2022年12月08日

Apple 自動運転計画を2026年に延期

Appleはハンドルもペダルもない完全自動運転車を、2025年に発売予定であると噂されていました。この計画を見直し、目標レベルを下げ、ハンドル・ペダル付きで高速道路のみの完全自動運転車を2026年に発売する計画に修正したとBloombergが伝えています。
価格も、12万ドルから10万ドル未満に引き下げとのこと。
計画変更の理由は、現状の技術では完全自動運転は不可能という現実に直面したためとされています。

私自身は、フルオートパイロット装備のTesla Model 3に乗っています。2018年から4年経ったにも関わらず、ソフトウェアアップデートで最新モデルと同じ自動運転機能が提供されています。この点、非常に満足度が高いです。
現状、高速道路も一般道もほぼ完全に近い自動運転が達成されています(一般道についてはベータ)。ナビに行き先をセットすると、発信、停止、信号停止、一旦停止、レーンチェンジ、追い越しなど、ほぼ全て運転操作を全て自動で対応してくれます。対応していない点としては、緊急車両に道を譲る場面くらいでしょうか。ナビに行き先を入れなくても、道なり走行で上記運転操作を自動でおこなってくれます。
「ほぼ完全に近い」の「ほぼ」の部分ですが、一番大きいのは常にハンドルを握っていないといけない点ですね。ただ、これも安全の考え方次第で、高速道路上だったら今すぐにでも完全自動運転が可能なレベルと言ってもよさそうです。
一般道については、やはりまだ完全に車任せにはできず、人の介入は必要です。それでも体感95%以上は車任せでOKな感じです。

という経験を持つ私としては、Appleのこの計画変更、既にTeslaでほぼできているじゃないかという感想です。価格も、Model 3やModel Yなら10万ドルを優に下回る価格で自動運転付きで提供されています。4年後で、このスペック価格では、平凡すぎるな〜、Appleがやる意味はあるのかなと感じてしまいました。Appleのことですから、出すのであればこの情報のさらに上を行く何かを実現してくるのでしょう。そうでなれば、お蔵入りもあるんじゃないでしょうか。
 

vintagecomp at 11:03│Comments(0)Apple Rumors 

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