2010年10月20日

Appleが2010年度第4四半期決算を発表、史上最高の業績!

10/13のエントリーでも取り上げましたが、やはり予想に違わず、史上最高の業績でした。

売上高は203億4000万ドル(前年同期比66%増)、純利益は43億1000万ドル(同70%増)と、ブッチギリの史上最高の四半期業績でした。これは同じく史上最高を予想していたアナリストの予想も大きく上回っています。これで、2010年度の会計結果が揃ったわけで、年間を通しても最高の業績になっています。

この牽引役が、好調だったiPhoneとiPadのお陰としている報道もありますが、ちょっと待った。Macの販売台数も過去最高の389万台で、前年同期比では27%増となっています。また、iMacが特に好調だったとのことで、安い機種しか売れない他メーカーをよそ目に、台数以上に売り上げに寄与していると思われます。と言うわけで、Macの躍進も見逃してはいけませんね。Mac 贔屓としては、ここ重要。

そして唯一のマイナスポイントだったiPhone 4のアンテナ問題でしたが、結局iPhoneは前年同期比91%増の1410万台。アンテナ問題も、全体としてはそう大きな問題にはならなかったというでしょうか。

さて、今回の決算発表ではジョブズが重要なコメントを出しています。7インチサイズのiPadの噂が絶えませんが、ライバルの7インチタブレットを、「DOA (Dead on arrival)」とバッサリ切り捨てています。
DOAは、こちらでは普通に使う用語で、即死とか荷物が壊れて届いた時などに使います。到着時から壊れているも同然の使い物にならないデバイス、ってことでしょうか。辛辣ですね。私も7インチiPadには、Appleらしくないと思っていたのですが、やはりこれは当分なさそうです。
ジョブズはまた、「年内にまだサプライズを用意している」と表明したそうですが、早速明日はApple Special Event。目が離せませんね。



vintagecomp at 08:47│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール

Harry

Archives