2014年02月22日

アップルの修理と自己修理、どっちがお得?

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さて、Macが壊れた時に、アップルに修理を依頼するのと、Vintage Computerでパーツを購入して自己修理をするのはどちらがお得なんでしょう。

それは、工賃分自己修理の方が得でしょう。

という答が返ってきそうです。実はこれ、正しくありません。
アップルの修理は、基本機種毎の均一料金となっています。料金は、機種によって異なるわけですが、概ね4, 5万円前後になります。以前は、アップルのWEBサイトに金額が明示されていましたが、現在は明示されていません。ただ、修理を受けた方の情報より、均一料金に変わりはないようです。正確な額は、アップルにご確認ください。
ロジックボードや液晶など高額なパーツが壊れても約5万円、安価な小パーツの交換でも、約5万円が必要になるわけです。

従って、高額パーツの交換が必要なら、アップルでの修理がお得。均一料金より安いパーツなら自己修理がお得となります。
高額パーツの代表が、ロジックボードや液晶です。機種により異なりますが、パーツ代は10万円程度となってしまい、アップルでの修理が圧倒的にお得です。従って、Vintage Computerではこれらのパーツは基本的に、取り扱っておりません。

比較的故障の多いのが電源。iMacの電源は、1万8千円から2万円程度。これなら自己修理がお得ですね。意外にも、交換は比較的簡単です。

ノートマシンで多いのが、ファンがうるさくなること。これ放置している人も多いと思いますが、ちょっと危険です。ファンがうるさくなったのは、ファンの寿命が近いことの危険信号。この段階が過ぎると、ファンがロックしてしまいます。
「最近うるさかったのに、静かになって良かった。」
なんて喜んでいると、最悪CPUオーバーヒート、ロジックボード故障となってしまいかねません。
ノート用ファンは、5千円前後ですから、早めに交換して静音で快適に使いたいものです。

それから、よく受けるのが「私でも作業できますか?」と言う
御質問。これは、その方の技量次第ですので、一概にはお答えできません。最近は、分解方法の解説サイトもあるので、以前よりはぐっとハードルが下がったと思います。これらの情報より、ご自身で対応可能かどうかご判断いただければと思います。

ちなみに、アップルの均一料金は、壊れてしまった場合に限ります。落としたり、コーヒーをかけてしまったり、と言うケースでは、パーツと工賃が請求され、通常はかなり高額な修理代金となります。


vintagecomp at 07:14│Comments(2)TrackBack(0)テクニカル 

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この記事へのコメント

1. Posted by hiro   2014年02月26日 12:49
まさに、丁度こちらでMBPのファンを購入し、先日交換しました。
正規部品が簡単に購入出来ることに感謝します。
朝、電源を入れると、回転数が下がっても激しい音でファンが回るもので。
この手の稼働部品は、消耗品と考えています。
(電子部品も、熱による劣化があるけど)
ファンの場合、ホコリが原因でバランスを崩したりしていることが多いのですけどね。
unibodyは、ファンの交換が比較的簡単です。

もう一台、iMacのG5の電源、どうしようかなぁ。
2. Posted by Muto@VC   2014年02月27日 03:02
hiro様
ご利用ありがとうございました。

確かにファンは消耗品ですね。
最初は、ほこりでバランスを崩しているだけ。それが原因で、軸にガタが出る。結果、ロックに至ります。早めの対処が肝心ですね。
純正パーツの供給は、5〜7年で停止しますので、古い機種の必要なパーツは早めに確保しておくことをお勧めします。

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