2019年10月12日

Apple Watch 位置情報偽装はダメそう

台風には、万全の備えで安全にお過ごしください。

米国版Apple Watchを日本でペアリングを行っても、ECG(心電図機能)は有効になりません。所在地の確認は、位置情報サービスで行なっていますので、これを偽装してうまくいくのではないかというアイディアがありました。
例えばPokemon Go なら、位置情報サービスを偽装することによって、自宅にいながらにして遠方のポケモンを捕まえることができます。このツールの代表格がiTools。脱獄は必要でなく、再起動すれば元に戻せますので、安心して試せます。 

お客様に協力をいただいて、実機で試しました。結果は、ダメでした。位置情報の護送自体は成功しており、 マップ上でも現在地を米国に設定できます。しかし、この状態でもECGは有効となりませんでした。

おそらくは、位置情報そのものを偽装しているのではなく、位置情報を取得した後に地図上の位置を偽装しているためでしょう。これでPokemon Go は騙せるようですが、Aple Watchは騙せないようです。残念!

さて、その他にも情報をいただいており、条件付きながら利用できる方法も見えて来ました。来週あたりに、発表しますのでお楽しみに。

 

vintagecomp at 08:51│Comments(7)Apple Watch 

この記事へのコメント

1. Posted by ボトムズ   2019年10月12日 18:10
現在国内でiphone11PROシリーズにおいて通信がたびたび途切れる問題が上がってます!米国版のものは大丈夫でしょうか?日本とアメリカ版はモデル番号が異なるのでその辺で事情が異なる可能性があるので。
2. Posted by うっちゃん   2019年10月13日 20:50
I位置情報は実は無関係のように思いますけどね。
だって私は最初、アメリカ版の3を購入して、それを日本でアクティベートして使っているわけで、位置情報は日本のままのはず。
それ以降、4にした時も、元の3からの復元で問題なく使えていますし、今回の5は香港版にして、それも4からの復元で全く問題なし。
つまりは、最初のアクティベートの時のApple IDを見ているわけでしょう?
3. Posted by Grue   2019年10月15日 13:10
心電図APPが使用可能になる条件が、
使用可能地域で販売されているモデルとペアリング。
MCCコードにて国を判別
GPS等は関係ないらしいです。

そしてActivate時にHealthデーターベースに2つのフラグを書き込むらしいです。
バックアップにそのフラグを書き込んで、iPhoneに戻しても可能らしいです。

SIMフリーのiPhoneにモペルやハナセル等のSIMを挿してローミングで使うだけでもMCCは使用可能地域のコードを返すのでアクティベートできそうな気もします。
もしくはTモバイルやスプリントのSIMだけを挿してWifiでもいけそうな気もします。
実機があれば試してみたいです。
4. Posted by Muto@VC   2019年10月15日 13:42
ボトムズ様
米国版では、探した限り同様の情報は上がっていないようです。モデムスペックが違うはずですので、そのせいかもしれません。
5. Posted by Muto@VC   2019年10月15日 13:51
うっちゃん様、Grue様
Apple Watch 4でiOS 12.1.4までとwatchOS 5.1.3までは位置情報は関係ありませんでした。
iOS 12.2、watchOS 5.2以降、対象国でセットアップしないとECGは有効になりません。これには、明らかに位置情報サービスが使用されていると思われます。
iOS 12.1.4、watchOS 5.1.3以下で初期設定が行われた場合はOSアップデートも問題なく、また買い替えで復元を利用した場合も問題ないようです。
ECG対象国のApple Watchを初めて設定する場合は、ECGの有効化には今となっては位置情報が鍵です。
6. Posted by とおりすがり   2019年10月16日 16:55
ということは、Apple WatchのGPSで位置情報を取得している?
7. Posted by Muto@VC   2019年10月17日 00:43
GPSだけではありません。

Appleの説明。
位置情報サービスは、GPS と Bluetooth (いずれも利用可能な場合)、Wi-Fi ホットスポットと携帯基地局の位置情報のクラウドソーシングデータベースを利用して、デバイスのおおよその位置を割り出します。

GPSをキャッチしない場所でも、いずれかの情報で位置を特定します。

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