テクニカル

2020年09月12日

MacBook Pro 冷却法

昨日の続きです。39度の極暑の室内で始めたZoom Meetingのホスト。私が喋っている声も参加者には歪んでよく聞こえないようです。これでは進行役も務められないので、急遽iPhoneでも参加したところ、まずは声は聞こえるようになりホッとしました。他の参加者が話している最中に、Activity Monitorを確認したら、こうなっていました。

Screen Shot 2020-09-06 at 4.13.37 PM


Kernel_taskが511%! こんなにもCPUを占有していては、レインボーマーク連発になるはずです。Kernel_taskを終了すれば良いのか? 開いても、終了ボタンは押せなくなっっています。それでKernel_taskとは何者かということですが、こちらに解説があります。CPU温度が上がった際に、Kernel_taskが上がり、CPUの動作を制限して熱暴走を防ぐのが目的です。つまり、実際にそういうタスクがあるわけではなく、仮想的に占有率を上げてCPUが他のタスクを高速に実行できないようにしてしまいます。
対策としては、CPUを冷やすしかないわけです。冷やすには冷却ファンで風を送ったり、放熱板の上に置くなどが考えられますが、気温が上がりすぎている場合は、このような空冷の効果は小さいです。そもそも気温が上がりすぎているわけですからね。従って、気温よりもグッと低い温度のもので冷やすのが有効です。保冷剤をMacBook Proの底面にくっつけたら、と思った方もいらっしゃると思います。冷却効果としては絶大で、すぐにCPUが冷えて高速動作するようになりますが、これは大変危険です。
急激な冷却により、内部が結露してショートの危険があります。結露の跡は残りますので、もし故障してしまった場合、保証期間中でも有償修理となる可能性大です。また、保証期間がすぎた後でも、通常使用での故障の場合、Appleでは大幅な割引が適用されています。 通常修理よりもはるかに高額な修理代となってしまいます。
そこで私がとった対策がこれ。

cooling












普段発熱対策で、アルミの放熱台を使っているのですが、放熱台の底面に保冷剤を置きました。保冷剤は素手で長時間持つと冷たすぎて痛いくらいですが、これなら放熱台の表面はひんやりするくらいで内部が結露するようなことはないでしょう。その分、効果が心配でしたが、数分でKernel_taskは一桁に落ち着きMacBook Proも高速に動作し、Zoomのホストも無事に進めることができました。
この暑さでも、iPhoneやiPadは普通に動作していましたが、Core i7 Quad CoreのMacBook Proは性能が高い分、熱の影響は大きいようです。 
夏でもエアコン入らずで涼しいロサンゼルスの沿岸部でしたが、来シーズンに向けてエアコン導入を検討しようと思います。 

vintagecomp at 06:45|PermalinkComments(0)

2020年09月04日

FireWireデバイスが最新環境で使えない?

以前はMacではメジャーだったFireWireも、すっかりレガシーな規格になってしまいました。ドライブ系は、USB 3.0やThunderboltの方が高速かつ手軽ですので、今ではあまり使っている人は多くないと思います。映像系については、まだまだ必要な方も多いようで、AppleもApple Thunderbolt to FireWire Adapterを用意しています。THuderbolt 3のマシンには更にアダプターが必要ですが、これで最新環境でも使えます。バスパワーにも対応しており、純正だけに互換性はバッチリのはず・・・ですが、落とし穴があります。このアダプターはバスパワーは7Wまでしか供給できません。2.5" HDDくらいならこれでたりますので多くの用途には問題ないのですが、デバイスによっては更に大きなバスパワーを必要とします。Mac のFireWire 800ポートは10W以上供給可能でしたので、Apple Thunderbolt to FireWire Adapterでは使えない場合があるのです。

ならば、セルフパワーのアダプター/ドックならばこのようなデバイスでも使えるわけですが、実はこのタイプのドックでFireWire 800端子付きのものは非常に限られています。調べたところ、以下がありました。

Belkin Thunderbolt Express Dock
F4U055








OWC 13 Port Thunderbolt 3 Dock 
OWC13








 Belkinは、初代Thunderbltなので、Thunderbolt 3で使うにはアダプターが必要です。古い製品ですが、メジャーだったのでそれなりにタマはあるようです。
 OWCはThunderbolt 3 なので現役かと思いきや、既にディスコン。元々販売数は少ないようです。

今回は、お客様の要望で特別に対応しましたが、ご要望が多ければ常時取り扱いも考えたいと思います。コメント欄でご要望ください。


vintagecomp at 10:08|PermalinkComments(0)

2020年08月11日

iMac 5K 2020のバラシ

当地の8/11〜8/13はお盆休みをいただきます。

iMac 5K 2020のバラシ動画がOWCから公開されています。

CPUやGPU周りはマイナーアップデートで大きな変更はないですが、HDDはなくなりSSDのみとなっています。HDDのスペースはどうなったのか、SATAポートはどうなったのか、辺りが気になるところです。

ディスプレイを外したところです。
Screen Shot 2020-08-10 at 2.58.38 PM











2019モデルのHDDがあった部分はそのまま空きスペースになっています。スカスカ。

Screen Shot 2020-08-10 at 2.57.11 PM













ロジックボード裏側。
SATAポートは廃止されています。まあ、必要ないですね。
 真ん中GPU上の黒い長方形のカバー部分がSSDではんだ付けされています。その右上に、ブレードタイプSSDスロットのパターンがありますが、スロットは実装されていません。情報によると、4TB, 8TBモデルにはスロットが装着されているようです。即ち、4TBモデルは 直付け2TB+スロット2TB、8TBモデルは 直付け4TB+スロット4TB の構成になると思われます。4TB, 8TBモデルのみ辛うじてアップグレードの可能性があるわけですが、元々容量が大きいのと、RAID構成になっていると思われるので、他の容量に変更するのはお勧めではない様に思われます。内部のアップグレードはメモリのみと考えた方が良さそうです。
それよりも、2TB, 4TBのSSDが他機種に流用できないかが気になります。2019モデルと比べると、固定ネジの位置が変更されており、SSDボードは短くなっているようです。iMac ProやMac Pro 2019で使用されている短いSSDではないかと推測されます。残念ながら旧iMacやMac Pro Late 2013等への流用は無理なようです。

2015年くらいまでは、バラシによって判明するアップグレードも多々あり、とても興味深かったのですが、最近は面白味がないですね。


vintagecomp at 07:27|PermalinkComments(0)

2020年08月04日

LG UltraFine 5K Displayのフリッキング

私がメインで使っているモニターがLG UltraFine 5K Display。MacBook Pro 2016と同時購入してこれまで使っています。購入当初不具合があったりしましたが、Firmwareアップデートにより不具合は解消しました。その後、快調に使っていましたが、昨年の夏の特に暑い日、フリッキングが何度か発生しました。これが発生すると、再起動を余儀なくされました。数回の発生でその後、涼しくなって発生しなくなりほっとしましたが、今年の夏は大丈夫か?
などと思っていたら、フリッキングが発生し解決したという記事を発見。解決方法はLG Screen Monitorを Mac App Storeからダウンロードし、Auto Start にチェックを入れるというもの。
私もすでに LG Screen Monitorは入れていますが、記事とは微妙に表示が違います。
記事のLG Screen Monitorのバージョンは2.79、私のは2.09です。だいぶ古そう。SoftwareのAuto UpdateはONにしているのに、更新されていないみたいです。そこで、Mac App Storeからダウンロードしてアップデートしました。

Screen Shot 2020-08-03 at 6.14.03 PM













LG UltraFine 5K Display で問題を抱えている方は、LG Screen Monitorのバージョンをチェックしてみてください。

vintagecomp at 10:17|PermalinkComments(0)

2020年07月21日

NVIDIA Quadro K5000 for Mac が久々入荷

超レアなNVIDIA Quadro K5000 for Mac が久々に入荷しました。
Mac EFI 対応でmacOS Mojaveにも対応しているのは、Radeon HD 7950 3GB Mac Edition、NVIDIA Quadro K5000 4GB for Mac、NVIDIA GeForce GTX 680 2GB Mac Editionの3つしかありません。中でも、Quadro K5000は販売時20万円を超えるような価格で販売されていました。10万円以下だった他の2つとは圧倒的な価格差がありました。では、その価格差に見合うぶっちぎりの性能だったのでしょうか?
ベンチテスト結果を見ると、Quadro K5000の数値はどうも冴えません。同じNVIDIAのGTX 680の後塵を拝しています。パワーケーブルもQuadro K5000は1本、GTX 680は2本、消費電力の大きいGTX 680の方が強力なGPUパワーを発揮しているように思えます。

実は、Quadro K5000の凄いところは最大パワーではないのです。安定的で精密な作業に特化した仕様になっているのです。GPUクロック、メモリクロックは敢えて抑えています。電源への負荷も小さく、また急激な負荷変動がないように配慮されています。
その結果、安定した動作、安定した色調の再現が可能になっています。高度なCGのモデリングを動かしたりすると、GTX 680等ではラインがびびったりしますが、Quadro K5000では繊細なラインがスムーズに表示されます。また、色調の再現性が高く、元々正確な色調が表示されるだけでなく、ハードな作業時にもハレーションなどが起きずに正確に安定的に表示されます。
反面、3D ゲームなどを行うと、GTX 680ほどの性能は出ません。

というわけで、繊細な作業を要するプロユーザーには、今でもお勧めのカードです。逆にGTX 680はその繊細さに目をつぶれば、性能も高くコストパフォーマンスが高いと言って良いでしょう。


PNYQuadroK5000mac














NVIDIA Quadro K5000 for Mac 4GB  88,000円
EVGA GeForce GTX 680 Mac Edition  59,800円 

同じ外観のPC版(Windows版)が多く出回っていますので、ご注意ください。「FOR MAC」の表示が重要です。

PNYQuadroK5000mac2


vintagecomp at 09:30|PermalinkComments(0)

2020年06月17日

Mac Pro 2010/2012のMojaveインストール

Mac Pro Mid 2010, Mid 2012は、macOS 10.14 Mojaveの正式対応機種になります。Metal対応のビデオカードを装着していること、が条件となります。この条件がついているのは、この機種だけ。これにより、Mojaveのインストールにちょっとした落とし穴が生じています。本ブログのコメント欄で話題になった件ですが、記事として上げておきます。Early 2009モデルでも、Firmwareを2010相当のMacPro5,1に上げていれば、同様です。

まず、Metal非対応のビデオカードを装着しているとどうなるか。以下のように表示され、インストールできません。

image















「このMacにmacOS Mojaveをインストールすることは、すべてのグラフィックカードがMetalに対応していて、FileVaultが無効になっている必要があります。このMacのインストール要件について詳しくは、https://support.apple.com/en-us/HT208898を参照してください。」

インストール条件を満たしていないので、これは仕方ないですね。当然の結果です。ところが、Metal対応のビデオカードを装着しているにもかかわらず、このアラートが出てしまうことがあるのです。 

macOSのインストール方法として、それまで使っていた旧OSに新OSをダウンロード、インストーラーを起動してインストールを行う方法と、USBメモリで起動用インストールメモリを作成しそこから起動してインストールする方法があります。上級者ほど、後者を好む傾向があるように思います。

USBメモリを使った方法でMac Pro Mid 2010, Mid 2012でMojaveインストールを開始すると、なんと上のアラートが表示されてインストールできません。一体なんで?
USBメモリで起動した際には、ビデオカードのドライバーも読み込まれませんので、Metalも機能しない状態で描画を行なっています。そのため、インストール可否判断をする時に、まずは機種の判定を行、MacPro5,1であれば、Metalが機能しているか確認するわけですが、機能していないため上のアラートが出る、ということのようです。他機種の場合は、Mojave対応機種であれば必ずMetal対応なので、機種判定のみで実際にMetalが機能しているかどうかの確認はされていないわけです。

というわけで、Mac Pro Mid 2010, Mid 2012の場合は、USBメモリを使ったインストールは行えず、High SierraからMojaveのインストーラーを起動してインストールを行う必要があります。これは、ちょっとした盲点ですね。 

vintagecomp at 09:27|PermalinkComments(1)

2020年05月20日

AHTでエラー、何かの不具合?

お客様からご相談をいただきました。

Apple Hardware Testをかけたところ、【エラーコード: 4VDC/3/40000003: VideoController】が出ました。ビデオカードの不具合でしょうか。
使用機種:Mac Pro Early 2009 Firmware 5,1

ビデオ関係に不具合が生じていれば問題なのでしょうが、それはないとのこと。でも、ちょっと怪しいところがありますよね。
 Mac Pro Early 2009でMac Pro Mid 2010/2012用のFirmwareにアップデートしています。これにより、 Mac Pro Early 2009の制限の多くが解放されて大変有用なのですが、本来純正にはない状態になっています。こういう環境では、純正のツールではエラーを表示することもあり得ます。やはり、こちらで本問題が指摘されていました。Mac Pro Early 2009 Firmware 5,1で、共通して表示されるエラーです。ただし、実害はありませんので、気にする必要はありません。

 

vintagecomp at 23:30|PermalinkComments(0)

2020年04月02日

遂にメインマシンをCatalinaに!

私のメインマシンMacBook Pro 15" 2016のOSは長らく、10.13.6 High Sierraで止まっていました。Mojaveにすると使えなくなってしまうソフトがあるのがいちばんの理由です。MS Office, Filemaker Pro, Dreamweaverなどがありますが、1番の問題はFireworks。このソフトは本当に使い込んでおり、私にとってはなかなか他ではだいたいし難いものでした。もちろん、Fireworks以上の機能を持つソフトもありますが、やはりFireworksのようにはスイスイと使えないのが難点です。ただ、メジャーアップデート2つもあったので、そろそろ移行しなくてはと準備は進めていました。使えなくなるソフトは、最新版をかったり、代替ソフトを用意したり、そしてFireworksの代替は、Affinity Photoと決めました。試用したところ、ほぼFireworks並みのことはできるとわかりました。ただ、何かやろうと思うと、いちいち調べないとわからない。そこで、準備はほぼ整ったものの、まだ踏み出せずにいました。

そんな時に出ていた 10.13.6 High Sierraのセキュリティアップデート。とりあえずアップデートしておくかと、実行したところ起動不能に。実は前にも経験あります。まず、High Sierraにアップデートした時に起動不能になってしまいました。その後、変な解決法がわかりましたが、マイナーアップデートの度に同じ現象が。ただ、解決法がわかっているために、なんとかなりました。そして、今回のセキュリティアップデートでも、同じ問題が!早速同じ解決法を試しましたが、今回は解決せず起動不能のまま。う〜〜む、マジで困った。それで、この際Catalinaにアップデートしようと思いました。

データー量も多いので、できれば上書きインストールしたいもの。まずは、MacBook Pro Late 2013にターゲットモードで接続し、2016のSSDから起動し、Catalinaインストール試みました。しかし、「Targetモード接続のドライブにはインストールできない」との表示が。知らなかった!
それなら、正攻法で起動可能なインストール用USBメモリを作成し、そこから上書きインストールすることにしました。しかし、インストール途中でエラー発生。再度インストールしようにも、もうインストール先に表示されなくなりました。
もはや、クリーンインストールしかありません。SSDを初期化して、クリーンインストール。これはすんなり行きました。そしてTime Machineからデーターを移行します。1.2TB使っていたので、そこそこ時間がかかります。また、メジャーアップデート2つ跨いでいること、大きいデーターをエラーなく移行できるかというのが心配でした。この時点で、深夜1時半。最近早寝の私には、かなり遅い時間です。寝る前に何としてもデーター移行を開始しておきたかったのです。朝起きると、まだデーター移行は続いていました。結局8時間ほどかかって、データー移行は完了。遂にCatalinaが立ちあがりました。

Catalina


 
メールを起動すると、メールの読み込みを開始しますが、途中で「読み込めませんでした」とエラー表示されてしまいます。何度やり直しても同じ。

スクリーンショット 2020-03-31 午前9.15.14














終了以外選べず、読み込み途中で無視して使うこともできません。困った。エラーメッセージから、類似症例を検索してみましたが、該当なし。それなら、英語の設定に変えて、英語のエラーメッセージから検索すれば、何か情報があるかもしれません。英語に変えて、再び読み込みを始めると・・・、何とすんなり読み込みが終了しました。

いや〜、色々と焦りました。しかし、この騒動のおかけでなかなか踏み出せなかったアップデートが完了。久々の最新macOSです。今のところは、快調です。

vintagecomp at 09:57|PermalinkComments(1)

2020年02月28日

macOS Catalina Patcher での不具合

Catalina 非対応の機種にCatalinaをインストールできるようにするmacOS Catalina Patcher。正直なところ、動作はしても実用的には?の場合が多く、あまりお勧めはできない面もあります。それでもMac Pro Early 2009〜Mid 2012なら、ビデオカードをMetal対応に交換していれば、十分実用的に使えると思います。とは言え、無理やりインストールするだけに色々と問題も発生しています。それをまとめたサイトがありました。

macOS Catalina Patcher 不具合情報と解決策

中でも問題なのが、macOS標準の日本語入力プログラムが動作しない点ですね。ここは、「Google日本語入力」やATOK等を使って回避するしかないようです。 やはり、メインで使うのはリスクが大きいので、Mojaveやそれ以前のOSはキープしたまま運用するの良いと思います。

Metal対応ビデオカード
EVGA GeForce GTX 680 Mac Edition 2GB  59,800円
Sapphire Radeon HD 7950 3GB Mac Edition  49,800円
nVIDIA Quadro K5000 for Mac 4GB  89,800円
SAPPHIRE Radeon PULSE RX 580 8GB  38,000円 

vintagecomp at 10:36|PermalinkComments(3)

2020年02月21日

Mac Pro 2009-2012 シングルCPUで64GB

昨日のYoutubeで取り上げた内容ですが、ブログ記事にもしておきます。
Mac Pro 2009-2012 シングルCPU仕様のメモリスロットは4つ。1つ当たりの最大容量は16GBです。4つなら16GBx4で64GBといきたいところですが、そうすると起動中にフリーズしてしまい、動作しません。16GBメモリは3枚まで、さらに8GB追加することも可能で、最大56GBです。
ところが、デュアルプロセッサー仕様は8スロットで16GB 8枚の128GBが可能です。シングルCPUのメモリスロットは半分ですが、最大メモリは半分未満となってしまいます。
さて、そのデュアルプロセッサ用のCPUをシングル CPUモデルに使用したらどうなるでしょう。こうなります。

64GB








どうやら、64GBがダメなのはCPUに依存していたようです。もちろん起動するだけでなく、ちゃんと64GB活用できます。
64GB化も可能な、CPUアップグレードキットを販売中です。性能も大幅アップです。

3.46GHz 6 Core X5690 CPUアップグレードキット for Mac Pro 2009-2012 21,000円
3.33GHz 6 Core X5680 CPUアップグレードキット for Mac Pro 2009-2012 15,800円  

これでも満足できない方は、デュアルプロセッサー化で最強仕様に!

vintagecomp at 06:13|PermalinkComments(2)

2020年02月15日

Mac Pro Early 2009の Mojave問題

Mac Pro Early 2009は、改造次第ではまだまだ相当な性能を発揮するので、今でも利用されている方は多いです。正式対応OSは、 OS X El Capitanまでですが、Mac Pro 2009-2010 Firmware ToolによってMac Pro Mid 2010, Mid 2012相当のFirmware 5,1に上げる裏技を利用でき、ほぼMid 2010, Mid 2012並に使用可能です。Firmware 5,1に上げることで、macOS Mojaveに上げることができるのは、ユーザーにとっては嬉しい限りですね。

macOS Mojaveリリース当初は、インストールしても特に問題なく利用できていましたが、10.14.4 Early 2009環境で問題が指摘されるようになりました。
現象としては、音楽や動画再生時に音がブツブツと途切れてしまうのです。 10.14.3までは特に問題はなく、OSアップデートでの改善も期待されましたが、結局最終の10.14.6に至っても解消されていません。

 全てのEarly 2009で起きるのではなく、一部のEarly 2009で起きているのですが、どのスペックで起きるのかはこちらのフォーラムで解明されています。

Mac Pro Early 2009 Nehalem デュアルCPU仕様のみでの不具合です。2009の8 Core モデル全てですね。なぜこうなるのか、よく考えてみると納得です。

Early 2009のCPUは、シングル、デュアルともにNehalemです。Mid 2010の4 CoreシングルはNehalemですが、 デュアルは全てWestmereになっています。
つまり、 Nehalem デュアルCPUはMid 2010、Mid 2012には存在しない仕様なのです。それ故、OSとしては不具合が起きても致し方ないし、アップデートによる不具合解消も期待できないことになります。

解決策としては、以下があります。

1. OSを10.14.3までに留めておく。10.14〜10.14.3までのフルインストーラーをお持ちの方は良いのですが、今から入手するのは難しいと思います。その場合は、High Sierra 10.13.xまでにするしか無くなります。

2.  CPUをWestmere デュアルにアップグレードする。これによって、不具合も解消し、性能も大幅にアップできるので、一石二鳥です。

この不具合解消策として、CPUアップグレードがお薦めです。
X5680kit-2009












3.46GHz 12 Core X5690 CPUアップグレードキット for Mac Pro Early 2009  49,800円
3.33GHz 12 Core X5690 CPUアップグレードキット for Mac Pro Early 2009  39,800円

vintagecomp at 06:25|PermalinkComments(0)

2020年02月06日

iMacのターゲット・ディスプレイ・モード

お客様から、ご質問をいただきました。

MacBook Pro 16 inchを購入予定ですが、現在使っているiMac 5k Late 2014 モデルを外部モニタとして使えないでしょうか。

iMac 27 inch Late 2009 モデルからターゲット・ディスプレイ・モードが採用され、外部ディスプレイとして利用できるようになっています。採用当時は結構話題になりましたが、最近はあまり聞きません。お尋ねの機種では使えるのでしょうか。

これは、ちゃんとAppleのサポートページに記載されrています。

iMacをディスプレイとして使用する

ターゲット・ディスプレイ・モードに対応するのは、iMac(27インチ、Late 2009)、iMac(27インチ、Mid 2010)、iMac(Mid 2011〜Mid 2014)のみです。
残念ながら、Late 2014モデルは時期的にはギリギリで使えません。

さて、便利そうなこの機能、なぜ採用されなくなったのでしょうか。上のリンクに記載されているように、iMacが起動されている状態でケーブルを接続し、Command+F2キーを押す必要があるので、普通のモニタと比べるとやや面倒です。 そこで、実際にはあまり利用されていなかったという面はあるでしょう。しかし、それ以上の仕様上の問題があるのです。

Late 2014から27 inchは5Kとなっています。5Kの必要な転送速度は28.31Gbps。モニタの 接続端子はThunderbolt 2で、最大転送速度は20Gbpss。つまり帯域が足りず、5Kの表示は不可能でした。
以後の21.5  inchモデルは帯域上は問題ないわけですが、上位の27 inchモデルは非対応で21.5 inchのみ対応というのは、ラインナップ上ちぐはぐでできなかったのでしょう。
また、今となっては40 GbpsのThunderbolt 3となり、技術的には可能だと思いますが、復活要望もあまりなかったのだと思います。

vintagecomp at 02:55|PermalinkComments(0)

2019年12月06日

macOS 10.14.6 フルインストーラー入手法-1

Mac Pro Mid 2010, Mid 2012は、メタル対応のビデオカードを装着すれば、macOS Mojaveに対応しています。(Early 2009もFirmwareをMac Pro 5,1にアップデートしていれば同様です)
そして、 macOS 10.4.1以降のフルインストーラーを使用すると、FirmwareがアップデートされてNVMeのSSDからの起動も可能になります。

PCIeMP













Intel 660P 2TB NVME PCIe SSD for Mac Pro 2009-2012 起動対応 49,800円
Intel 660P 1TB NVME PCIe SSD for Mac Pro 2009-2012 起動対応 24,800円

「macOS 10.4.1以降のフルインストーラーはどうやって入手すれば良いですか?」とお客様から連絡をいただきました。それは、ソフトウェアアップデートからでも良いし、Appleのサイトからダウンロードすれば良いと思ったのですが、それはMojaveが最新の頃の話。macOS Catalinaが最新の今となっては、こういう普通の方法では入手できません。さあ、どうする! 

macOS Mojave Patcher を利用するのがお薦めです。元々Mojave対応なので、Patchソフトは必要ないのですが、このソフトにはフルインストーラーのダウンロード機能も備わっているので、これを利用するわけです。 Mojave最終の10.14.6がダウンロードされます。(続く)

vintagecomp at 13:47|PermalinkComments(3)

2019年11月22日

IFIXITがMacBook 16" 2019のバラシ記事を掲載

バラシ記事でお馴染みのIFIXITが、MacBook 16" 2019のバラシを実施していました。
意外なところが、 新設計のキーの一部が2015年のホワイトMagic Keyboardのキーと互換性がある点ですね。黒いキーに白いキーが混じっているのはちょっと新鮮な感じです。とは言え、若干高さがアップしますし、全てのキーに互換性があるわけではなく、古いMagic Keyboardのキーとは互換性がないということですので、たまたま持っていないと交換は厳しいかと思います。

先日のVintage Computer チャンネル第219回で、Appleのサイトに記載されている透視図を元に内部の構成を予想していました。残念ながら、結構間違えていました。
まず、CPUとGPUを逆に予想していました。これは、チップサイズをよく見ていれば間違わなかったはずで、お恥ずかしい限り。
またSSDのチップは、右端に搭載されており見当違いでした。SSDチップと推定していたのは、4GBのビデオメモリーが正解でしたね。

やっぱり、「百の推理は一見にしかず」でしょうか。この記事を見ても、分解してやれそうなのは、ファンの交換とロジックボード交換くらいで、改造派には寂しい限りです。


vintagecomp at 09:48|PermalinkComments(0)

2019年10月23日

Mac Pro 2009-2012 シングルCPUの最大メモリは56GB

Mac Pro 2009-2012 シングルCPUのメモリスロットは4基。1つのスロットに使える最大メモリは16GB。ならば4つで64GBが最大メモリとなりそうですが、残念ながらこの場合は起動途中でフリーズしてしまいます。最大メモリは、16GB 3枚と8GB 1枚の56GBです。 

DDR3ECC4










シングル CPU最大 56GBキット 16GBx3+8GB DDR3 ECC Registered 39,800円
64GBキット 16GBx4 DDR3 1866MHz ECC Registered Samsung純正 44,800円

本ブログでもこれまで何度か取り上げきた内容ですので、 本ブログ読者のMac Pro ユーザーならご存知のことでしょう。
ところが、先日まで 64GBキットは、Mac Pro 2009-2012も対象機種にしており、おまけにシングルCPUモデルでは使用できないことの記載が漏れていました。大失態!
シングルCPUユーザーのお客様から、起動できない旨連絡いただき判明しました。大変失礼しました。

元々、Mac Pro 2009-2012用の16GBx4 の64GBキットは設定しておりませんでした。Mac Pro Late 2013用には 16GB 1866MHz x4 の64GBキットを設定していました。後に、16GBx4 1866Mhz 64GBキットはMac Pro 2009-2012のデュアルCPUモデルでも使用できるため、Mac Pro 2009-2012, Late 2013用としました。ただ、これだけだとシングルCPUでも使えるように思えてしまいますね。シングルCPUの制限を記載しないといけませんでしが、うっかり漏れてしまいました。

今回、注意書きを加えましたが、シングルCPUユーザーの方はお気をつけください。 

vintagecomp at 07:20|PermalinkComments(2)

2019年10月16日

macOS Catalina Patcher

macOS Catalina Patcher が公開されています。Catalina 非対応Macに、Catalinaをインストールしてしまうユーティリティソフトです。
対応機種を見ると、かなり広範な機種が網羅されています。

Early-2008 以降の Mac Pro, iMac, or MacBook Pro
Late-2008 以降の MacBook Air または Aluminum Unibody MacBook 
Early-2009 以降の Mac Mini or white MacBook
Early-2008 以降の Xserve

MacBook Air Late 2008にもインストール可能というのは驚きですが、正直古くて非力なモデルには実験的な意味合いしかないと思います。実用的に使用できる条件としては、やはりMetal対応のビデオカードを搭載している機種ですね。最も実用的に利用できるのは、Metal対応のビデオカードを装着したMac Pro Early 2009~ Mid 2012になると思います。

この種のソフトでは、ターミナル操作が必要なところをGUI化したのみのものが多いのですが、ビデオを見る限りかなり機能の高い出来の良いソフトのように思います。
まず、非対応機種の場合OSのダウンロードから躓きがちですが、これもアプリ内で実施してくれます。機種のインストール制限にパッチを当てて無理やりインストールを行うわけですが、非対応機種の場合古いハードのドライバーソフトがCatalinaに含まれておらず、Wi-FiやBluetooth他が動作しないということが起きがちです。そこで、OSインストール後にこれらのハード用のドライバーをインストールする機能まで入っています。これはかなり実用度が高いですね。
まだ試していませんが、近日中に試してみたいと思います。

そこまでやっても、やっぱりCatalina がバリバリ実用的に使える旧機種というのは、Mac Pro Early 2009~ Mid 2012 に限定されるのではないかと思います。もちろん、この場合Metal 対応カード必須です。

GTX680













EVGA GeForce GTX 680 Mac Edition 2GB 59,800円
Sapphire Radeon HD 7950 3GB Mac Edition 69,800円
SAPPHIRE Radeon PULSE RX 580 8GB + 電源ケーブル 38,000円
 

vintagecomp at 08:34|PermalinkComments(2)

2019年10月10日

Mac Pro 2009-2012 128GBメモリ+OS X 10.8.5

超ヘビーな作業では、何と言ってもメモリ搭載量が物を言います。Mac Pro Early 2009-2012は、デュアルCPUなら最大128GBまで搭載可能ですので、超ヘビーなプロのお仕事もこなせます。それ故、今になっても手放せない方が多いです。
128GBキットを利用するためにはOS X 10.9 Marvericks以上が必要です。

DDR3ECC8-SM2

















128GBキット 16GBx8 DDR3 PC3-14900 1866MHz ECC Registered Samsung純正 88,000円

商品説明には以下のように記載しています。

本キットの利用には、OS X Marvericks 10.9以降が必要です。 (中略)OS X 10.8.x以前では、8/12 Coreモデルは96GBが最大です。

お客様より、128GBメモリキットについて、お問い合わせをいただきました。以下のような内容です。 

macOS 10.13.3 High Sierraをメインで使っていますが、OS X 10.8.5もサブで使っています。128GB搭載した場合、 OS X 10.8.5では96GBしか認識しないだけで正常に動作するのでしょうか。それとも、起動不能になったりするのでしょうか。

はい、ちゃんと把握しております。え〜〜と、どうだったっけ(汗)。
以前、ちゃんと動作検証もしたのですが、最近はこの種のお問い合わせも長らくなったので忘れています。これはやはり実機確認しないといけないでしょう。

やってみると、あれ? 「このMacについて」で128GB認識しています。 あっ!思い出しました。
 「このMacについて」やシステム情報ではちゃんと128GB認識されるのですが、実際には利用できないのです。アクティビティモニタでメモリを観察すると、メモリ使用量96GBまでは正常に使用されますが、それ以上になるとメモリは使用されずスワップ領域に入り、レインボーマークが頻出するようになります。

というわけで、 OS X 10.8.5以下では96GBまでしか利用できないものの、問題なく起動し切り替えの際にメモリを抜いたりする必要はありません。
また、シングルCPUモデルの場合は、最大メモリは56GB(16GBx3+8GB)ですが、64GB (16GBx4)搭載すると、起動途中でフリーズしてしまいます。この辺りの違いは、注意が必要です。

vintagecomp at 08:31|PermalinkComments(0)

2019年07月30日

Metal対応カードと非対応カードの組み合わせ

20周年記念クーポンで、主要商品20%引きです! あと2日!

macOS Mojaveの必要条件がMetal対応 GPUを搭載していることです。しかし、既にMojaveインストール済みのMac Pro Mid 2010/2012なら、Metal非対応のグラフィックボードを装着しても、起動、表示は可能です。もっとも、十分なグラフィック性能は発揮できません。

FirmwareがMac対応のMetal対応のグラフィックボードを装着するのが、Mac Pro Mid 2010/2012で運用するのは理想的です。しかしこれらのカードは絶版で入手困難、あっても価格は高いです。
そこで、 FirmwareがMac非対応ながら、Apple自体も推奨カードそしているRadeon RX 580等を利用するのが一般的となります。起動時には、Appleロゴは表示されず、いきなりデスクトップが現れる形になります。その他、OS上以外の表示ができないのが難点です。option起動やリカバリーモード、AHTなどいずれも表示されません。これは不便。これらを使う時は、グラフィックボードの差し替えが必要となるわけですが、やっぱり不便ですね。そこで、考えるのがMetal対応カードと非対応カードの2枚挿し。以前、試してみました

この時は、Metal対応カードにQuadro 4000、非対応カードにGeforce GT 120を使いました。Quadro 4000 しか表示できないという結果でした。これでは2枚同時に使えず、失敗と考えていましたが、これはこれで価値があるとも言えます。Geforce GT 120はOS上で使えなくても、option起動やリカバリーモード等で表示できるのであれば、いちいち差し替えすることが不要になります。
そこで、Radeon RX 580Geforce GT 120で使ってみたというお客様から連絡がありました。起動途中で止まってしまい、起動できなくなるとのこと。早速こちらでもテストしてみましたが、やはり同じ結果。GT 120にAppleロゴが表示され、ステータスバーが表示されます。その後、Appleロゴが消えたところでストップ。おそらく、ドライバーを読み込んだところでエラーが起きてしまうのでしょう。

Metal対応カードと非対応カードの2枚挿しはうまくいかないという結論です。やはり、必要に応じて差し替えるか、FirmwareがMac EFI対応のMetal対応カードを使うしかなさそうです。
 

vintagecomp at 09:28|PermalinkComments(1)

2019年06月18日

Mac mini Late 2014に内蔵SSDを追加する一番簡単な方法

Mac mini Late 2014は2.5インチHDDとPCIe SSDを1台ずつ内蔵できるようになっています。HDDモデルにSSDを追加しようとすると、2.5インチHDDをSSDに交換する方法と、PCIe SSDを追加する方法があります。
2.5インチHDDをSSDに交換するのは、簡単そうで実は結構大変です。ほぼ全バラシが必要になります。PCIe SSDを追加するには必要なケーブルが内蔵されていないので、増設キットが必要ですが、作業は実に簡単です。裏蓋を開ければ、そこからケーブルやSSDの追加ができます。初心者でも十分に可能な内容です。

 MM2014SSDkit3








Mac mini Late 2014用 PCIe SSD増設キット Ver.2 5,800円

PCIe SSDは2.5インチSSDより高価ですが、より高性能ですのでその価値はあると思います。Mojave以降でしたら、割安なIntel 660P SSDもあります。

Intel 660P (High Sierra以上、Mojave以降推奨)
2TB 49,800円
1TB  24,800円

Apple 純正(全てのOSバージョンに対応)
1TB  68,000円
512GB  38,000円
256GB  24,800円
128GB  12,800円
放熱板  1,980円


vintagecomp at 08:34|PermalinkComments(0)

2019年05月29日

キーボード修理プログラム、Late 2016も対象?

MacBook、MacBook Air、MacBook Pro キーボード修理プログラム」が発表されています。薄型のバタフライ構造のキーボード、発売以来不具合が散見され、新型が出るたびに改良されたと言われていましたが、最新モデル含めて全機種対象です。つい先日発売されたMacBook Pro 2019まで対象なのは驚きです。これも、対策されたと言われているのですが。

何れにしても、購入から4年間は無償修理の対象となるそうですので、不具合が出たらすぐに修理ですね。

SNSで、こんな質問が出ていました。

「MacBook Pro 15-inch Late 2016モデルなのですが 、対象モデルにはMacBook Pro (15--inch, 2016)モデルはあるものの、Late 2016は見当たりません。対象なのでしょうか?」
私もこのモデルを使っており、「このMacについて」で確認すると、MacBook Pro (15-inch Late 2016)と表示されます。そのものズバリで表示されていないので、ちょっと不安ですね。
今回の質問は15-inchについてでしたが、13-inchも同様です。

実はこのモデル、発売時には MacBook Pro (15-inch Late 2016)でしたが、その後MacBook Pro (15--inch, 2016)に呼び名が変わっています。以前は年に2回のアップデートはザラ、3回のこともありましたが、もう年2回以上のアップデートはやらないということで変更になったのでしょう。2017年の初めの方で変更されているので、その後のOSで「このMacについて」の表示も変えてくれればいいのですが、こちらは放置されたままなので紛らわしいですね。

現時点での正式名称はLateがつかない2016ですので、気をつけましょう。 

vintagecomp at 08:21|PermalinkComments(0)

2019年05月15日

起動対応のMac Pro 2009-2012用NVMe SSD

先週、「コスパ最高の660P NVMe SSDの取り扱い開始」のお知らせをしました。お陰様で好評です。
今回は、その中のMac Pro Early 2009〜Mid 2012用について解説します。 
商品は、こちらです。


 PCIeMP













Intel 660P 2TB SSD for Mac Pro 2009-2012(起動対応) 49,800円
Intel 660P 1TB SSD for Mac Pro 2009-2012(起動対応) 24,800円

High SierraよりNVMe SSDの使用が可能になり、対応するほとんどの機種で起動も可能になりました。ところが、Mac Pro Mid 2010~Mid 2012に関しては、NVMe SSDの認識はしてストレージとして使用できるものの、macOSの起動には非対応でした(2009のFirmwareを5,1にアップデートした場合も同じ)。これはFirmwareが対応していないためで、如何ともしがたいものがありました。
Mojave 10.4になり他機種の起動時の問題のバグも解消したので、もしかするとMac Pro Mid 2010~Mid 2012でも対応したのではないかと期待しましたが、残念ながら非対応。メジャーアップデートでもダメだったということは、このまま起動対応については放置されるのではないかと思いました。ところが、macOS 10.14.1以降のフルインストーラーに含まれるFirmwareアップデートで、NVMe SSDの起動に対応しました。各OSのBoot ROMのバージョンを確認してみましょう。

macOS Boot ROM 動作状況
10.13.x MP51.008x.B00 NVMe 認識, 起動不可
10.14 138.0.0.0.0 NVMe 認識, 起動不可
10.14.1 140.0.0.0.0 NVMe 認識, 起動可
10.14.4 141.0.0.0.0 NVMe 認識, 起動可

Boot ROMバージョンが、140.0.0.0.0以上であれば起動にも対応します。なお、Firmwareがアップデートされれば、High Sierraでも起動は可能になります。
気をつけたいのは、Firmwareがアップデートされるのはフルインストーラーのみという点です。アップデーターではFirmwareはアップデートされません。例えば、10.14はフルインストーラーのみですので、インストール時に138.0.0.0となります。その後、毎回アップデートをかけていくと、最新の10.14.5でもBoot ROMは138.0.0.0.0のままです。フルインストーラーをダウンロードしてインストール必要があります。


vintagecomp at 08:26|PermalinkComments(32)

2019年04月18日

正しいオーブンでの焼き方

動かなくなったMacBook Airをオーブンで焼くと完全にぶっ壊れることが改めて証明される」という記事がGIGAZINEに掲載されていました。
MacBook Airを落としてしまい電源が入らなくなったため、奇跡の修理法として 紹介されているオーブンでMacBookのロジックボードを焼く方法をトライしてみたそうです。ところが、あえなく失敗したそうです。

しかし、内容を見るとツッコミどころ満載ですね。そもそもこの修理が有効なのは、熱害による故障です。高負荷でCPUやGPUが加熱すると半田が溶け気味になる場合があり、それが原因で接続不良になってしまうことがあります。その場合、オーブンでロジックボードを適切に焼けば再度半田付けされて修理できるわけです。今回は、落下による物理的な衝撃が原因ですから、この修理法が効くとは思えません。
また、オーブンに入れたロジックボードの向きがいけません。パーツ側を下に向けて置いているので、各パーツが浮いてしまい完全に壊れてしまいました。成功例ではやはりパーツ側を上にしています。この事例でも、パーツが浮いたり脱落したりしていますから、パーツを上側に向ければ再半田付けが可能だということはわかりますね。

というわけで、オーブンで焼くのは熱害による故障の場合、向きはパーツ側を上向きにやってみてください。もちろん、ダメ元の最後の手段としてやってください。
 

vintagecomp at 09:08|PermalinkComments(0)

2019年03月08日

爆速SSDアダプタの装着位置

同じご質問をほぼ同時にいただいたので、ブログでも取り上げておこうと思います。
Mac Proタワーのストレージ速度を、爆速にするのがこちら。

PCIeSSDadapter 















PCIe SSD to PCI Express x4 アダプタ+放熱板, Mac Pro 2008-2012用 3,980円

Apple純正のPCIe SSDとの組み合わせで、最大1.5GB/secの超高速ストレージを実現できます。起動ディスクとして使えるのも嬉しい点です。このカード、Mac ProのどのPCIe スロットに装着すると良いのでしょう。この点について、ご質問をいただきいました。実は、商品説明にて解説しています。

Early 2009, Mid 2010, Mid 2012では、 x4のスロット3またはスロット4に装着ください(最大速度1.5GB/sec)。スロット2でも動作しますが、最大速度は750MB/sec 程度となります。
Early 2008では、どのスロットでも最大速度は750MB/sec 程度となります。

Early 2009〜Mid 2012なら、正解はスロット3または4になります。 Early 2008ならどれでも同じということになりますが、PCIe 2.0 x16レーンを使用するのはもったいないので、やはりスロット3または4が良いでしょう。

Early 2009〜Mid 2012の場合、スロット2はPCIe 2.0 x16、スロット3, 4はPCIe 2.0 x4です。カード側はPCIe 2.0 x4です。x16は大は小を兼ねるので、スペック上はどのスロットでも良さそうです。ところがスロット2に装着すると表示上はリンク幅 x4となっていますが、実際に速度を測ると半減しています。

Early 2008の場合、スロット2はPCIe 2.0 x16、スロット3, 4はPCIe 1.0 x4です。スロット2の場合は、Early 2009〜Mid 2012と同じくなぜか速度が半減してしまいます。スロット3, 4はPCIe 1.0なので、仕様通り速度は半減します。

なぜスロット2でこのような速度低下が起きるか不思議ではありますが、どちらにしろわざわざオーバースペックなスロットを使う必要はないので、ちょうど良いスロットを使えば良いということにはなります。この理由、わかる方がいらっしゃったらコメントお願いします。

Early 2009〜Mid 2012で良かれと思って高速なスロット2を使ってしまうと、 逆にスピードダウンしてしまうので要注意ですね。

vintagecomp at 08:35|PermalinkComments(9)

2019年02月08日

Apple USB-C - USB アダプタの速度について

最新MacのUSB-C端子に従来のUSB-A機器を接続するためのアダプタを使用している方は多いと思います。Macユーザーとして一番安心感のあるのは、やはり純正品のApple USB-C - USBアダプタでしょう。

MJ1M2

















これ、商品ページは速度が記載されていないのが気になります。でも、技術情報には記載されていて「転送速度は最大 5 Gbps (USB 3.1 Gen 1) 」となっています。まあ、そうですよね。ところが、ちょっと不可解な現象が起きています。

Vintage Computerでは、USB-C接続の高速外付けSSDを取り扱っています。いずれも、USB-C to USB-C ケーブルとUSB-C to USB-A ケーブルが付属しているので、旧機種の接続も問題ありません。

JEYISSD-1



















JEYI 2TB USB-C/3.1 外付けSSD 88,000円
JEYI 1TB USB-C/3.1 外付けSSD 29,800円
JEYI 500GB USB-C/3.1 外付けSSD 12,000円
USB 3.0の本体と接続すると、400MB/sec以上の速度が出ておりUSB 3.0の速度が出ていることがわかります。ところが、試しにUSB-C to USB-C ケーブルにApple USB-C - USBアダプタを接続したところ、なんと40MB/sec程度の速度しか出ません。これは明らかにUSB 2.0の速度です。
製品としては、アダプター不要のケーブルが付属するので問題ないのですが、これはどうしたことでしょうね。実はUSB 2.0の速度しか出ないのか、条件によってUSB 2.0総統になってしまうのか。ちょっと気になります。
 


vintagecomp at 05:36|PermalinkComments(2)

2018年12月20日

APFSからHFS+フォーマットする方法

macOS 10.13から新しいファイルシステムAPFSが採用されました。SSD に最適化されており、従来のHFS+よりも性能上も有利と言われています。
macOS 10.12.x までは、APFSはサポートされておらず、ディスクがマウントされることもありません。そこで、最新OSでもHFS+を使いたいと言うことがあると思います。

さて、一旦 APSSで初期化されたディスクをHFS+にしたい時はどうするか。ディスクユーテリティでフォーマットすれば良い、と思いがちですが、実はこれはうまく行きません。APFSしかディスクユーテリティの初期化で選べなかったり、選べるとしてもAPFSパーティションが残ってしまいます。

そこで、APFSからHFPS+に初期化する方法が、ROCKET YARD に解説されていました。 ターミナルでAPFSパーティションを消去して、改めてディスクユーテリティでHFS+に初期化します。

確かにこの方法で行けるのですが、正直ちょっと面倒ですね。もっと簡単な方法を発見しました。OS X 10.11 El Capitan 以下で HFS+に初期化できます。環境さえあれば、とても簡単ですね。
APFS非対応のmacOS 10.12 でもいけそうなものですが、これはどうもうまく行きませんでした。OS X 10.11 El Capitanでの初期化がお勧めです。

vintagecomp at 07:45|PermalinkComments(6)

2018年12月07日

M.2 NVMe SSD + アダプターの問題が解消!

ブレードタイプのPCIe SSDを内蔵するMac、純正のSSDを装着するのが安心ですが、価格は高めなのが辛いところ。

M.2 NVMe SSD + アダプターを使用することで、比較的安価にアップグレードが可能です。macOS 10.13以降NVMeに対応したことで使用可能になったのですが、スリープや再起動に問題が発生していました。ハイバーネーションモードを変更することである程度対処できたのですが、うまくいかない場合もありました。原因としては、OS側の問題と考えていましたので、OSアップデートでの改善を期待していましたが、10.13.xの間はなんら改善がありませんでした。

ところが、macOS Mojave 10.14になってこの問題は解消したようです。Appleもやればできるじゃないか!従来よりも安心して使用できます。

970EVOadap













Samsung 970 EVO 2TB NVMe SSD for MBA, MBPR   88,000円
Samsung 970 EVO 1TB NVMe SSD for MBA, MBPR  48,000円


vintagecomp at 06:46|PermalinkComments(12)

2018年11月29日

MojaveのApp問題

毎年この時期は、最新のmacOSにアップデートすべきかどうか悩む時期です。すでに、数台のテストマシーンにはインストールしていますが、私のメインマシンは様子見にしています。やはり、メインマシンでトラブルが起きると、仕事が滞ってしまいますからね。
macOS Sierraの時は何のトラブルもなく、High Sierraも大丈夫かと高をくくっていたらひどいトラブルにあってしまいました。それだけに慎重になってしまいます。やはり、情報が出回ってから精査したいところです。

OWCのブログ、ROKET YARDに「macOS Mojaveで問題が発生しているAppのリスト」の記事が掲載されています。
Adobe系やAppleの古めのAppに問題が出ていますね。Office 2011も問題ありです。 私もいまだにOffice 2011を使っていますが、そろそろアップグレードの時期でしょうか。

Mojaveでは特定のAppで起動しなかったり、起動じにクラッシュするトラブルが発生しているそうです。そんな場合の対処法が紹介されています。

システム環境設定の「セキュリティとプライバシー」を開きます。「一般」のタブを開くと下の方に「Some sysytem software was blocked from loading (いくつかのシステムソフトウェアは読み込みをブロックされています)」と表示されている場合があります。これは、Appが機能拡張ファイルを追加している場合、読み込みをブロックしているわけです。「Allow」ボタンを押すとブロックされているファイルのリストが表示されるので、必要なものにチェックを入れることでブロックが解除されます。

また、「プライバシー」タブでハードウェアやサービスへのアクセスを制限しているので、これを解放することで正常動作する場合があります。
詳しくは元記事を参照してみてください。 

私の方は、メインマシンはもう少し様子を見たいと思います。

vintagecomp at 08:05|PermalinkComments(2)

2018年11月09日

Mac mini 2018のメモリ交換方法

分解サイトとして有名なiFixitにMac mini 2018のメモリ交換方法が掲載されました。
昨日もお知らせしましたように、裏蓋を外すだけでなく、 ロジックボードを筐体から取り出す必要があります。
ただし、ロジックボードの取り出しに関しては、Late 2014よりも若干簡単になっているように思います。
ロジックボードの取り出しには、以下のツールが必要です。

樹脂オープニングツール
T5 ドライバー
T10 ドライバー
TR6 ドライバー

これらのツールセットも、メモリご購入時に2,980円でお選びいただけます。
 DDR4SO-2














32GBキット(16GBx2)DDR4 2666MHz PC4-21300 SODIMM 41,800円

16GBキット(8GBx2)DDR4 2666MHz PC4-21300 SODIMM 18,980円



vintagecomp at 07:48|PermalinkComments(4)

2018年11月03日

Vintage Computer チャンネル第196回〜Radeon RX 580でMojaveをインストール〜

Vintage Computer チャンネル、今回は第196回です。ぜひチャンネル登録をお願いします。

Mac Pro Mid 2010-Mid 2012は、Metal対応グラフィックボードがインストールされている条件付きで、macOS Mojaveをインストール可能です。新品で入手可能なMetal対応のMac版グラフィックボードと言えば、事実上Radeon HD 7950のみとなります。安心して使えますが、お値段高めなのが気になるところです。
その他の選択肢として、Appleも認めているのが、Radeon RX 580などのMac用のFirmwareを持たないカードです。この種のカードは、ドライバーが読み込まれた後は正常に表示されますが、
ドライバーが読み込まれる前は全く表示がされません。起動時にしばらく表示されませんが、普段は実用上の問題はありません。ただし、option起動、AHT、OSインストール一部の画面が表示されないと言った不便さがあります。では、OSインストールは、このRadeon RX 580で問題なくできるのかという不安があると思いますので、実際にやってみました。


インストール完了の残り時間も表示されますので、大きな問題はないですね。OSインストールと、普段macOS上で使う分には実用上問題ないと言えるでしょう。

msi RADEON RX 580 8GB OC + Mac Pro用電源ケーブル 49,800円 


vintagecomp at 05:04|PermalinkComments(9)

2018年11月02日

SSDスロット

MacBook Airは、Mid 2013より大きな変更がされておらず、ニューモデルを待ちわびていた人も多かったと思います。従来型の不満としては、Retina Displayではない、メモリが最大で8GB、SSDが最大で512GBといったところだと思います。
今回は、Retina Display、最大16GBメモリ、最大1.5TB SSDと見事に不満解消されています。ただ、Vintage Computer として残念なのが、SSDのソケットが廃止された点です。これは、Touch IDが発表された時点で、私は確信しました。Touch IDの指紋情報はストレージに保管されるため、ストレージが交換できる構造では問題があり、オンボードにするという考え方のようです。Touch BarのないMac Book Pro 13インチは、2016モデル以降もソケット式になっています。

従来型はSSDのソケットがあるため、アップグレードが可能です。サードパーティーのSSDを使えば、最新型の1.5TBを超える、2TBまでアップグレード可能ですから、やはりスロットがなくなるのは残念です。

その点、Mac miniではLate 2014で廃止されたメモリスロットが復活したのは嬉しい点です。最大64GBですが、このメモリはかなり高価になるので購入時においそれとは選べません。後々メモリが値下がりしてからとか、不足を感じてからアップグレードできるのは、大変嬉しい点だと思います。
先日も触れましたが、画像から判断がつきにくいのがSSD。直付けにも、スロットありにも見えます。

Macmini2018


















なんだか、このサイズに形状、先にも言及したTouch BarのないMac Book Pro 13インチ用のSSDにも似ている気がします。
 Touch BarのないMac Book Pro 13インチ用のSSDは、需要も限られているので取り扱っていませんが、もし共通品だったら取り扱い甲斐がありますね。
 先に述べたように、Touch Barの仕組み上、今後ノートブック SSDソケットは望めそうにないですが、せめてデスクトップには残してほしいです。

vintagecomp at 11:50|PermalinkComments(2)
プロフィール

Harry

Archives