テクニカル

2022年08月02日

起動不能の原因は?

パーツの検証で、Mac Pro Mid 2010を起動することが多々あります。グラフィックボードをQuadro K5000に交換して起動!アップルロゴが表示され、ステータスバーが進行・・・ の途中でブラックアウトしてしまいました。再起動すると、今度は侵入禁止マークが。うーむ、これはどこかに深刻な不具合が?

よくよく再確認したら、なんとグラフィックボードの電源ケーブルをさし忘れていました。起動時はPCIeスロットの電力だけで足りていたのが、ドライバーが読み込まれてGPUが動き出した途端にフリーズしてしまったわけですね。なんともドジな一件でした。

でも考えてみると、グラフィックボードの電源ケーブル不良やコネクタの接触不良などでも同様のことが起きうるわけです。トラブルの際、頭の隅に置いておくと、解決に役立つかもしれませんね。
ATI Radeon HD 5870 1GB 19,800円 
ATI Radeon HD 5770 1GB 12,800円 
nVIDIA Geforce GT 120 512MB Mac Pro 2008-2012 5,800円


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2022年06月28日

UnbufferedとRegisteredの見分け方

6/30まで創業23周年記念セールを開催中!あと3日間!
商品合計1万円以上で、全品10%引き! この機会に是非ご利用ください。

Mac Pro Early 2009をご利用のお客様から、メモリのご相談です。デュアルCPUで現在、メモリは4GB 4枚の16GB。既存の16GBを活かして増設したいとのことです。
ここで問題となるのがメモリの種類、 UnbufferedかRegisteredです。メモリ交換可能なMacのほとんどはUnbufferedメモリです。しかし、Mac Pro Early 2009からLate 2013では、UnbufferedもRegisteredも使用できます。注意点は、UnbufferedとRegisteredは混在できない点です。混在させると起動すらしません。
従って、ご利用のメモリが UnbufferedかRegisteredか確認する必要があります。4GBまではUnbuffered、8GB以上はRegisteredが多いのですが、そうでない場合もあります。

お客様もわからないとのことで、メモリの画像を送ってもらいました。

registered






真ん中の他より大きいチップがRegistered チップです。従って、これは多分Registeredなのですが、実は100%確定ではありません。EPROMでソフトウェア的にRegistered チップの働きを無効にすることもできるのです。Registered チップをつけると製造コストも上がるので普通はそんなことはしません。しかし、先に説明した通り8GB以上はほとんどRegisteredメモリ。ほぼ生産されていない8GBのUnbufferedを作るより、8GB Registeredメモリをソフト的にUnbufferedにしてしまった方が手っ取り早いわけです。
そこで、手がかりになるのがラベル表示です。

registered2








10600Rと記されていますが、このRはもちろんRegisteredのR。Unbufferedの場合は、10600Eまたは10600Uと記されています。
4GBはUnbufferedが多いのですが、これはRegistered。ちゃんと確認して良かったです。

UnbufferedとRegisteredの見分け方は落とし穴がある上、間違うとまるで動作しませんので、注意が必要です。

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2022年06月22日

M2 Macは買いか?

6/30まで創業23周年記念セールを開催中! 商品合計1万円以上で、全品10%引き! この機会に是非ご利用ください。

さて、満を持して登場したM2 MacBook AirとMacBook Pro 13 inch。 これらの機種は買いでしょうか?
まず、M1 Pro MacBook Pro 14 inchを使っている私としては、M1とM2の性能さに興味大でした。もしM2無印がM1 Proに匹敵する、あるいは凌駕する性能を誇っていたら、M1 Proユーザーとしてはかなりがっかりです。M1とM1 Pro、M1 ProとM1 Max、M1 MaxとM1 Ultraはかなり性能差があり、数字が変わらなくても新しい上位SoCはかなり高性能なので、数字がアップした新SoCはM1の上位チップをも凌ぐのでは?という期待というか心配がありました。しかし、これは杞憂でした。
M1とM2の性能差は CPUマルチスレッド性能で18%差、GPUは同じ電力レベルでは処理性能が最大25%、最大電力レベルでは最大35%増加しているということです。GPUは最大コア数が8コアが10コアになっているので、より性能アップしています。とは言え、これはよくあるマイナーチェンジの性能差レベル。M1とM2の性能差は正常進化レベルで、画期的な性能アップではなかったことになります。もちろん、M2よりもM1 Proの方が性能は十分に上、個人的には良かった。
もちろん性能アップしているので、Intel Macからの買い換えを狙っている方には魅力的なモデルになりますが、M1 Macからの買い換えは無しでしょう。価格差からM1 Macを今から買うのもありだと思います。

M2 MacBook Airは新筐体で、なかなか魅力的なモデルだと思います。しかし、M2 MacBook Pro 13 inchは筐体は同じで、従ってMagSafeも無し。これで、エントリーモデルはM2 MacBook Pro 13 inchの方が高い(同じスペックでは同価格)。
 M2 MacBook Pro 13 inchの方が優れている点は、筐体の熱容量が高いため、高負荷高発熱時に有利という点に尽きると思います。それ以外は、M2 MacBook Airの方が多くの点で有利。正直、 M2 MacBook Pro 13 inchはお勧めできないと思います。なぜ、こんなスペックにしたのか疑問です。




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2022年06月04日

iMac 2017のワイヤレスカードがLate 2015のアップグレードに!

iMac 21.5"/27" のLate 2015と2017モデルでは、ワイヤレスの仕様が少々異なっています。Wi-Fiは同じ802.11acですが、Bluetoothは4.0と4.2の違いがあります。
4.2は省電力化が進み、転送速度もアップしています。ただし、macOS上でできることに差があるわけではありません。地味な性能アップと言っても良いでしょう。ただ、カードの差し替えのみで性能アップするので、分解の機会があればついでにアップグレードしてはいかがでしょう。

653-00011















ワイヤレスカード 802.11ac/Bluetooth 4.2, iMac 2017 9,800円

ちょっとややこしいのがBroadcom品番は、どちらもBCM943602CDPで同じです。それなのに、スペックが異なります。Broadcom品番は、他にも同様のケースがありますね。
なお、iMac Late 2012~Mid 2014モデルと端子形状は同じです。それなら、これらのモデルにも装着できそうですが、残念ながらサイドが放熱板に干渉して取り付けできません。これは残念!
 

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2022年05月14日

FileVaultをパスワードなしに初期化!

入手した中古 SSD、APFSで初期化されFileVaultで暗号化されていました。これを使用するにはパスワードを入れてアンロックしないといけません。別に内容を読む必要はなく初期化したいだけですが、それにもパスワードが必要です。
以前、Terminalを使って FileVault をパスワードなしでアンロックしたことがありました。方法はこちら。同じ手が使えるかと思ったのですが、これは「Mac OS 拡張(ジャーナリング、暗号化)」で有効で、APFSでは使えないようです。APFSでも似たような手段があるに違いないと思ったのですが、調べた限り見つかりませんでした。これは諦めるしかないのか。

APFSが存在する前のOSで初期化はできないものか?と思いつきました。APFSの存在する前なら、暗号化されていると認識もできずに、単に読めないドライブとして普通に初期化できるのでは?しかし、そんなにうまくいくのか?

OS X 10.10 Yosemiteで試したところ、あっさりと初期化できました。めでたし、めでたし。

これは仕様上はどうなんでしょうかね?データーの盗難を防ぐという意味では、初期化されてもデーターの漏洩は防げます。もし、本体やSSDが盗難されても、初期化すら不可能であれば、戻って来れば元通りに使えます。しかし、初期化されればデーターはパーですね。
FileVaultは、データーの盗難を防ぐ機能しかないのか。それとも、データー保全の意味合いもあるもののそれは完璧ではないのか。
まあ、個人的には初期化できる手段が残されているのはありがたいです。
 

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2022年05月12日

デフラグでもっさりが解消!(Windows)

私のメインマシンはMac、サブマシンもMacなのですが、Windowsも使っています。どうにも苦手なのですが、日通のシステム利用や会計処理には避けられません。
さて、そのWindowsマシン、以前はそれなりに軽快に動いていたのに最近やたらと遅いです。書類を開いたり閉じたりにやたらと時間がかかります。そのマシンはノートブックで2.5インチのHDDを内蔵しています。動作状況から、 HDDがネックになっているのは間違いありません。
手持ちの2.5インチ SSDがあるので、それに載せ替えようと画策しました。ハード的な交換は簡単。問題は環境移行。Macならああしてこうしてといくつもの方法を思いつきますが、 Windowsはどうすれば良いの? クローンが作れると良いのですが。
ググってみると、クローンを作って環境移行する方法ありました。 EaseUS Todo Backupというアプリを使えば良いとのこと。フリーで使えるとのことです。
早速ダウンロードして、使ってみようとしましたが、どうも解説サイトとはインターフェースが違う。そして、クローンの機能が見当たりません。 調べてみると、なんと昨年から無料版ではクローン機能は使えなくなったとのこと。他に手軽に使えるフリーのクローンソフトもないようです。
有料版と言っても、それほど高くはないので買っちゃえば良いのですが、その前に一つ試してみることに。

以前は、HDDでもそれなりに軽快に動いていました。それが耐えられないほど遅くなりました。こんな時は、昔はMacでもデフラグを試したものでした。それって大昔な気がします。
Drive Tools/Optimize Drives を開いてみると、フラグメンテーション率が表示されましたが、なんと1%。ごく軽度のようで、 これでは解消は無理か? とにかく、デフラグをやってみます。 デフラグはやたら時間がかかった覚えがありますが、1%のせいか短時間で終了。
結果は、おや?結構軽快です。もちろんSSDのようには行きませんが、これなら許容範囲。というわけで、SSD化は当面お預けです。

MacではHDDでもデフラグなんてやらなくなっていたし、SSD化されて必要なくなりました。WindowsではHDDなら有効のようですね。 

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2022年05月07日

Mac Pro プロセッサーボード入れ替えでファン全速となる理由

「Mac Pro Early 2009 プロセッサーボード入れ替えでファン全速となりますが、なぜでしょう?」という質問をいただきました。これは、FAQでこのブログでも何度も取り上げたはず。そこでブログ記事で詳しく解説した記事のリンクと共に回答しようと思ったら、見当たりません。
簡単に解説したり、YouTubeで取り上げたことはありますが、当ブログで詳しく解説したことはなかったようです。今更ながらですが、ちゃんと解説しておこうと思います。

まず、Early 2009モデルとMid 2010/2012のプロセッサーボードには互換性はなく、これらのモデル間で入れ替えてしまうとファンが全速で動作してしまいます。ファン制御ソフトも効きません。動作自体はしますが、爆音で普通の神経なら使い物になりません。2009には2009用の、2010/2012には2010/2012用のプロセッサーボードが必要です。

では、これらモデル間で何が違うのか。実は互換性の問題となるハード上の違いはありません。厳密には、デュアルCPUのCPUとヒートシンクが異なりますが、これが互換性の問題となっているわけではありません。
原因は、Firmwareの一部、 プロセッサーボード上のSMCバージョンが異なるためです。
2010モデルのシステム情報の表示です。

スクリーンショット 2022-05-06 午後3.46.14 

システム側とプロセッサトレイのSMCバージョンが表示されています。このバージョンが合っていないと、制御不能となってしまうのです。システム側はバックプレーンボード(ロジックボード)上に保存されています。
2009モデルは1.39f5, 2010/2012モデルは1.39f11 です。だったら2009モデルのFirmwareを2010モデルのFirmwareに書き換えるツールはあるので、それをかければOKでは? と思われるかもしれません。残念ながら、それではブートROMが書き換えられるのみなのです。私の知る限り、SMCバージョンを書き換えるツールはないようです。

そんなわけで、正しいプロセッサーボードを用意しましょう。なお、シングルプロセッサのトレイとデュアルプロセッサのトレイは互換性があるので、サクッと入れ替え可能です。これは大きなアップグレードになります。ただいま、特価販売中!


661-5708-1











Mac Pro Mid 2010, Mid 2012用 プロセッサーボード 2.4GHz 8 Core 39,800円 29,800円
Mac Pro Early 2009用 プロセッサーボード 2.26GHz 8 Core 32,800円 24,800円

Mac Pro Mid 2010, Mid 2012用 プロセッサーボード 3.46GHz 6 Core 8GB 24,800円
Mac Pro Mid 2010, Mid 2012用 プロセッサーボード 3.33GHz 6 Core 8GB 19,800円
Mac Pro Mid 2010, Mid 2012用 プロセッサーボード 3.2GHz 4 Core 8GB  9,800円
Mac Pro Early 2009用 プロセッサーボード 3.33GHz 6 Core 8GB 19,800円
Mac Pro Early 2009用 プロセッサーボード 2.66GHz 4 Core 8GB 9,800円
 

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2022年03月24日

Mac Studio SSDのアップグレードは可能!?

最近のMacの作りからして、Mac Studio の内部アップグレードは不可能だろうと考えていました。Mac Studioを3台購入し、うち2台をバラして様々な実験をしている猛者がいます。彼によると、内部にはSSDスロットがあるとこと。しかも2つ! これはアップグレード可能なんでしょうか。
ちなみに便宜上SSDと呼んでいますが、コントローラーはロジックボード上にあり、言ってみればフラッシュメモリカードです。

Mac Studio Upgrade?
 

Part 2


1TBモデルの場合、SSDは1枚のみ装着されておりもう一つのスロットは空きです。アップ具の画像では、2つのスロットにカードが装着されており、おそらく大容量モデルは2枚のSSDが装着されているようです。これは、アップグレード可能ではと期待が高まります。
2枚入れてみると、インジケーターが点滅して立ち上がりません。そこで、装着されている方のスロットのSSDを入れ替えてみます。それでも、同じように立ち上がらない。
ジーニアスバースタッフからもコメントがもらえたとのことで、ロジックボードとSSDはペアリングされており、そのままでは使えないそうです。ジーニアスバーでも専用のソフトウェアを使ってペアリングして修理を行うそうで、修理依頼があった場合のみしかそのソフトウェアは使えないとのこと。現実的にはアップルが行う修理以外では、SSDの交換は不可能なようです。
うーん、アップルの意地悪。でも考えてみると、指紋認証が搭載されてから、セキュリティの観点から同様な仕組みになっていますね。あと、今年から展開されるとしている「Self Service Repair」ですが、修理に必要なソフトウェアも使用できるとの情報もありました。それができるのならもしかして、、、とも思いますが、アップルのセキュリティの考え方からそれはできないように思います。
うーーーん、アップルの意地悪! 

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2022年03月12日

メモリの電圧に注意

DDR3メモリは、容量とメモリクロックが主なスペックとなります。Unbuffered/Registerdもありますが、もう一つ気にすべきスペックがあります。それは、電圧。DDR3登場当初は1.5Vでしたが、その後低電圧版の1.35Vが登場しています。
MacがDDR3を使い出したのは、MacBook, MacBook Pro Late 2008から。当初は当然ながら1.5V仕様のメモリが使われてきました。 その後も多くの機種が1.5V仕様でしたが、iMac Late 2013で1.35V仕様となっています。iMac Late 2012は同じ1600MHzながら、1.5V仕様。そのため当初は混乱が起きました。今でも、電圧の違うメモリを装着してしまって動作せずに頭を悩ませてしまっていることは時々起きてしまっているようです。
そこで、Vintage Computerでは1.35V/1.5V両対応のメモリを取り扱うことでトラブルを防いでいます。

それ以前の1066MHz, 1333MHz仕様については全てのMacは1.5V仕様なので、これまでずっと1.5Vメモリを取り扱ってきました。しかし、最近1333MHzの1.5Vメモリは入手困難となってきました。そこで、1600MHzと同じく1.35V/1.5V両対応のメモリに切り替えていくこととしました。
1600MHzメモリの経験より何ら問題ないだろうとは思われますが、そこはやはり検証が必要です。MacBook Proで検証したところ、当然問題なし。あと気になるのが1.5Vメモリと1.35V/1.5V両対応のメモリを混在させても問題ないかという点。これも試しました。

Screen Shot 2022-03-08 at 09.24.40


混在させても、やはり問題なしです。今後在庫終了次第、1.35V/1.5V両対応のメモリに切り替えていきます。

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2022年02月24日

Mac miniのアンテナ感度

対オミクロン支援セール」は3/6までに延長。1万円以上お買い上げで全品10%引き

Mac miniのアルミ筐体モデルは、Intel, M1ともにワイヤレスのアンテナ感度はあまりよくないようで、Wi-Fiのゲージがフルにならなかったり、マウスやヘッドホンの接続が切れがちになったりするようです。アンテナ位置を確認すると、

macmini

















底面の蓋の黒い樹脂部分がWi-Fiアンテナです。Bluetooth アンテナは背面側にあります。金属ケース部分は電波を遮りますので、これはいかにも配置が悪そうです。もしもスチールの机の上にMac miniを置いたら、それこそ最悪なのでは。
これを改善するために、外部アンテナをなんてことも思い描きますが、もっと簡単な解決法があります。それは筐体を立てること。立てることで画像に写っているアンテナは、解放される形になり改善が期待できます。また、立てるのも3つの方向がありますが、これは実際に試してみるのが良いと思います。背面を自分側に向けると、マウスやヘッドホンの感度は良くなるのが期待できますが、背面端子がこちら側を向いてしまい美しくないので、感度との兼ね合いで決めると良いと思います。
 

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2022年01月26日

類似品にご注意ください

Vintage Computer オリジナル商品で、ロングセラーで人気商品がこちらです。


11acMacPro2009-3













Mac Pro Early 2009-Mid 2012用 11ac BT 4.0 アップグレードカード 12,800円 11,520円

購入いただいたお客様からも、大変好評です。Bluetoothの延長ケーブルにより、1枚のカードでBluetooth もアップグレードできるのが特徴です。最近、こんなアダプターも出回っています。

s-l1600



















Vintage Computer オリジナル商品は、ケーブルをコネクタで接続する形ですが、こちらはケーブルがアダプタに直付けされています。これなら、ワイヤレスカードとアンテナ延長ケーブルを用意すれば、同等の機能を実現できるはずです。果たしてそうなのか?
このアダプター、取り寄せてテストしてみました。結果は・・・

確かに、Bluetooth も認識されます。しかし、見て分かる通り、ケーブルは剥き出しで何の保護もされていません。Vintage Computer オリジナル商品は、このケーブルはシールド線になっており、ノイズに強くなっています。バックプレーンボード上を這うように配置するので、このケーブルはノイズの影響を受けやすいのです。USB信号は、シールド線でないとノイズにより速度の大幅に低下することが知られています。テスト結果でも、速度の顕著な低下が見られました。お気をつけください。




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2022年01月21日

Mac Pro Early 2009のメモリクロック

お客様からご質問をいただきました。

自分の環境で1333Mhzのメモリが動作するか不明で困っております。
環境は、MacPro2009をFirmware5.1にアップデートし、CPUを 6CoreインテルR XeonR X5680 3.33GhzのDualにしています。
この場合、1333MhzのRAMを8つ取り付けても1066Mhzでしか動作しないのでしょうか。
CPUがApple純正でないので、1333Mhzで動作するという記事もあれば、トリプルチャンネルにして3枚×2にすれば動作するという記事もあれば、どうやっても1066Mhzでしか動作しないとの記事もあります。

結論としては、1333MHzで動作します。16GB 8枚 128GBでも1333MHzで動作します。
6 Core, または12 Core  にアップグレードされていれば1333MHz動作となります。

以前は、 16GB 8枚 128GBなら800MHz動作などの情報があり、確かにそうでした。しかし、今テストすると間違いなく1333MHzで動作します。これはやはりメモリの特性によるものと思われます。つまり、クロックの下がるメモリもあるので要注意です。
それともう一つ注意しないといけない点があります。4 Core, 8 Coreでは1333MHzメモリが付いていても1066MHz動作となります。これを6 Core, または12 Core  にアップグレードすると、1333MHzにアップするはずが1066MHz動作のまま!
やっぱりダメなのか!?

慌てずにNVRAMクリアを行なってください。 1333MHz動作となります。

3.46GHz 12 Core X5690 CPUアップグレードキット for Mac Pro Early 2009 44,800円
3.33GHz 12 Core X5680 CPUアップグレードキット for Mac Pro Early 2009 34,800円
3.46GHz 6 Core X5690 CPUアップグレードキット for Mac Pro 2009-2012 18,000円
3.33GHz 6 Core X5680 CPUアップグレードキット for Mac Pro 2009-2012 12,800円
128GBキット 16GBx8 DDR3 PC3-14900 1866MHz ECC Registered Samsung純正 78,000円
64GBキット 16GBx4 DDR3 PC3-14900 1866MHz ECC Registered Samsung純正 39,800円
64GB キット 8GBx8 DDR3 PC3-10600 1333MHz ECC Registered Samsung純正  38,000円


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2022年01月06日

Power Mac G4 MDD のTips

クイズです。Power Mac G4 MDD の最大メモリは?

2GB

正解です(OS 9では1.5GBまでしか使えません)。では、その際のメモリ構成は?

512MB 4枚

正解ですが、それだけではありません。1GBメモリも認識され、1GB 2枚または1GB 1枚と512MB 2枚も可能です。(クリックで拡大)

Picture 1










これあまり知られていないと思います。最新マシンだった頃には、これ知っていたとしてもあまり役に立たなかったと思いますが、今だと手持ちに512MBはなくてもG5で使っていた1GBなら持っているという方もいると思います。メモリクロックはPC2700 333MHzですが、G5で使われていたPC3200 400MHzも使用可能です。ただし2GBを超える容量は認識されません。

では、MDD関連品のご紹介です。最強のOS 9マシン本体も入荷!
G4MDD











Power Mac G4 MDD 2003 1.25GHz Dual/2GB/120GB/SD OS 9起動対応 25,800円

Power Mac G4 MDD 用 360W 純正電源 9,800円
Power Mac G4 MDD 用 400W 純正電源 7,800円
Power Mac G4 MDD 167MHz Bus用ロジックボード 8,800円


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2021年11月27日

環境移行でモニタが映らない!

本日より、M1 Pro MacBook Proでブログを書いています。データー転送も完了し、無事使っています。環境移行の際はうまく行くか心配ですが、ほぼ問題なく完了しました。と言いつつ、問題点が一つ。こんな感じで使っております。

M1MBP









真ん中のモニタはApple 27" LED Cinema Displayです。端子はMini DisplayPortなので、USB-Cとの変換アダプタが必要です。これまでは、MacBook Pro 2016でこのアダプタを使用していました。

ASLmDP











MacBook Pro 2016の発売直後に同時購入。この手の製品の出始めでした。ところが、M1 Pro MacBook Proでは動作しない! M1 Macには非対応のようです。そこで、こちらに換えてみました。

JSAUX















JSAUX USB-C to Mini DisplayPort Adapter 2,980円

このアダプターは、30インチ Cinemaにも対応しています。IntelもM1も4KもOKで、互換性バッチリですね。

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2021年11月12日

macOS Montereyの文鎮化問題

10日ほど前のニュースですが、T2セキュリティチップを搭載するIntel MacでmacOS Montereyにアップデートすると文鎮化するというニュースが流れていました。これにより、macOS Montereyのインストラーは一時公開中止となりましたが、現在はT2セキュリティチップのFirmwareアップデーターを含むインストーラーが公開されており、これを使えば問題なくアップデート可能です。

さて、文鎮化してしまった場合、こちらの手順で復活が可能になるということです。 別のMacが必要となりますし、無理な場合はAppleのサポートに持ち込むこととなるでしょう。けっこう重大な不具合ですね。

対象となるのは、iMac Pro 2017以降で2020のモデルも対象です。新しめのIntel Macが対象と思ったのですが、「古めのインテルMac、、、」と見出しをつけた記事もありました。M1よりは古いですが、古めとは思わないですけどね。
また、各記事「文鎮化」という言葉を使っていますのでこのブログでも文鎮化としましたが、やっぱりMacも文鎮ですかね。スマホが動かなくなると横長長方形の物体となってしまうので、文鎮という言葉がしっくりきますが、ノートブック、デスクトップ、色んな形状のMacを文鎮化というのはちょっと違和感あります。

私のMacBook Pro 2016は T1セキュリティチップなので、該当しませんでした。とはいえ、メジャーアップデートはこんな重大不具合がつきものなので、アップデートは慎重にしておりまだアップデートしていません。M1 ProのMacBook Proが12月初旬に届く予定で、これはどの道macOS Montereyなので、これでMontereyデビューとなる予定です。

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2021年10月28日

M1 MacとM1 Pro/Max Macの違い

もちろんよりパワフルなSoCになり、M1 Pro/Max Macは高性能になっています。あと、Thunderbolt ポートが2つから3つになり、MagSafe, SDXCカードスロット、HDMIポートが追加されています。ここまではわかりやすい違いですね。

あと目立たない違いとして、Thunderbolt 3 / USB 4 ポートが、Thunderbolt 4 ポートに変更になりました。Thunderbolt 3がThunderbolt 4 になれば、大きな違いのように思えますが、実は最大転送速度は40Gbpsで変わりありません。では、何が違うのか。これは非常にややこしくわかりにくいのですが、こちらにまとめられています。

大雑把に言って、大して違いはなく実用上違いを感じる点は少ないと思います。一つ感じやすい点は、ハブの対応にあると思います。Thunderbolt 3はデイジーチェーンには対応していますが、USBのようなポート数を増やすハブ機能に対応していません。 Thunderbolt 3でデイジーチェーンに対応していない機器を接続すると、そのポートにはそれ以上Thunderbolt機器を繋げません。Thunderbolt 4なら、ハブを噛ませれば1つのポートから複数のThunderbolt機器を繋げます。Thunderbolt機器を多数使う場合は、ポート不足になりがちでしたが、その心配はないですね。
もちろん、USB-C機器を使う場合は、M1のThunderbolt 3 / USB 4 でもポート数を増やすハブ機能に対応しています。

そんなわけで、M1 Macをお持ちの方や購入をお考えの方、性能的には差はないのでその点はご安心ください。ただし、ACアダプタとThunderbolt機器1つでポートは埋まってしまうので、さらにThunderbolt機器を使いたい場合はよく考えた方が良いですね。
 

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2021年08月27日

Macのメモリはどれだけ必要?-2

昨日の続きです。Intel Macでは、MacをMacらしく使う(スマホではできないことをする)のであれば、たとえ初心者でも16GB以上がお勧め。これが私の意見です。
ところが、M1 Macが登場し、エントリーモデルのはずなのにその高性能ぶりがあちこちのレビュー記事で紹介されました。しかも、メモリ8GBであってもかなりの高性能であるとのこと。プロソフトを使っても、8K動画書き出しのようなよほどヘビーな作業をしない限り、高速動作するとのこと。
ユニファイドメモリによりメモリ管理が効率的になっているため、結構ヘビーな作業でも高速処理ができてしまうようです。
これなら、上級プロ以外は8GBでOKなのでは?

ただ、多くの方が使い出したことで、やはり8GBでの弱点も見えてきたようです。【M1 Mac】徐々にわかり始めたメモリ8GBの弱点 という記事が掲載されていました。この記事でも、やはり8GBでもかなり高速というのが読み取れるのですが、メモリ不足の警告が出て強制終了させられるという現象が複数のユーザーから報告されています。その原因というは明確にはなっていないのですが、どうもRosetta2 を使用している時に発生しているように思われます。

結論としては、超ヘビーな作業はしないし、Rosetta2も使用しない(Intel版のソフトは使用しない) のなら8GBでもいけそうです。
M1 Macは後からメモリの増設はできないので、
Rosetta2もバリバリ使うとか、ヘビーなソフトを複数同時使用するというような方は、やはり16GBが良いと思います。
ちなみに、Vintage ComputerではMacBook Pro 15" 2016 16GBとM1 MacBook Air 16GBを使用しています。前者は16GBでも時折メモリ不足を体験しますが、 
M1 MacBook Air 16GBではメモリ不足を経験したことはありません。保険の意味でも、やはり16GBがお勧めです。

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2021年08月26日

Macのメモリはどれだけ必要?-1

Macのメモリはどれだけあれば十分か。これは使い方によるので、唯一の正解はありません。8GBで十分の人もいれば、64GBで全然足りない場合もあります。
そうは言っても、ある程度の指標があると助かりますよね。初心者ならこの程度、中級ならこれくらい、上級者ならこれ以上、といったことはよく言われます。
先日、初心者向けのMac系ブログで、Intel Macのメモリは8GBで十分と書かれていました。以下要約です。

Macのメモリは8GBもあれば十分、Adobeのソフトを駆使するようなプロなら別ですが、普通のユーザーなら8GBで十分です。「16GBをお勧め」なんて人は、メモリを買わせたいショップの回し者です。

私は常々、「8GBは最低限、初心者でも16GBはほしい」と言っています。まさに、ショップの回し者な訳ですが💦
確かに、メールとネットサーフィンを少々、くらいの使い方なら8GBで余裕です。とはいえ、これならスマホでもできてしまうことで、わざわざMacが必要ではありません。Macを使う以上は、それ以上のことがしたいじゃないですか。
わざわざプロ用のソフトを買わなくても、Macには本格的なApple純正ソフトがフリーで使えます。iMovie, GarageBand, iWork, Keynoteなどもなかなかメモリをたくさん使ってくれます。また、利用者が多いMS Officeもかなりメモリを使います。また、Safariも多数のウィンドーを開けばかなりのメモリを使います。これらのソフトを連携させて使うと、もう8GBではレインボーマークが出てしまい、作業性は極端に落ちてしまいます。このように、MS Officeと純正ソフトを使いこなすためにも16GBは必須と考えています。
いやいや初心者だからという方、上級者ならなぜ動作が遅くなったか理解してメモリ管理しながら使うこともできますが、初心者こそそんなことに気を使わずに作業したいもの。

メインマシンは別にあって、お出かけ専用のセカンドマシンなら8GBもアリかもしれません。しかし、メインマシンとしてしっかりと使うなら、やはり16GB以上がお勧めです。最近のMacは後からメモリ増設できない場合も多いので、購入時に十分なメモリを搭載しておくのが肝心ですね。

さて、以上はIntel Macのお話し。M1 Macになり、メモリ管理効率が上がったため8GBで十分という声もさらに多く聞かれるようになりました。 実際のところどうでしょう(続く)。

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2021年08月18日

外付けドライブを内蔵ドライブとして表示

Mac Pro タワー用のNVMe SSDをご注文いただいたお客様から質問をいただきました。

正常に動作していますが、 外付けSSDとして認識されてしまいます。内蔵ドライブとして認識させる方法はありませんか?

確かにPCIe 接続のドライブは外付けと認識され、外付けドライブのアイコンとして表示されてしまいます。外付けと認識されるのが問題なのか、外付けドライブのアイコンが気に入らないのか。外付けドライブといっても、PCIe 接続では特に機能上の制限はないと思います。お客様に確認するとやはりアイコンが気に入らないとのこと。それなら方法はあります。

まず、内蔵ドライブを選択肢Command+Iで「情報を見る」を表示させます。

Screen Shot 2021-08-18 at 9.51.57 AM


















左上のアイコンを選び、 Command+C でコピー。次に外付けSSDのアイコンを選び、Command+Iで「情報を見る」を表示させます。

Screen Shot 2021-08-18 at 9.52.13 AM



















左上のアイコンを選び、 Command+P でペースト。するとあら不思議、これでアイコンが外付けから内蔵に変更されます。

昔のMac OSでは、アイコンのカスタマイズは定番の操作で広く知られていましたが、最近はあまり知られていないかもしれません。この方法は、フォルダでも何でも適用でき、オリジナルアイコンへの変更も可能です。以前はカスタマイズ用のアイコン画像も広く出回っていましたが、最近はあまり見ませんね。

そんなわけで、PCIe 接続SSDは高速で、物理的には内蔵でアイコン表示も内蔵として表示可能です。
Mac Pro 2008-2012用SSD
Intel 660P 2TB NVME PCIe SSD for Mac Pro 2009-2012 起動対応 49,800円
Intel 660P 1TB NVME PCIe SSD for Mac Pro 2009-2012 起動対応 24,800円

 

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2021年08月14日

iMac 27" 5K 2017のメモリ

iMac 27”は、全モデルメモリのアップグレードが可能です。全モデル、4つのスロットが搭載されており、メモリの拡張性は高いと言って良いでしょう。また、交換が簡単な構造になっているのも、嬉しい点です。
2017モデルより、DDR4 SODIMMが使用されています。2017モデルのメモリクロックは2400MHz、 2019, 2020モデルは2666MHzです。他のモデルでは、Mac mini 2018がDDR4 2666MHzメモリを使用しており、iMac 2017モデルのみが2400MHzメモリを使用しています。

ここで湧く疑問が、 iMac 27" 5K 2017にDDR4 2666MHzメモリを使用できないのかという点です。予想される挙動は、大体以下の通りです。

1. 起動できない。
2. 2400MHzで動作する。
3. 2666MHzで動作する。

その答えは・・・

imac5K2017











imac5K2017-2






2667MHzと認識され、動作しています。問題は、これで安定動作するかという点です。情報によると、大きな問題はなく動作しているということですが、慎重に考えた方が良いと思います。
ハード的には、2666MHz動作に対応しているということです。ではなぜAppleがわざわざ2400MHzメモリを選んでいるかということですね。当時2400MHzメモリが一般的で、2666MHzメモリは出回っていなかったということはありません。安定動作のために2400MHzメモリを選んだというのが、一番納得のいく理由のように思えます。ちなみに速度はもちろん2666MHzの方が高速ですが、体感できるほどの差はないはずです。
似たような例としては、MacBook Pro Early/Late 2011がDDR3 1333MHzメモリが定格なのに、実際には1600MHzメモリを装着すると1600MHzで動作するというものがあります。こちらは、ほぼ問題なく1600MHzで動作するものの、わずかに不安定な傾向が見られました。

というわけで、人柱覚悟であれば2666MHzメモリを選んでみるのも良いと思います。安定第一であれば2400MHz。
既に試された方がいらっしゃったら、 ぜひコメントください。

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2021年07月24日

アクティビティモニタで各コアのCPU負荷を表示

アクティビティモニタでCPUの表示をしていると、下の方にCPU負荷がグラフで表示されます。しかし、各コアの表示を確認したかったらどうすれば良いのでしょうか。「ウィンドウ」メニューの「CPU履歴」をクリックすると、全コアのグラフが表示されます。私のMacBook Pro 2016 ですと、こうなります。

Screen Shot 2021-07-23 at 2.55.01 PM












私のMacBook Pro は4 Coreですが、8 Core分も表示されています。これは何故でしょう? Hyper-Threading テクノロジーにより、仮想コアも含め8 Core分表示されているためです。
M1 Macですと4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPUですが、仮想コアはなく8 Core分の表示となります。

Mac Pro 12 Coreですと、24 Core分表示されます。4 Coreモデルも以下でアップグレードすると12 Coreで24 Core表示に。それも壮観ですね。

Mac Pro Mid 2010, Mid 2012用 プロセッサーボード 2.4GHz 8 Core  58,000円
3.46GHz 12 Core X5690 CPUアップグレードキット for Mac Pro 2010-2012 34,800円
3.33GHz 12 Core X5680 CPUアップグレードキット for Mac Pro 2010-2012 24,800円


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2021年07月13日

互換性が鉄板のFL1100

拡張カードには、基本ドライバーソフトが必要です。ドライバーソフト不要!というものもありますが、多くはOS標準でドライバーソフトが用意されているということです。カードメーカーのドライバーソフトが必要な場合、OSのアップデートでタイミング良くリリースしてくれるのか、またいつまでサポートしてくれるのかというのが心配です。その点、OS標準でドライバーソフトが用意されている場合はかなり安心ですが、いつかはそのサポートも廃止されるかもしれません。
今回注目するのは、FL1100のchipsetを持つUSBカードです。



UP5200

















ULANSeN 7 Port USB 3.0 USB-A/C PCI Express カード 5,980円

Senda 4 Port USB 3.0 PCI Express カード 3,980円

USB 3.0対応(今の呼び方ではUSB 3.2 Gen. 1) のチップセットです。MacがUSB 3.0をサポートして以来(10.8.5以降)、ずっとOS標準でドライバーソフトが用意されています。OS標準でドライバーソフトが用意されているということは、Macでも搭載実績があるのか?と思いますが、それはないようです。おそらくは、Apple がサードパーティーに推奨しているchipsetということになると思います。しかし、サポート開始以来8年、次期macOS Monterayではサポート打ち切り!なんてことはないのでしょうか。

断言します、この先も当分サポートは継続されます。こちらは、私のMacBook Pro 2016にLG UltraFine 5K  Displayを接続しているシステムレポートです。
Screen Shot 2021-07-12 at 12.49.18 PM















ドライバー名は、AppleUSBXHCIFL1100。LG UltraFine 5K  DisplayにUSB 3.0のchipset FL1100が採用されているのでこうなります。これはMac Proに上記USBカードが装着されている場合も、全く同じ表示です。LG UltraFine 5K  Displayは、今もApple Storeで販売されているくらいですから、当分の間はこのサポートが外れることは考えられないでしょう。

Mac Pro 2010-2012は、macOS Mojaveが最終なのであまり関係ないという声もありますが、今もパッチソフトを使って最新OSを利用することは可能です。その場合も、もちろんUSBカードは使えます。また、Mac Pro 2019でもこのカードは使えます。想像になりますが、今後登場するであろうApple SilconのMac Proでもこのカードは継続して使えそうです。
というわけで、FL1100のchipsetを持つUSBカードの互換性は鉄板です。
 

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2021年06月19日

macOS Montereyのシステム条件

6/30まで、1万円以上お買い上げで全商品10%引きとなります。ぜひご利用ください。

秋にリリースされるmacOS Montereyのシステム条件について見てみたいと思います。

iMac
Monterey Late 2015 以降
Big Sur    Mid 2014 以降

iMac Pro
Monterey 2017 以降
Big Sur    2017 以降

Mac Pro
Monterey Late 2013 以降
Big Sur    Late 2013 以降

Mac mini
Monterey Late 2014 以降
Big Sur   Late 2014 以降

MacBook 
Monterey Early 2016
Big Sur   Early 2015

MacBook Air
Monterey Early 2015 以降
Big Sur    Mid 2013 以降

MacBook Pro
Monterey Early 2015 以降
Big Sur    Late 2013 以降

Big Surは概ねMid 2013以降(iMacを除く)でしたが、Montereyは概ねMid 2015以降ですね。それ以前の機種も2016年後半以降も販売され続けた機種についてはサポートされています。つまり、ざっくり言って1年の進化で2年分の機種が切り捨てられたことになりますね。Mac ProやMac miniのようにアップデート間隔が長い機種は、当然長くサポートされる傾向にありますね。
Bif Surと同じく、Intel MacとApple Silicon 両方をサポートしますが、Montereyの方がよりApple Silicon 重視の傾向が見られます。 

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2021年06月12日

ターゲットモードの接続は?

昨日の記事で、ターゲットモードが登場しました。
ターゲットモードはこちらにサポート記事があります。電源ON時にTキーを押し続けることで、ターゲットモードに入ります。この状態で、他のMacにFireWireポートまたはThunderboltポートで接続すると、外部ディスクとして認識されます。 ターゲットモードに対応しているのは、FireWireポートまたはThunderboltポートがついているMac、ただしM1 Macは非対応です。

使用するには2台のMacが必要ですが、かなり古いMacから最新のIntel Macまで対応しています。どれでも接続が可能かというと、やはり条件があります。

1. ターゲットモード側がFireWireポートの場合は、接続先にもFireWireポートが必要です。接続先にThunderboltしかない場合は、Thunderbolt-FireWireアダプタで接続できます。
2.  ターゲットモード側がThunderboltポートの場合は、接続先にもThunderboltが必要です。Thunderbolt 1/2とThunderbolt 3はアダプタにより接続可能。
接続先にFireWireポートしかない場合は、Thunderbolt-FireWireアダプタで物理的にはFireWireポートに繋がりますが、 これは認識されません。
3. M1 Macはターゲットモード非対応ですが、接続先として利用することは可能。
4. ターゲットモード側がHFS+でフォーマットされている場合は、接続先はどのMac OSでも読み書き可能。ターゲットモード側がAPFSでフォーマットされている場合は、接続先で読み書きするにはHigh Sierra以上が必要。それ以前でも、読み書き不可となるが初期化は可能。

上記条件はありますが、かなり柔軟性が高くとても便利な機能なので、 M1 Mac非対応になったのは残念です。

vintagecomp at 09:36|PermalinkComments(0)

2021年03月20日

Mac Po タワーの光学ドライブシャッター問題

Mac Po タワーの光学ドライブシャッター、問題が起きている個体も多いようです。その症状は主に2つ。1つは、開かない、そしてもう1つは閉まらない。

開かない方については、Vintage Computerチャンネルで以前取り上げました。 閉まらない方なのですが、これも原因は同じかなと思っていましたが、この対策をしても閉まらない問題は解消しませんでした。と思っていたら、解決した方がいらっしゃいました。

MacPro 光学ドライブのシャッターが閉まらない問題
続:MacPro 光学ドライブのシャッターが閉まらない問題 

記事を書いた方は、弊社の記事も読んでいただいたものの解決せず、自己解決されたようです。シャッター部分、分解されていますね。素晴らしい。
閉まらない方、自己責任となりますが、試してみてはいかがでしょうか。 


vintagecomp at 07:48|PermalinkComments(2)

2021年03月04日

M1 Macに最適な外付けThunderbolt 3 SSD

高性能ぶりで評判のM1 Mac、悩むのがSSD容量をいくらにするかです。エントリーモデルの標準で256GB, 512GBで+2万円、1TBで+2万円、2TBで+4万円です。内蔵SSDを後からアップグレードするのは不可能なので、大容量モデルにしたいところですがそれなりに高い! また、当初はこれで十分と思っても、後から足りなくなるのはよくあることです。
その場合の有力な解決策として、外付けSSDがあります。 外付けSSDと言えば、Thunderbolt 3とUSB-Cがありますが、M1 Macでは現状Thunderbolt 3 SSDしか起動ドライブに使用できないという落とし穴があります。Intel Macはどちらも起動ドライブとして使用可能です。
お値段の手頃な OWC Envoy Express Thunderbolt 3 SSDの取り扱いを開始しました。
EnbvoyExpress2

OWC Envoy Express Thunderbolt 3 4TB 外付けSSD 98,000円
OWC Envoy Express Thunderbolt 3 2TB 外付けSSD 42,800円
OWC Envoy Express Thunderbolt 3 1TB 外付けSSD 29,800円
OWC Envoy Express Thunderbolt 3 500B 外付けSSD 22,800円
OWC Envoy Express Thunderbolt 3 外付けSSDケース 12,800円

画像のように、ディスプレイ裏に貼り付けられるプラスチックホルダーが付属しますので、持ち運び時にも常時起動ドライブとして使えるのも便利です。
もちろん、M1 Mac, Intel MacどちらもThunderblot 3 端子が付いているモデルで使用できます。

一つ弱点が、ケースの仕様として最大速度が1533MB/secであること。十分高速ではありますが、最速のThunderbolt 3 SSDは2500MB/secほど出ますので、やや物足りなくもあります。
やはり最大速度のSSDをという方は、こちらがお勧めです。

ORICOTB1


















ORICO Thunderbolt 3 SSD 2TB 49,800円


vintagecomp at 09:22|PermalinkComments(2)

2021年02月26日

再掲、Mac Proの光学ドライブ問題

以前Vintage Computer チャンネルで2018年に取り上げた光学ドライブ問題、最近立て続けに問い合わせやコメントをいただいたので、再掲します。

光学ドライブトレーを開こうとして操作しても、引っかかって戻ってしまうトラブルです。この部分のパーツ交換か?と思っても、それはできません。さて、どうする? 



掲載当時よりも最近になって発生しているケースも多いのかもしれませんね。

vintagecomp at 23:30|PermalinkComments(0)

2021年02月17日

Mac Pro でMojave対応Firmware アップデートのみ実行する

昨日の記事で、Mojave対応Firmwareがインストールされていないと、Mojave起動ディスクを認識しないという内容を掲載しました。
こういう状況で、 Mojave対応Firmware アップデートをインストールしたいが、Mojaveのインストールはしたくないという場合もあると思います。昨日のように、既にMojave起動ディスクを持っているので、インストールは必要ないという場合。また、ありがちなのが、Mojaveを使うつもりは全くないが、NVMe SSDを起動ディスクとして認識させるため、Mojave対応Firmware アップデートのみをインストールしたいという場合があると思います。
Mojave対応Firmware アップデーターは、Mojaveのインストーラーに含まれるので、これは可能でしょうか? 可能です。

まず、 Mojave 10.14.6のインストーラーを入手しましょう。以下にアクセスするとApp Storeが立ち上がりダウンロードできます。
Mojave 10.14 

それから、Metal対応のグラフィックボードを装着しておく必要があります。この状態で、Mojaveのインストーラーを起動します。すると、次のウィンドーが出ます。

macos-mojave-firmware-update-required-mac-pro













Firmwareのアップデート方法が記載されています。Shut Downをクリックすると電源が落ちます。電源ランプが点滅しロングトーンが聞こえるまで電源ボタンを長押しします。すると真っ白い画面が出てきてFirmware アップデートが実行されます。この時、以前のアップデートではプログレスバーが出ていたと思いますが、本アップデートでは出ません。完了すると自動的に電源が落ちた後、再起動されます。
立ち上がると、Mojaveのインストーラーの初期画面が出ていますので、 インストールしたければそのまま続けて良いですし、インストールしたくなければMojaveのインストーラーを終了すれば完了です。
念のため、システムレポートでBoot ROM Versionを確認しておきましょう。144.0.0.0.0 なら、Firmwareのアップデートは無事にされています。

インストールを途中で終えてしまうと、おかしくなってしまわないかと心配する向きもあるかと思いますが、上記のように実際にインストールを開始する前にFirmwareのアップデートは完了しますので、心配無用です。

vintagecomp at 09:39|PermalinkComments(7)

2021年02月16日

Mac Pro ?マーク、落ち着こう

Mac Pro Mid 2010本体がVintage Computerに入荷してきました。HDDはついておりませんが、完動品のはずです。早速、手持ちの起動ドライブを装着して動作テスト。問題なく起動音がしてモニタが明るくなり順調です。そしてアップルロゴが出てくるはずが・・・ ?マーク。

あれ? 起動ドライブを挿し直したり、もう一台のドライブに換えたりしてみましたが、やはり?マーク。もしやSATAに問題があるのか? 完動品のはずなのに・・・
とパニックになる前に、こういう時は落ち着くのが肝心です。装着したのは、Mojaveの起動ドライブ・・・ あっ!!!

勘の良い方はもうお気づきですね。 Mojaveの起動ドライブは、Mojaveインストーラーに含まれるFirmwareアップデートをかけないと認識されないのです。Mojave上で確認したい項目があったので、ドライブを交換した際にもMojaveの起動ドライブを選んていました。私としたことが。
High Sierra の 起動ドライブに換えたところ問題なく起動しました。

Firmwareアップデートによってはかけなくても、起動には特に問題ない場合もあるので、盲点でした。Mac Pro Mid 2010/2012ユーザーの方はお気をつけください。

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2020年10月01日

Northbridge用樹脂リベット新発売!

Mac Pro Early 2009-Mid 2012には、全機種プロセッサーボード上にNorthbridgeがあります。このNorthbridgeには、樹脂リベットでヒートシンクが固定されています。これです。

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これはデュアルプロセッサーモデルで、Northbridgeは半分CPUヒートシンクに隠れています。シングルプロセッサーモデルでは、完全にCPUヒートシンクに隠れています。

この 樹脂リベット、破損してしまうことがあり、そうなると当然ながらヒートシンクは密着しなくなり温度が異常上昇します。その結果、起動途中や起動後にカーネルパニックが発生したりします。場合によっては、たまにフリーズが発生する程度のことも。いずれにしろ、これは大変危険な状態ですので、修理の必要があります。
これまで何人ものお客様に本件で問い合わせをいただきましたが、修理用のパーツをご提供することはできませんでした。Appleがこのリベットの単体提供をしていなかったためです。Appleの正規修理の場合、プロセッサーボードごと交換となるはずです。
そこで遅ればせながらではありますが、 純正互換の樹脂リベットを発売しました。

MP_Revet1














Northbridge ヒートシンク用リベット2本組(純正互換品)Mac Pro 2009-2012 980円

本品は、純正リベットよりも背が高いためにシングルプロセッサモデル専用になります。デュアルプロセッサは、ヒートシンクに隠れている方が、干渉して利用できません。
分解、取り付け用のツールキットもオプションで選べます。 樹脂ネジなどを使って応急処置をされている方も、純正と異なる取り付け方法では一抹の不安が残ると思います。交換を検討されてはいかがでしょうか。

vintagecomp at 09:25|PermalinkComments(6)
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