2018年08月16日

macOS MojaveでMetal非対応のグラフィックボードは使えるのか?

macOS Mojaveの重要な動作条件が、Metal対応です。Metal非対応だとMojaveは動作しないことになっています。対応機種は、全てMetal対応。グラフィックボードを交換できるMac Pro Mid 2010, Mid 2012の場合、Metal対応のグラフィックボードを搭載していることが条件です。

率直に考えると、 Metal非対応の純正カード Radeon HD 5770, HD 5870, Geforce GT 120 などは動作しないと思われます。しかし、従来のAPI OpenGL, OpenCLは廃止なのかと言えば、「非推奨」となっており廃止とは表現していません。ということは動作するのでは?

以下、現在のBeta 7における状況です。

まず、インストールに関しては、 Metal対応カードでないと弾かれてしまいインストールできません。ここは、Metal対応カード必須です。ではインストールした後、Metal非対応に交換した場合、動作するのだろうかという疑問が湧きます。まずは、Quadro 4000 for Macを装着してインストール。問題なく完了しました。
そこで  Radeon HD 5870,  Geforce GT 120 をそれぞれ装着してみました。結果、動作します。やはりあくまで非推奨、廃止ではなかったのです。
ならば、 Metal対応カードをメインに、Metal非対応カードと同時に2枚挿しはどうでしょう。これは、マルチモニタの他、Radeon RX 580などFirmwareがMac非対応のカードの際に有効です。結果、Quadro 4000側しか表示されず、GT 120側は表示されません。しかし、システムレポートではちゃんと認識されており、ドライバーソフトも「はい」になっています。もしかして、Metal 対応とMetal 非対応は同時利用は無理なのでしょうか。それでやってみたのがこちら。

IMG_0666 
Metal対応 Quadro 4000 for Mac の2枚挿しです。結果、これもスロット1に挿した方しか表示されませんでした。続いてRadeon HD 5870とGT 120の2枚挿しもやってみましたが、これもスロット1に挿した方のみ。また、スロット2のみにカードを挿した場合は、ちゃんと表示されました。

結論として、現在のベーター版はビデオカードの2枚挿しに対応していないと考えられます。もちろん、 2枚挿し不可というのはタワー型Mac Proとしてはありえない仕様だと思いますので、正式版に向けて対応してくれると思われます。

(8/17訂正)再テストした結果、Quadro 4000 for Mac の2枚挿しでは両方とも表示されました。訂正いたします。
Quadro 4000 + GT 120, Radeon HD 5870 + GT 120ではいずれもスロット2側はやはり表示されません。また、GT 120をスロット1に、Quadro 4000をスロット2に装着した場合は、両方表示されました。結論としては、Metal 非対応カードはスロット1以外に2枚目のカードを装着した場合、表示できないという現象のようです。
これもおかしな現象ですので、正式版までには修正を期待したいところですが、「非推奨」の環境だけに一抹の不安は残るところです。

インストール後は Metal非対応カードも使えるものの、インストールには必須ですし、やはりMetal対応カードは用意しておきたいところです。

PNY nVIDIA Quadro 4000 for Mac 2GB 39,800円
Sapphire Radeon HD 7950 3GB Mac Edition 79,800円
msi RADEON RX 580 8GB + 電源ケーブル 49,800円


vintagecomp at 05:15│Comments(0)テクニカル | Mac

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