2018年12月20日

APFSからHFS+フォーマットする方法

macOS 10.13から新しいファイルシステムAPFSが採用されました。SSD に最適化されており、従来のHFS+よりも性能上も有利と言われています。
macOS 10.12.x までは、APFSはサポートされておらず、ディスクがマウントされることもありません。そこで、最新OSでもHFS+を使いたいと言うことがあると思います。

さて、一旦 APSSで初期化されたディスクをHFS+にしたい時はどうするか。ディスクユーテリティでフォーマットすれば良い、と思いがちですが、実はこれはうまく行きません。APFSしかディスクユーテリティの初期化で選べなかったり、選べるとしてもAPFSパーティションが残ってしまいます。

そこで、APFSからHFPS+に初期化する方法が、ROCKET YARD に解説されていました。 ターミナルでAPFSパーティションを消去して、改めてディスクユーテリティでHFS+に初期化します。

確かにこの方法で行けるのですが、正直ちょっと面倒ですね。もっと簡単な方法を発見しました。OS X 10.11 El Capitan 以下で HFS+に初期化できます。環境さえあれば、とても簡単ですね。
APFS非対応のmacOS 10.12 でもいけそうなものですが、これはどうもうまく行きませんでした。OS X 10.11 El Capitanでの初期化がお勧めです。

vintagecomp at 07:45│Comments(6)テクニカル 

この記事へのコメント

1. Posted by LC630   2018年12月21日 19:03
APFSとHFS+ね。
書き込みしたあと、確認しないのですか?
社長さん!
2. Posted by Muto@VC   2018年12月22日 02:11
ご指摘ありがとうございます。
過去にも間違えたことがあり、お恥ずかしいです。なぜかAFPSが頭に染み付いているようで、見直しても見逃してしまいます。要注意です。
3. Posted by macいじり   2018年12月26日 09:38
macOS 10.13.6でディスクユーティリティのパーティション作成にてフォーマット情報をAPFSからHFS+に変更でき、その後も普通に消去から他のフォーマットへの初期化が出来そうなのですが、これではダメなのでしょうか?
4. Posted by Muto@VC   2018年12月28日 01:55
macいじり様
今度試してみます。
5. Posted by enigma   2018年12月28日 13:00
この話はmacOS 10.12のディスクユーテリティでは無理ということなんでしょうか、それとも10.13や10.14のディスクユーテリティでも無理ということでしょうか?
少なくとも、10.14のディスクユーテリティでUSB接続のSSDで試した感じでは、APFSのディスクをHFS+にフォーマットできました。
6. Posted by enigma   2018年12月28日 13:47
> 少なくとも、10.14のディスクユーテリティでUSB接続のSSDで試した感じでは、APFSのディスクをHFS+にフォーマットできました。

正確に言うと、APFSボリュームをHFS+にフォーマットし直すことは出来ないけど、APFSボリュームを格納するAPFSコンテナを消去してHFS+ボリュームにフォーマットし直すことや、大元のドライブ自体を消去してAPFSボリュームを作成することは出来るということです。
用語の使い方が正しいかどうか分かりませんが。

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