2016年03月08日

MacBook Air 11インチ Late 2010用SSDの互換性

先日、販売を開始したMacBook Air 2010-2012用1TB SSD、早速好評です。

M2-X400-2012













SanDisk X400 1TB SSD for MacBook Air 2012
 ¥59,800
SanDisk X400 1TB SSD for MacBook Air 2010/11 ¥59,800


そして、お客様からMacBook Air 11インチ Late 2010での互換性に関して、ご質問をいただきました。

Transcend Jetdrive500では、
MacBook Air 11インチ Late 2010で使用できるのは240GBまでで、480GB, 960GBは使用できません。本品は、使用できますでしょうか?

結論から言うと、実機確認済みで問題なく使用できます。しかし、Transcend
JetDrive500が非対応とは知りませんでした。Transcendのサイトを確認してみると、以下のように記載されています。

JetDrive500の480GB/960GBモデルは機器側制限により、MacBook Air(Late 2010)11インチには対応しておりません。

機器側制限ってなんでしょう? 13インチと比べて、アーキテクチャ上の違いはなく、11インチのみ大容量が認識できないとは考えられません。と言うことは、物理的な制限でしょうか。

(3/18追記:
MacBook Air 11インチ Late 2010 は、SSD取り付け部直下にメモリチップが配置されているため、両面実装のTranscend JetDrive500 480GB/960GBは下方の厚みの問題であることが判明しました。)

純正 SSDとJetDrive500の画像を並べてみました。

MBA2010SSD




























右上と右下のコーナの形状が特徴的です。なぜ、こんなトリッキーな
形状が必要なんでしょうか。おそらく、何らかの物理的干渉を避けるための逃げではないでしょうか。純正と同じ幅、長さであればそんな逃げは不要のはず。純正よりも、わずかに大きな寸法なのではないでしょうか。MacBook Air 11インチは、長さもバッテリ側の幅もギリギリのサイズです。サイズの違いがネックになったのかもしれません。
もし、この
JetDrive500 480GB/960GBの非対応の理由について、ご存知の方がいらっしゃいましたら、コメント頂けると幸いです。

そう言えば、MacBook Pro Retina 2012/Early 2013用の
JetDrive720は、当初13インチ、15インチ両対応となっていました。ところが、後に15インチにはSSDが長すぎて装着できない不具合が判明し、13インチ専用になりました。現在では、13インチ用より短い15インチ専用品がリリースされています。JetDriveはサイズ的にかなり苦労しているようです。

いずれにしても、MacBook Air 11インチ Late 2010で問題なく使用できますので、ご安心ください


vintagecomp at 11:09│Comments(0)TrackBack(0)テクニカル 

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