2023年03月07日

Mac Pro Early 2009のFirmwareアップデートはEl Capitanで

Mac Pro Early 2009は、「Mac Pro 2009-2010 Firmware Tool」というソフトを使って、Mac Pro Mid 2010/2012 相当のFirmwareにアップデート可能です。
これにより対応OSがOS X 10.11 El Capitanまでなのが、macOS 10.14 Mojaveまで利用可能になります。Mojave対応のFirmwareを適用することで、高速NVMe SSDの利用も可能に。更に、Mac Pro Mid 2010/2012 で使用されているWestmere CPUへの換装も可能になり、アップグレードの幅が広がります。

こんな風に、 Mac Pro Early 2009ユーザーなら、アップデートしない手はないと思います。方法はこちらで紹介しています。El Capitanからアップデートする場合は、System Integrity Protection(SIP) の無効化という手順が必要です。難しくはないのですが、少々面倒なので、Yosemite以下からアップデートすればSIPの無効化は不要でした。FirmwareアップデートしていないMac Pro Early 2009ならEl Capitanで利用されているケースが多いとは思いますが、Yosemiteが使える環境なら簡単にアップデートできました。
しかし、最近になってYosemite環境ではエラーが発生し、アップデートできなくなっています。「Mac Pro 2009-2010 Firmware Tool」するにはネット接続していることが必須ですが、どうもこれが関係しているように思えます。現在 Yosemite環境ではSafariでAppleのサイトからソフトをダウンロードすることはできません。そんな訳でFirmwareにアップデートには、OS X 10.11 El Capitanから実行する必要があります。

Vintage Computerでは、Firmwareアップデート済みのバックプレーンボードを販売中です。2009用はしばらく売り切れていましたが、入荷しました。




vintagecomp at 17:28│Comments(0)Mac | テクニカル

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