2012年06月15日

新型MacBook AirとMacBook Pro RetinaのSSDコネクタは?

新型MacBook AirのSSDは基調講演でも、読み込み速度が500MB/secと発表されました。この時点で、SATA 3が確定です。これまで、2010モデルはインターフェースがSATA 2, 2011モデルはインターフェースこそSATA 3ながら使用される純正SSDはSATA 2ということで、速度はSATA 2のまま。2012モデルで遂にSATA 3となったのは喜ばしいことです。また、2012モデルは512GBの容量まで設定されています。
2011モデルはインターフェースはSATA 3のため、2012モデル用の純正SSDを流用すれば、大幅性能アップ+容量アップも可能となるのでは、と期待されました。問題は、コネクタが同じなのか。

早速OWCが新旧MacBook AirとMacBook Pro Retinaのコネクタ写真を掲載していました。

2012SSDs

う〜〜む、残念ながらコネクタが幅広になっており互換性がありません。新型はmini PCIeの形状(訂正:mini PCIeに似た形状)ですね。新型 MacBook AirとMacBook Pro Retinaのコネクタは同一です。写真でもわかるとおり、Retinaの方がカードが幅広です。物理的な互換性は無さそうです。

結局、上の写真の3機種において、それぞれ専用のSSDを用意する必要があるという、ちょっと残念な結論です。
いずれにしろ、
近日中にニューマシン用のSSDの取り扱いを開始したいと考えています。

vintagecomp at 05:36│Comments(2)TrackBack(1)テクニカル 

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1. MacBook Air mid 2012のSSDは従来モデルと物理的な互換性なし。  [ パワーリンゴ ]   2012年06月15日 10:03
昨日の時点で判明したようですね。VC社長日記さん『新型MacBook AirとMacBook Pro RetinaのSSDコネクタは?』の記事にて、画像付きの比較が紹介されています。元記事は互換フラッシュストレージ(以下SSD)を作っているOWC BLOG『New 2012 Macs Means New OWC SSD Designs』

この記事へのコメント

1. Posted by 通りすがり   2012年09月13日 08:13
1 ×mini PCIeの形状
○mini PCIeに似た形状

接点の数も切欠きの幅もコネクタ全体の幅もmini PCIeと全く違うじゃん。
面実装のmini PCIeコネクタを所有しているから Retina用SSDの変換アダプタでも作ろうかと思ったら、
物理的に刺さらなくてがっかりした。

趣味みたいなブログを信じちゃいけないね。
2. Posted by Muto@VC   2012年09月13日 09:06
通りすがり様
大変失礼いたしました。
私も、この画像を見た時にmini PCIeの形状と思ってしまいました。
その後実機を見て、mini PCIeとは違うと確認しましたが、この記事のことすっかり忘れておりました。申し訳ないです。
USBアダプタは10月になりそうです。

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