MacBook Pro 17インチ Late 2011モデルのSSD問題

MacBook Pro 17インチ Late 2011モデルで、後付のSSDを認識しない、認識はするものの十分な性能が出ないというトラブルが起きています。
純正のSSDでは問題は無いのでAppleに相談することもできず、また後付のSSDは他の機種では問題無いため、難しい対応になるケースもあるようです。問題が出るにつれ、MacBook Pro 17インチ Late 2011モデルは動作保証対象外、としているショップもあるようです。

何とも不可解な現象でしたが、SATAケーブルのシールド不良により、SATA 3.0 (6Gb/s) 対応ドライブで問題が発生することが報告されています。
なるほど、純正SSDやHDDで問題が無いのは、SATA II対応ドライブだからですね。SATA 3.0 SSDの場合、認識しなかったり、認識しても13インチや15インチより性能が劣ってしまうことが確認されています。
Appleの設計上の不具合とも言えそうですが、純正の設定ドライブはSATA IIのみですし、SATA 3.0対応をスペック上で保証しているわけではないので、現時点でAppleに修理依頼するのは難しそうです。

SATAケーブルのシールド不良が原因と言うことなので、ケーブルをアルミ箔などでシールドしてやれば、問題は解消するようです。上級ユーザーの方は、ご自身でシールド作業を行って、SATA 3.0 SSDにチャレンジするのも手ですが、そこまでチャレンジャーになれないという場合は、SATA II対応SSDにするのも一案です。



RunCore Pro V 2.5インチ SATA II SSD 240GB, データー移行キット付き　49,800円

SATA II 最速クラスですので、HDDはもちろん、純正SSDよりも高速ですので、十分な性能アップが期待できます。Macのノートブック最高峰としては、困った不具合ですが、現時点では安定動作重視でSSDを選択した方がよいかもしれません。