2018年09月26日

Mojave 正式版リリース、あのカードでのインストールが!

[9/28 Update] Quadro 4000 for Mac が入荷しテストを行い、原因が判明しました。こちらで解説しています。

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今年のWWDCで発表されたmacOS Mojave、ついに正式版がリリースされました。発表に際して、気になったのがMac Pro Mid 2010/Mid 2012の対応。結果としては、Metal 対応のグラフィックカードを搭載する条件付きで対応と発表されました。これはWWDC発表直後から、正式版リリースまで変わらずそのように公表されていました。

最初期のベーター版は不具合もありましたが、その後はMetal 対応のグラフィックカードさえ装着していれば、問題なくMojave ベーター版のインストール、利用が可能でした。

Mojaveの利用には必須のMetal 対応のグラフィクカード、これらのカードは高性能で高価です。そこで、もっとも安価に入手できるMac版のMetal 対応 グラフィクカード Quadro 4000 for Mac の販売を始めました。High Sierraのシステム情報でもMetal対応と表示されますし、実際にMojave ベーター版のインストールは問題ありませんでした。
ところが!、Mojave 正式版のインストールができないとのお客様からの情報が入りました。
「すべてのグラフィクカードがMetalに対応していて・・・」のメッセージが出てインストールできないとのことです。
そんなはずは!ベーター版も問題なかったし、条件はMetal対応のみのはず。10.13のシステム情報でも、Metal 対応が明示されています。

Q4000Mac-4









そこで情報を探したところ、Appleの公式情報が見つかりました。

Install macOS 10.14 Mojave on Mac Pro (Mid 2010) and Mac Pro (Mid 2012)

なんとMetal対応だけでなく、特定のMetal対応カードのみ対応となっています。Mac版のカードとしては以下のみです。

SAPPHIRE Radeon HD 7950 Mac Edition
NVIDIA Quadro K5000 for Mac
NVIDIA GeForce GTX 680 Mac Edition

Quadro 4000 for Macがリストされていません!それで、インストーラーに弾かれてしまうのでしょう。現時点で、macOS 10.14.0 Mojave 正式版ではQuadro 4000 for Macは対応していません。

今後の展開としては、以下が予想されます。

1. OSのアップデートで対応カードが拡張される可能性があると思います。ベーター時は、Metal対応のグラフィクカードとしか指定されておらず、実際ベーターはインストール可能でした。正式版でカットされるのは、問題として持ち上がることが予想されますので、今後対応する可能性は十分あると思います。

2. 最新OSがリリースされると、非対応機種でもインストール可能にするユーティリティがサードパーティーより出ることが多いです。既に、Mojave用のユーティリティもリリースされています。このユーテリティーが有効かどうか、今後検証してみたいと思います。あいにくQuadro 4000 for Mac は、現在手元になく入荷待ちですので、入荷後に検証します。
 
3. 上記いずれも実現されない場合、対応カードを一時的に入れることが可能であれば、インストール後に本カードに戻せば、利用できると思われます。 これもいずれ検証します。

Vintage Computerでは、今後解決策、回避策の検討を行いますので、購入されたお客様は今しばらくお待ちください。本件に限らず、OSのメジャーアップデート時は不具合も多く、 互換性の問題も多く発生しております。こちらの記事にもありますが、慎重にアップグレードされることをお勧めします。

vintagecomp at 04:57│Comments(6)テクニカル | Mac

この記事へのコメント

1. Posted by kom   2018年09月26日 13:25
えっ、Mac版グラフィクカードのみ?と思いましたが、そうではなくてMac版のカードとしては上記の3種類なんですね。
2. Posted by 4.1改5.1   2018年09月26日 16:54
1スロットにRX580、2スロットにGT120で起動すると起動の途中で止まったままになりますね
メンテのたびに差し替えになるのかな
3. Posted by Muto@VC   2018年09月27日 00:35
kom様
その通りです。あまり引用が長いと本文の趣旨がボケてしまいそうなので、あえてそうしました。
4. Posted by Muto@VC   2018年09月27日 00:37
4.1改5.1様
Radeon HD 7950とGT 120の2枚刺しでは、起動はするもののGT 120側は表示されませんでした。この挙動はベーターの時と同じです。
5. Posted by 4.1改5.1   2018年09月27日 15:48
ちょっとそれとは動きが違うんです。
GT120は林檎マークの下のバーが途中で停止状態で表示
RX580は表示されません。
最初は起動が出来ていないんだと思っていました。
よく調べると、その状態で起動は完了していました。
RemoteDesktopでアクセスするとGT120の林檎マーク画面にアクセスになります。
GT120のケーブルを抜き再度RemoteDesktopでアクセスするとRX580側にアクセスが出来ました。
起動はきれいに終わっていました。
しかしながらモニターは真っ暗です。
6. Posted by Muto@VC   2018年09月28日 03:28
何れにしても、Metal非対応の2枚目のカードは使えませんね。メンテナンス時は、差し替えが必要になりそうです。

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