機は用意できなかったので、以下が大変参考になります。

Spirica ブログ
OWC Blog

iMacSSD

(右クリック、「イメージを新規ウィンドウで開く」で拡大します)

専用パーツは4点です。
1. 2.5インチSSDマウンター
2. ドライブ取り付けビス
3. SATAケーブル
4. 電源ケーブル

SSDマウンターが肝となるパーツですね。これについては後述します。
ビスは、ネジ部は普通のHDD用ビスですが、頭が極薄です。極薄でないと、干渉してしまいます。このネジは、1本$5もするので、何とか代用品で済ませたい。
SATAケーブルは、片側がアングル付き、片側がストレート。何の変哲もないケーブルですが、これまた純正品は激高。これも代用品で済ませたいところです。
そして、でかい電源ケーブル。標準モデルとの違いは、ドライブ用のコネクタが2つになっている点。標準モデルのケーブルは、コネクタが一つのみです。これは、Y型分岐ケーブルを使うことで、代用できそうです。

さて、肝心のマウンターがどう付くかですが、実際に付けてみました・・・

iMacSSD2

ではなくて、OWCの画像を原寸大に拡大し、その上にマウンターを載せてみました。画像の上から被せているだけなので、マウンターが一番上ですが、実際にはマウンター下部はグラフィックユニットの下に潜り込む形になります。
取り付けには、グラフィックユニットを外したり、ロジックボードをずらしたりする必要があるので、難易度は高めと言えそうです。それでも、SSDが追加できるのは魅力的ですね。

純正パーツ以外で代用できそうなパーツを、手配しました。揃いましたら、SSD後付キットを発売の予定です。しばらくお待ちください。


vintagecomp at 09:12│Comments(1)TrackBack(0)テクニカル 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by IndianaKim   2010年09月26日 11:08
5 はじめまして。アメリカに住んでいる韓国人です。
SSD装着後の写真も見たいんですが、お願いできますでしょうか。
応援してますので開発頑張ってください!

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール

Harry

Archives