2014年08月13日

Mac Pro メモリ種類に注意

Mac Pro Early 2009~Mid 2012は、DDR3 ECCメモリが使用されています。あとは、主に容量とクロックの違い。例えば、こんな感じです。
DDR3ECC4










8GBx4 DDR3 PC3-10600 1333MHz ECC Samsung 純正 38,000円
4GBx4 DDR3 PC3-10600 1333MHz ECC 21,800円


しかし、これ以外にも重要なスペックがあります。先日、お客様より以下の様なお問い合わせがありました。

4GB DDR3 1066MHz ECC を8枚、他社で購入しEarly 2009で数年使用していたが、1枚認識されなくなってしまった。同スペックのメモリを1枚購入して装着したが、認識されない。販売元に確認したが、メモリに不良はないとのこと。Vintage Compuerで販売しているメモリは、問題無く使用できますか?

これを聞いて、ピンと来ました。原因は、Registered メモリとUnbuffered メモリの混在ではないか?

メモリには、Registered メモリとUnbuffered メモリがあります。ほとんどのパソコンはUnbuffered メモリを使用しています。サーバーなど、メモリ大容量環境で特にシビアな安定性が求められる場合、Registered メモリが使用されます。Unbuffered メモリは、他の容量のメモリを混在して使用できます。4GB+2GBで合計6GBなどという使用方法が可能です。対して、Registered メモリは、同一容量のRegistered メモリに統一しなければなりません。

Early 2009が出た当初は、4GBメモリは大容量メモリの代表でした。これが8枚で32GBとなると、当時としては驚きの大容量でした。そこで、当時はMac Pro用の4GBメモリは、Registeredが主流でした。
ところが、技術は進歩しますので、4GB 8枚で32GBくらいは今や驚くほどの大容量ではありません。今ではUnbuffered メモリでも、十分な安定性が確保できますので、現在販売されている4GB DDR3 ECC は、ほとんどUnbufferedです。

そこで、8枚の4GB DDR3 1066MHz ECC Registerd が装着されており、1枚が故障。交換したメモリは4GB DDR3 1066MHz ECC Unbufferedではなかったかと推定しました。

RegisterdとUnbufferedの見分け方ですが、以下があります。

1. 製品ラベルや商品説明に、RegisterdまたはUnbufferedと表示してある。ただし、表示されていない場合も少なくありません。
2. Registered チップが装着されているか確認する。こういう外見の物が多いです。

20080429c










3. 他の容量と混在可能と説明されていたらUnbuffered、混在不可と表示されていたらRegistered。

お客様に確認していただいたところ、大当たりでした。製品情報ではわからなかったため、チップを確認いただきました。

Vintage Computerでは、以前は4GB ECCのRegistered を取り扱っておりましたが、現在は全てUnbufferedを取り扱っております。8GB ECC以上は、Registeredを主に取り扱っております。
4GB ECCのRegistered も取り寄せは可能ですので、必要な方はご利用ください。

しかし、本来最初の販売店に確認すればすぐに解決するはずなのに、そうはいかなかったようです。やっぱり、Macやメモリに詳しいショップで購入するのがお薦めです。


vintagecomp at 06:59│Comments(0)TrackBack(0)テクニカル 

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