2016年05月12日

OS X El CapitanでのContinuity Activation Tool の使い方-1

OS X Yosemiteより導入されたHandoff機能はとても便利で、病みつきになってしまいます。ただし、これが正式サポートされているのは、Mac Pro Late 2013以降、他のモデルはMid 2012以降です。Handoffの利用にはBluetooth 4.0が必須なので、これが搭載されていないとどうにもなりません。では、ネットワークカードをアップグレードしてBluetooth 4.0対応とした場合、自動的にHandoff対応になるかというと、そうは問屋が卸しません。システム側が機種して、対応してくれない場合が多いのです。これを対応可能にしてくれるのが、Continuity Activation Toolです。これで、Handoffが動作してくれるのは、なんとも快感です。

OS X Yosemiteでは、基本的にContinuity Activation Toolをダウンロードして実行すれば対応可能になりました。OS X El Capitanでは、セキュリティ強化の目的でSystem Integrity Protection(SIP) が採用されており、システムの編集ができなくなっているため、すんなりとは実行できません。今回は、OS X El CapitanでのContinuity Activation Toolの実行の仕方を解説します。

1. Continuity Activation Tool をダウンロード

2. 起動時に、Command + R を長押しし、リカバリーモードで起動する。

3. ターミナルを起動する。

4. csrutil disable コマンドを入力しリターンキーを押す。「System Integrity Protection status: disabled.」と表示される。

5. 再起動し、通常通りにOS X 10.11が起動する。

6. システム環境設定/セキュリティとプライバシー/一般 を開く。

7. 「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」で、「すべてのアプリケーションを許可」を選択する。

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8. Continuity Activation Tool を実行する。画面指示に従い、必要な操作を行う。
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9. 再起動し、システム情報でBluetoothの欄を確認する。対応を示す3項目が「はい」になっていれば成功です。Bluetooth 4.0を搭載しただけの場合、一番上だけが「はい」になっています。

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10. 2、3の操作を行い、csrutil enable コマンドを入力しリターンキーを押す。「System Integrity Protection status: enabled.」と表示される。

11.  5. 再起動し、通常通りにOS X 10.11が起動する。システム環境設定/セキュリティとプライバシー/一般 を開き、元の設定に戻す。

以上で完了です。もし、うまく動作しない場合は、iOSとOS Xの双方で、iCloudからサインアウトし再度サインインしてください。
それから、OS Xのアップデートをした際には、リセットされてしまうので、再度この処理が必要になります。

この方法が有効な機種です。
1. MacBook Air Mid 2011, Mac mini Mid 2011
元々Bluetooth 4.0対応ですが、なぜかHandoff 非対応です。Continuity Activation Toolで有効にできます。

3. MacBook Pro 13/15/17 Early/Late 2011
内蔵ワイヤレスカードのアップグレードとContinuity Activation ToolでHandoffを有効にできます。

661-6510kit










MacBook Pro 13/15/17 2011 Bluetooth 4.0 キット
 9,800円


3. MacBook Air Late 2010
内蔵ワイヤレスカードのアップグレードとContinuity Activation ToolでHandoffを有効にできます。
(近日入荷予定)

661-6622










AirPort/Bluetooth card, MacBook Air 11/13 2010-2012 中古品
 3,980円



4. Mac Pro Early 2008-Mid 2012
内蔵ワイヤレスカードのアップグレードのみで、YosemiteではHandoffを有効にできます。El Capitanでもシステム情報上は対応となりますが、落とし穴が。これについては、次回解説します。


vintagecomp at 09:27│Comments(10)TrackBack(0)テクニカル 

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この記事へのコメント

1. Posted by nsby   2016年05月17日 11:54
10. 2、3の操作を行い、csrutil disable コマンドを入力しリターンキーを押す。

は、 csrutil enableじゃないでしょうか?
disableならSIP切ったままになりますが・・・
2. Posted by Muto@VC   2016年05月17日 12:06
nsby様
ご指摘ありがとうございます。間違っておりましたので、修正しました。
助かりました。
3. Posted by Kazu   2016年06月10日 09:06
私のMacBook Air mid 2011は再起動のたびにwifiが無効化され、アンインストール、再インストールが必要な状態です。そのため、よっぽどのことがない限り再起動できません。
4. Posted by Muto@VC   2016年06月11日 02:28
再起動の度に、Continuity Activation Tool でアンインストール、再インストールが必要なんですか?
OSまたはハードの不具合のような気がしますが。
5. Posted by Kazu   2016年06月11日 04:41
インストールしたContinuity Activation Toolのバージョンが2.2.2でした。最新のバージョン2.2.3をインストールし直したら再起動時の問題が解決されました。
ありがとうございます。
6. Posted by Kazu   2016年06月12日 08:10
バージョン2.2.3で改善されたかと思った現象が再発しました。
Continuity Activation Toolのissuesを探したところ回避方法がありました。

SIPを有効化するときのコマンドを次のようにオプションを追加して実行します。

csrutil enable --without kext

https://github.com/dokterdok/Continuity-Activation-Tool/issues/253
7. Posted by Muto@VC   2016年06月15日 01:00
情報ありがとうございます。こんな問題と回避法があるんですね。参考になります。
8. Posted by ねこビーフ   2016年06月28日 19:52
ベータ版はどうすればダウンロードできますか?
https://github.com/dokterdok/Continuity-Activation-Tool/tree/beta
ここのダウンロードリンクからダウンロードしても従来のVer.2しかダウンロードできません。
それとcsrutil enable --without kext
コマンドですが-が二回です。
自分の場合ベータバージョンがダウンロードできてないのでダメでしたけどね。
9. Posted by Muto@VC   2016年06月29日 02:11
Sierra用のベータ版のことでしょうか。
New updates will be released on the beta branch while macOS Sierra is in beta!
と未来形になっていますので、まだ公開されていないのではないでしょうか。
10. Posted by ねこビーフ   2016年06月29日 02:30
自己解決しました。
右上のClone or Downloadからダウンロードできました。
結果はダメでしたが。

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