2018年06月21日

Apple Watchの名/迷コピー

クールなイメージのアップルですが、日本のアップルのサイトのコピーを見ると、全くクールでないと感じることが多々あります。
今回、なんじゃこれ?と思ったのがこちら

AppleWatch

















一日中サポートするアシスタント
手首があなたの右腕になります。


一行目はまあいいとして、二行目は!?
よく考えると、言いたいことはわかります。右腕というのは、「頼れる相棒」という意味ですね。「手首があなたの頼れる相棒」と考えるとApple Watchのコピーとして意味的にはおかしくない。しかし、「手首が右腕になる」って、やっぱり一目見ておかしい。

元の英文を見てみました。

All-Day Assistant
Run your day.
Right from your wrist.

一行目はそのままで直訳的ですね。英語の2行目と3行目が日本語では1行1文にまとめられています。直訳すると、以下のようになると思います。

あなたの一日を動かそう。
あなたの腕からすぐに。


Ringhtは右の意味ではなく、「すぐ」という意味で使われていると思います。
日本のアップルの迷コピーは直訳が原因となっていることが多いのですが、今回はかなり大胆な意訳になっています。「手首があなたの頼れる相棒になる」という意味としては適切だし、ちょうど画像も右腕につけているので、訳者としてはうまい意訳を考えたと思ったかもしれません。

しかし、「手首が右腕になる」って、やっぱりおかしいですよね。


 

vintagecomp at 05:25│Comments(3)Apple Watch 

この記事へのコメント

1. Posted by fumi   2018年06月22日 07:55
だいぶん前の話ですが、iLife の宣伝で、「人生には Macを 」とかうたっていて、変な訳だなぁと思っていました。
「生活には Mac を」としたほうがよっぽどフレンドリーで良かったんじゃないかな。
2. Posted by Mac OS X ジャッカル   2018年06月22日 12:08
「Apple Watchはあなたの右腕では!?」と問われたら「右腕? 俺の右腕はここにある」と言いながら、自分の右腕の上腕部を左手で叩きたい。すいません、分かる人には分かる北斗の拳ネタです(笑)。
3. Posted by Muto@VC   2018年06月23日 02:27
アップルの日本語サイトのコピーは、ほとんど直訳的になっており、それが原因でおかしな感じになっている場合が多いです。なのでアップルでは、意訳が許されていないのかと思っていました。
今回は、割と珍しいケースではないかと思います。

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