2015年12月04日

映画「Steve Jobs」を観た(ネタバレ注意)

しばらく前になりますが、マイケル・ファスベンダー主演の映画「Steve Jobs」を観てきました。

ジョブズの映画といえば、記憶に新しいのが2013年に公開されたアシュトン・カッチャー主演の「Jobs」。その時の感想がこちら

今回も感想ですが、日本では来年の2月公開だそうですので、ネタバレ注意をご承知の上でお進みください。

画像は映画館に貼ってあったポスター。多分、本物が届いていなくて、パソコンでプリントアウトした感じ。

Jobs

予告編などでお分かりの通り、今回のジョブズは全然似ていません。この点は、アシュトン・カッチャーのジョブズとは対照的なところ。

伝記映画が、実際の人物に似ている必要は必ずしもないのですが、まだ実際のジュブズの記憶が鮮明なだけに、マイケル・ファスベンダーのジョブズは雰囲気自体似ておらず違和感大で映画に入り込んでいくことができませんでした。これは、他の登場人物についても言えます。
2013年版は、ジョブズだけでなく登場人物の大半がかなり似せてあったので、まるで本物の映像を観ているような錯覚にとらわれました。
やはり、雰囲気だけでも似せて欲しかったところです。

肝心の内容ですが、2013年版はジョブズの映画を2時間で作ればこうなるだろうなという内容。順当というか、ちょっと物足りない印象でした。
2015年版は、その点を克服しようとする意図は十分に感じられました。
主な舞台は3つ。初代Macの発表会、Next Cubeの発表会、初代iMacの発表会。とは言え、発表会そのものはほとんど描かれていません。発表会の舞台裏が、メインです。ここで、ジョブズの娘リサとの問題、リサの母親クリスアンとの問題、社員の待遇の問題、ジョブズ自身の社内の立場の問題、様々な問題が発表会の直前にジョブズの前に立ちはだかります。

実際のところ、こんな大変な問題について、大切な発表会の直前に罵り合うなんてことは実際にはあり得ないでしょう。監督もそれは承知の上で、華やかな発表会の陰で、ジョブズの日常はトラブルと苦悩に満ち溢れていたことを対照的に描きたかったのだと思います。

しかしこの設定、あまりに現実感がなくて失敗に終わっていると思います。

2013年版は平凡なストーリー。また、2時間でジョブズの成功の様子を描いているため駆け足で物足りなさがありました。ただ、出演者は皆似ていて、臨場感は最高でした。

2015年版は、無理な設定、しかも罵り合いの場面が多く楽しめませんでした。私の評価は、最低ラインです。

結局、ジョブズの生涯を2時間でまとめるのにはかなり無理があるな〜と実感しました。2015年版は、そこを克服するため、一面を切り取った形でしたが、それも無理がありました。

誰か、長編テレビドラマでジョブズを描いてくれないかな。視聴率低迷にあえぐ、大河ドラマでやってくれたら、行けそうな気がします。NHKさん、いかがでしょうか。


vintagecomp at 07:37│Comments(0)TrackBack(0)Apple Topics 

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