2011年12月03日

iPhotoの写真を復元

昨日、友人KさんからSOSの依頼。iPhotoの写真五千枚の大半が消えてしまったとのこと。何とかなりませんか?ってことで、MacBook Airを持ってきていただきました。

Unknown

MacBook AirとiPadを接続して、同期中にバッテリ切れになってしまい、復活したら写真が消えていたそうです。
iPhotoを見てみると、白紙の写真がズラッと並んでいます。どうやら、フォトデーターベースが壊れてしまったようです。そんなときのために、iPhotoには「フォトライブラリを再構築」という機能が用意されています。Commandとoption キーを押しながら、iPhotoを起動すると、「フォトライブラリを再構築」のウィンドーが出てきますので、不具合の際はこれを試してみましょう。この種の不具合の多くはこれで解消するはずです。再構築には時間がかかるとの表示もあったので、昨日はこれを持ち帰ってやってみるように説明して終わりました。これで上手く行くと良いんですが・・・

さて、今日になってまたSOS依頼。残念ながら上手くいかなかったとのこと。TimeMachineのバックアップを取っていれば復元は簡単ですが、バックアップは取っていないとのこと。

そこで考えた手段は、オリジナルの写真を取りだして、再度iPhotoに読み込ませる方法。オリジナルの写真は、以下にあります。

Home/Pictures/iPhoto Library/Masters/

iPhoto Libraryは、そのままでは開かないので、右クリック「パッケージの内容を表示」で開きます。そして、このMastersのフォルダーを、適当な場所にコピーします。この中身を確認すると、失われた写真ファイルの数々がある! 青ざめていたKさんの顔に、希望の笑みがこぼれてきました。

その後のことを考えると、ここでおかしくなった写真をiPhoto上で全部消してしまうのが良いですね。もちろん、バックアップは取っておきましょう。
そして、iPhoto上で「ライブラリに読み込む」を実行します。すると、お目当ての写真の読み込みが始まりました。今回は、念のため読み込みが終わるまで確認し、無事完了。見事、全ての写真が復活しました。順番も、しっかり時系列が保たれています。
読み込み中、見えていたのは過去数年分の家族写真。とても楽しそうな良い写真ばかりです。これが失われてしまったら・・・ ショックは大きいですね。

Kさん、バックアップは取っておきましょうね。



vintagecomp at 09:31│Comments(0)TrackBack(0)

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