2012年01月24日

MacBook Air 2010/2011 純正SSDの謎に迫る!

MacBook Air Late 2010が発売された時、注目されたのがSSD容量。純正で、13インチは最大256GBの容量、11インチは最大128GBの容量でした。なぜ、11インチに256GBが設定されていないのかが、話題になりました。
考えられるのは、差別化か物理的制約。そして程なくわかったのが、128GBまでは片面実装、256GBは両面実装で厚くなっていること。おそらくは、物理的制約で11インチには設定されていないというのが、ほぼ定説になっていたと思います。

しかし、Mid 2011モデルでは11インチにも純正で256GBが設定されています。ということは、実はLate 2010でも256GBは装着可能だったのか、あるいは本体かSSDに変更が加えられたたのかということになります。

この度、純正採用されているTOSHIBAの256GB SSDを入手しましたので、実際に調べてみました。

上が、TOSHIBAの256GB SSD、下は11インチモデルにも公式対応しているOWCのSSDです。

TOSHIBASSD-1

二つのSSDの厚みを比較。

TOSHIBASSD-2

写真ではちょっとわかりづらいですが、チップの厚み、基板の厚みとも、ほぼ同じに見えます。

実際に装着したところ、問題無く装着できました。(2012/3/6追記:ロジックボード上のメモリチップと干渉しますが、OWC SSDと同じ状況です。)

TOSHIBASSD-3

もちろん、動作も問題無しです。

結論:TOSHIBAの純正256GB SSDは、MacBook Air Late 2010 11モデルにも搭載可能。

純正SSDは、TOSHIBAの他Samsung製も採用されています。Samsung製の方がベンチ結果は若干速いのですが、信頼性の高さからTOSHIBA製を好む方も多いようです。
本SSDは、近日追加入荷、発売を開始予定です。純正採用品ならではの信頼性の高さが魅力です。ご期待ください。


vintagecomp at 07:44│Comments(2)TrackBack(1)テクニカル 

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1. MacBook Air 11インチ(Mid 2011)の256GB SSDは両面実装だった。  [ パワーリンゴ ]   2012年01月24日 11:02
VC社長日記『MacBook Air 2010/2011 純正SSDの謎に迫る!』にて、興味深い事実を知ったトビフシコです。

この記事へのコメント

1. Posted by d.d.d   2012年03月06日 10:48
御社にてMacbookAir用のTOSHIBA製256GB SSDを購入させて頂きまして、早速取り付けてみたのですが、2010モデルではSSDの真下にあるメモリと干渉してしまいます。取り付けられない事は無いのですが、ビスをきっちり締め込むとSSDがしなります(汗)
ちょっと心配ですが、ビスをゆるく締めた状態で使用することにしました。
現在リカバリを終え、今のところ問題は無く動作してます一応…
2. Posted by Muto@VC   2012年03月07日 06:02
確かにメモリチップと干渉しますが、2010 11インチ対応のOWCも同じ状況です。OWC SSDも1年以上の実績がありますので、この状況で問題無いと判断しました。

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