2013年06月19日

新型Mac Proのページが公開

WWDC 2013でもっとも話題をさらったのが、新型Mac Proだったと思います。現実に購入するのは、限られたプロ、セミプロユーザーだけだと思いますが、一般の人達にも与えたインパクトは大きかったと思います。これぞ、フラッグシップ!

その新型Mac ProのページがアップルのWEBサイトに掲載されています。

MacPro2013
























CPUは、Xeon E5 最大 12 Core、グラフィックスはAMD FirePro を2基搭載とフラッグシップに相応しい構成。しかし、細かく見ていくと、弱点も見えてきます。

ま ず、メモリが4スロット。現行が8スロットからすると半減です。ただ、これは予想ですが、32GBメモリの登場で、最大128GBまで対応するのではない かと思います。現行のOS Xでは最大96GBまでしかメモリを使用できませんが、おそらくOS X 10.9では、128GBまで対応可能になるのではないかと思います。そうなると、希望的観測ですが、現行Mac Proも128GB化が可能になるかもしれません。
それから、一番の問題がストレージ。PCIe接続で、1250MB/secの超高速性能を謳っ ていますが、内蔵できるのは1基のみ。おそらく、最大容量は1TBあたりと思われますので、これは貧弱です。グラフィックカードの裏側に2基ずつ、合計4 基搭載できるようにしてほしかったところです。
ストレージの拡張は、Thunderbolt 2でということはわかりますが、単体である程度の拡張性はほしかったところです。これはぜひ、2014モデルで対応して欲しいですね。

CPUは、最大12 Coreとなっているので、下位モデルは、8 Coreや4Coreも設定されると思います。果たして、エントリーモデルの価格はどの位でしょう。298,000円からと予想したいところですが、もっと行きそうな気もします。

WWDC では、10年先を見越した筐体デザインと紹介されました。さすがに、10年は持たないだろうと思いましたが、現行のMac Proの筐体デザインは、PowerMac G5譲り。PowerMac G5は、2003年6月登場ですから、既に10年経っているんですね。やはり、本気で次の10年を担う筐体なんでしょう。
登場が楽しみです。



vintagecomp at 09:00│Comments(4)TrackBack(0)Apple Topics | テクニカル

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この記事へのコメント

1. Posted by Mavv   2013年06月19日 09:41
>内蔵できるのは1基のみ
 この感じだと、Fusion Driveの設定もできなそうですよね。

>現行のMac Proの筐体デザインは、PowerMac G5譲り
 Appleマークの入った側面パネルを開いて内部にアクセスし、そのユニットの下側前後に脚、上側前後に取っ手が配置されているというコンセプトに限れば、実にYosemiteにまで遡れるんですよね。
2. Posted by Muto@VC   2013年06月20日 06:38
Mavv様
内蔵ストレージの貧弱さを補うため、おそらくMac Proの外観にマッチするThunderbolt 2 ストレージを純正で用意すると予想します。
3. Posted by あちゃ   2013年06月20日 18:15
Thunderbolt 2 外付け短筒ゴミ箱!???笑。私はこの円筒形好きですけど・・・。
4. Posted by Muto@VC   2013年06月21日 07:33
本体と相似形の円筒型ストレージは、十分可能性はあるでしょうね。ただ、円筒形が2台並ぶとあまり格好良くない気もします。実際どうなるでしょう。

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