往年の名機/パーツ

2023年08月24日

iMac 25周年

先週はブログをお休みしましたが、8/15はiMac発売から25周年でした。

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特に米国では、20周年や30周年よりも四半世紀ということで、切りの良い数字と考えられています。おにぎり型で半透明の筐体、USBの採用、 スロットローディングのCDドライブ、レガシーインターフェースとの訣別と、今考えても本当に画期的なマシンでした。また、G3 CPUの搭載で1年前のプロモデルよりも高性能というのも、素晴らしいマシンでした。
このiMacの大ヒットにより、Appleは窮地を脱してその後の大躍進につながる、Appleの歴史上も重要な機種になると思います。そんなiMacですから、今のAppleユーザーは発売日は大行列だったのではないかと想像されるのではないかと思います。実のところはそうでもありませんでした。 
今のようにSNSもなく、雑誌を熱心に読むMac ユーザーからは注目されていましたが、一般的にはそれほど認知されていませんでした。また、関心を持っていたユーザーも、オモチャ的な外観から様子を見ていた方も多かったのではないかと思います。
当時はまだApple Storeもなく、私の知人は発売日にパソコン店に行き、実機を見てみたら良さそうだったので購入してました。時代の違いを感じますね。

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2023年06月29日

初めてのノートMac

初めて使ったLC 630、初めて買ったPerforma 6210、2台目のPower Mac 6300/150 とご紹介してきましたが、いずれもデスクトップマシンでした。今と違ってノートブックは価格が高く、高嶺の花だったのですね。私が渡米したのが1997年10月ですが、その少し前に近所のコンプマートの店頭に展示されているのを見ました。Powerbook 1400cが28万円、PowerBook 2400c/180が38万円、PowerBook 3400cが50万円ほどだったと記憶しています。正確ではないかもですが、当たらずとも遠からじなはずです。当時の私にとっては、とても買える金額ではなかったですね。
価格的に難しいなら、中古ということも考えられるわけですが、当時のノートブックはデスクトップよりも性能は低く、少し古いマシンだと性能的に辛いものがありました。
そして渡米後1年ほど経った1998年末頃のことです。当時、週末にはコンピュータースワップミートに出かけていました。古いMacや周辺機器が驚くほどの安値で販売されています。ただし、基本As is、保証なしです。ここで、たくさんのVintage Macを仕入れて、Vintage Computer 設立の発端となりました。その日も、128K、SE/30、IIciやDaystarのアクセラはないかと、物色していたところ、なんとPowerBook 2400c/180 が売りに出されているではありませんか。その年の前半で既にディコンになっていましたが、PowerBook 2400c/240はまだ日本で販売中でした。しかし、お高いんでしょう。聞いてみると、なんと$300! これは安い、速攻で買いたいところですが、そんなに手持ちがない。取置きを頼んで、銀行におろしに行きました。
状態も良く、とてもラッキーでした。 コンピュータースワップミートには、オフフィスで入れ替えとなったパソコンを業者が一括で引き取って超安値販売されたりしています。PowerBook 2400cは、まだ入れ替えとなるように時期ではなかったのですが、想像するに小さすぎて使い物にならないと判断されて処分されたのかもしれませんね。
80MBにメモリ増強、そしてNewerのG3カードを入れて活用しました。出張には、仕事用のWindowsノートと、プライベート用のPowerBook 2400cの2台を持ち運んで使っていました。
後々、PowerBook 2400c用パーツの開発マシンとしても活用しました。思い出深い一台です。

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2023年06月23日

2番目のMac, Power Mac 6300/160 -2

米国に赴任してからアップグレードも施して、十分満足な性能だったPower Mac 6300/160。当時の最速モデルがPower Mac G3、エントリーモデルのiMacもG3チップにより驚きの性能を発揮していました。iMacに比べると、Power Mac 6300/160の性能は大きく見劣りました。

そこに登場したのがG3カードでした。Power Mac 6300/160のAlchemyそしてGazelle用にもG3カードが発売されました。L2 cacheスロットに挿すタイプです。Sonnetや日本のInterware社等から発売されましたが、やはりここは日本製が良いだろうと、Interware社のG3 240MHzカードにすることにしました。日本では当時大変メジャーだったInterware社のG3 カード、こちらではどこにでも売っているわけではありませんでした。しかし、なんと当時米国本格進出を目論んでいた同社は、米国オフィスを開設していました。しかも、自宅のすぐ近くです。早速電話して、直接購入が可能なことを確認しオフィスに出向きました。大きなビルの高層階のオフィスだったと記憶しています。日本人スタッフから、無事購入することができました。
G3 240MHz, メモリ136MB, HDD 8GB と、当時としてはかなり無敵なスペックとなりました。

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2023年06月22日

2番目のMac, Power Mac 6300/160

初めて購入したPerforma 6210でMacの楽しさを存分に味わいましたが、すぐに性能の限界を感じるようになりました。そこで購入後1年半ほどで2台目として購入したのが、Power Mac 6300/160でした。多分1997年初頭のことです。初めて使ったLC 630, 初めて買ったPerforma 6210に続き、3台続けて同じ筐体のマシンになりました。
Performa 6210がPPC 603 75MHzなのに対し、Power Mac 6300/160 がPPC 603e 160MHzで性能差は歴然。ロジックボードは、当時最新のAlchemy。しばらくは、十分満足な性能でした。
当時人気の高性能Macといえば、Power Mac 7xxxシリーズのPCI Mac。しかし、PCI Macは20万円以上で予算オーバー。そこに確か10万円ほどで発売されたPower Mac 6300/160が出て、飛びつきました。
程なくして、アメリカの駐在が決まり当然持っていくことに。渡米したのが、1997年の10月でした。そこで目の当たりにしたのが、周辺パーツの安さでした。本体の方は特に安くもないのですが、 周辺パーツの安さには驚きました。お陰で、アップグレードの楽しさを知ることに。
メモリは最大の136MB、PCI スロットにはビデオカードを増設、CSスロットにはEthernetカード、HDDは1.2GBから8GBへ。また、L2 Cache スロットを備えており、ここに Cache カードを入れて性能アップを図りました。そこから更に性能アップを図っていくことになります。 

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2023年06月17日

初めてのMac-3

最初に使ったMacは職場のLC 630、最初に購入したMacはPerforma 6210。大の苦手だったパソコンも、My Macのお陰で楽しく使えるようになり、めでたしめでたし、のはずでした。ところが!職場のMacが1年と経たぬうちにWindows PCに置き換わったのです。最初に職場に導入された際は、Windows 95発売前で、部署ごとに必要に応じて導入されました。ところがその後、Windows 95発売後に全社一斉導入が決まり、Windows PCに置き換わったのです。
せっかく、Macに慣れてむしろ得意になったのに。しかし、心配はしていませんでした。Macを自在に操つれるようになっていたので、Windows 95も戸惑うことはあれ職場で使うには特に問題ありません。ここで私は、先の成功体験からWindows PCを購入することにしました。IBM ThinkPad 535を購入しました。そしてWindows PCの雑誌も購読。しかし、楽しさが全面に出ていたMac雑誌と比べ、どうも勝手が違います。なんだか、学習参考書のような雰囲気が。それでも、Macでもすっかりパワーユーザーになっていたので、同じようにWindowsもモノにできるだろうとたかを括っていました。
しかし、なんかしっくりこない、楽しくない、そこで色々と弄ってカスタマイズ。 ところが、おかしくなってしまい、起動不能に。こんなことはMacでも経験済み。フロッピーが数十枚付属しており、これで再構築すれば良いのです。フロッピーから起動して、再インストール、これで復活!のはずが起動しない(涙)。徹夜で何度もやり直して、何とか起動、しかし購入した時の状態とは色々違う。そんなこんなで、Windowsにはすっかり苦手意識が芽生えてしまい、単純に使うことに徹することにしたのです。そして、Macの方は楽しくいじりまくることに。こうしてMac オタクが誕生しました。 

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2023年06月16日

初めてのMac-2

昨日の続編です。初めて使ったMacは職場のLC 630でした。パソコンが苦手だった私は、これはまずいと個人でもパソコンを購入することにしました。もちろん、職場と同じMacです。名古屋のアメ横でPerforma 6210を買いました。PPC 603 75MHz、15インチモニターとColor StyleWriter がセットになっていました。また、標準500MBのHDDが、特別仕様で800MBとなっていました。
メモリは標準で8MBでしたが、8MB足して16MBにしました。そして同時に28.8kbpsのモデムも購入。苦手なパソコンでしたが、Performa 6210とMac Fan誌のお陰で苦手意識を克服しました。中でも、はまったのがNorton Disk Doctor。フリーズ連発など調子が悪い時にこれをかけると、大抵不具合が検出されました。そして修復すると、不具合も解消。ノートン先生がしっかり診断、治療してくれるアニメーションも面白かったです。また、ベンチマークも面白かったですね。少しでも性能を上げようと、オプションのL2キャッシュを装着してみたり。後にメモリは16MB 2枚の32MBに。とハードウェアのアップグレードの楽しさも味わいました。もちろんインターネットに接続して、niftyのフォーラムを楽しんだり。Mac Fan誌ではワープロや表計算でさえも、楽しい作業的に書いてあって不思議でしたが、その気持ちも少し理解できるようになりました。
記念すべき初めてのMy Mac でしたが、すぐに性能的に物足りなくなってきました。そして、1年ほどで2代目のMacを購入することになりました。




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2023年06月15日

初めてのMac-1

皆様、初めてのMacは何でしょうか。
私の場合、初めて使ったMacは、職場で使ったLC 630でした。OSは漢字Talk 7.5でした。当時は丁度オフィスにパソコンが導入され出した頃。1995年の前半のことでした。
今でこそMacオタクと言われている私ですが、当時は パソコンアレルギー。さっぱり分からずに苦手でした。前職のオフィスに遂にパソコンが導入されました。当時は、まだ全社的な動きではなく、部署ごとに導入を検討していました。私のいた部署は比較的早く導入。まだWindows 95の発売前で、Macが導入されたのも当然の流れではありました。もし、この時Windows 3.1が導入されていたら、私のパソコンアレルギーは続いていたかも。
さて、苦手なパソコンに四苦八苦。苦労して書類を作成したのに、爆弾が出て作業が水の泡になってしまったり、人にいちいち聞きながら、やたらと時間がかかったりと苦戦していました。
当時はMac OSも不安定、LC 630にはメモリが8MBしか搭載されておらず、特にWordは落ちまくってっましたね。
これはまずい!と、個人でMacを購入することにしました。そしてMac Fan誌も購入。 Mac Fan誌では、とにかく楽しいMacという感じで記事が展開されていました。これなら、何とかなるかも、と思ったものでした。しかし、Mac自体の操作やゲーム、ユーティリティソフトが楽しいというのは理解できましたが、ワープロやExcelまで楽しい!というスタンスで書いてあるのには驚いたというか違和感がありましたね。ともあれ、お陰で、苦手意識は薄れていきました。

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2023年03月28日

トイレで懐かしい物に出会った?

トイレで、こんな物を見かけました。

disinfect
 
コロナ禍以降、よく見かける消毒ワイプです。珍しくもないですが、名前と色合いに反応してしまいました。古くからのMacユーザーなら、わかっていただけるのではないでしょうか。
連想したのはこれです。

Disinfectant-software-icon


Macの古参ウィルスソフト Disinfectant です。 System 7 時代のウィルス対策の定番と言えばこれでした。というか、ほぼこれ一択。フリーソフトだったので、ほとんどのMacにはインストールされていたと思います。名前が似ているだけでなく、カラーリングも良く似ていますよね。
System 6からSystem 8まで、Macのウィルス対策を担っていました。OS 9でもまだまだ使われていたと思いますが、その頃にはこのソフトでは対応できないウィルスが増えて、また他のウィルスソフトも色々と出てきてその役目を終えました。
何か、懐かしい物に出会った気がしました。

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2023年03月25日

完売御礼のVintage品

今週、Sonnet ATA Card、Apple Fast Ethernet Card, Apple Gigabit Ethernet Card, iMac Mid 2011 SSD 増設キットが完売となりました。これらは、長年在庫を多数抱えていた商品。おそらく再入荷はなく、今回で終了となる見込みです。

以前は主力商品でそれなりの価格で販売され、それが需要が低くなって在庫が残り価格を下げて販売、それで在庫は圧縮されるものの、まだ在庫が残り長期在庫となった商品です。それでも今回のように完売となります。長年販売されているからと安心していると、売り切れで2度と手に入らなくなるかもしれませんよ。

そのような商品、Vintage Computer にはまだまだたくさんあります。なくならないうちに、ゲット!

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2023年03月24日

Power Macintosh の真相

3/16、3/17と取り上げた千葉大の研究に、Power Macintosh 7xxxとCRTモニタが使用されていた件。新たな真相が判明しました。

予想された理由は以下。

1. 予算不足で、新しいMacが買えない。
2. 研究に長年使っているソフトがOS 9用で新しいPCでは使えず、過去のデーターの蓄積があるため、他の環境に移行できない。 
3. 視覚研究の分野ではCRTモニタが適しているため。

3は正解だったようです。しかし、1と2は大外れでした。
こちらのスレッドで、研究室の一川真教授より正解が発表されました。マシンは、Power Macintosh 7600/200でした。そしてこのPower Macintosh 7600/200の用途は、なんとモニタスタンド。CRTモニタの高さ調整のために使用しているとのこと。ななななんと!ですが、確かにあの位の高さの丈夫な台というのは、他になかなかないかもしれません。
ただし、台専用ではなく実習演習で時々使うことがあるとのこと。 

いや〜、最先端の研究にPower Macintosh 7600が東條したのも驚きでしたが、その用途も想像の上をいってました。恐るべし、千葉大研究チーム!

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2023年03月17日

ヴィンテージ品、あるある

昨日の「注目の研究を支えるPower Mac」ですが、予想した二つの理由以外にも、別の理由があったようです。togetterのコメントで、視覚研究の分野ではCRTモニタが適しているためとされていました。なるほど、そんなこともあるのですね。

もう10年以上前ですが、Vintage Computerのオフィスに飛び込みのアメリカ人のお客様が来店されました。動作するApple IIeはないか?との問い合わせ。なんだか切羽詰まっているようです。この種の商品をお求めになるお客様のほとんどは、ヴィンテージ品、趣味のアイテムとして探しているのですが、このお客様は違いました。機械加工の制御マシンとしていまだにApple IIeを使われているとのこと。在庫はあったので、販売しました。「本当に助かった!」 とおっしゃっていました。日本だと、同様にPC98シリーズが制御マシンとして今でも使われているケースが結構あるようですね。

そういえば、私の古巣T自動車も、実験設備のモニタが壊れてしまった! ということで、元同僚に飛び込みされたことがありました。D-sub 15 pin の12インチモニタ。制御PCはMacではないのですが、IIgs用のモニタが同じD-sub 15 pin の12インチモニタなので、「これだ!」と言って持っていかれました。
いやしかし、案の定映らなかったということで返品。まー資金潤沢なT社のことですから、最新の設備に一新されたのじゃないかと思います。今思えば、モニタセンスをいじってやれば映ったのではないかと思います。

そんな感じで、今でも意外なところでVintage Apple, Mac が活躍していますね。

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2023年03月16日

注目の研究を支えるPower Mac

昔々、プロ野球で打撃の神様と呼ばれた川上哲治氏が、「球が止まって見えた」と語っていたのは有名です。その現象を、千葉大の研究チームが確認できたとして、研究成果を発表しました。

 私の目に留まったのは、研究の内容ではなく、使われているパソコン。Power Macintosh 7x00にブラウン管モニタ。まだ現役で使われているのかと驚きました。Power Mac 7300, 7500, 7600のいずれかですね。Power Macintosh G3 DTも同じ筐体ですが、細部が違うようです。私も以前G3カードを入れて使っていました。G3カードは入っているのか、HDDはSCSIか、あるいはATAカードが入っているのか。いろいろ気になります。

このマシンが今でも使われている理由を考えてみました。

1. 予算不足で、新しいMacが買えない。
2. 研究に長年使っているソフトがOS 9用で新しいPCでは使えず、過去のデーターの蓄積があるため、他の環境に移行できない。

多分2だろうとは思いますが、十分な予算があれば、最新環境に対応したソフト制作もできるでしょうから、両方の理由でしょうね。

20年ほど前は、Power Mac 7x00 シリーズで使えるパーツを各種扱っておりました。今では流石に取り扱いも少なくなりましたが、まだいくつかのパーツを扱っています。

Sonnet Tempo ATA66 TAT-66 980円
Apple PCI 10/100Base-T Fast Ethernet Card 2,980円
PCI Power Mac 用 112pin 1MB VRAM 2枚セット 980円


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2023年01月25日

Lisa OSのソースコードがダウンロード可能に

世界初の市販GUI マシン LisaのOSのソースコードがコンピュータ歴史博物館によりオープンソース化されました。
 
1983年1月に発売されたLisaは、時代を超越する先進的な機能を持っていたものの、1万ドルの価格に、翌年Macが発売されたことにより、商業的失敗が決定づけられました。Lisa 2及びMac OSが走るMacintosh XLとして延命を図ったものの、多くのマシンが不良在庫化し、埋め立てられました。悲しいエピソードですね。
Appleアカデミックライセンス規約に同意する必要があり、Apple公認の公開ということのようですね。これで、エミュレーターなどの開発も活性化するかもしれません。

Macに飲み込まれてしまったLisaですが、マルチタスクに対応し、メモリ保護など、モダンOSの条件を備えており、明らかにMac OSよりも先進性がありました。それだけに、商業的には失敗しても、歴史的価値は高いと思います。
私もLisa 2/5とLisa 2/10を1台づつ保有しています。いずれもXprofileで稼働状態にしていましたが、
Lisa 2/5は最近テストしてみたら、電源が入らなくなってしまっていました。ヴィンテージマシンのメンテはなかなか大変です。


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2022年10月22日

Vintage Computer チャンネル第247回〜Apple IIc Flat Panel Display〜

Vintage Computer チャンネル今回は第247回です。ぜひチャンネル登録をお願いします。

超レアでなかなかお目にかかれない Vintage なApple製品も、こちらで紹介していきたいと思います。今回は、まさに超レアなApple IIc Flat Panel Display。
Apple IIcは、Apple II シリーズの中でもコンパクトな筐体で人気のあった機種です。通常は、コンポジットのブラウン管モニタを接続して使用しますが、コンパクトで軽量なLCD フラットパネルディスプレイが用意されていました。
こちらの、元箱入り欠品なしの動作品をご紹介します。

 

今回は、本品の販売はございませんが、今後も超レアアイテムをご紹介していきます。

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2022年06月25日

Apple ProFile 10MB

6/30まで創業23周年記念セールを開催中! 商品合計1万円以上で、全品10%引き! この機会に是非ご利用ください。

Old Apple ファンならProFile HDDのことはご存知でしょう。Lisaの外付けHDDとして登場しました。

Lisa










Lisaの上に乗っかっているのがProFile HDD、登場時の容量は5MB。インターフェースはSCSIでもなくParallel接続でした。それで、ProFile HDDと言えば5MBと思っている方が多いの思うのですが、10MBバージョンもあります。モデルナンバーは以下の通り。

5MB   A9M0005
10MB A9M0100

Profile2








10MBの方が圧倒的にレアで、現在も10MB版は希少価値が出ています。ProFile HDDお持ちの方、もし10MBだったら、不動品でも結構な値が付きますよ。
 

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2022年06月23日

Internet Explorer が終焉

6/30まで創業23周年記念セールを開催中! 商品合計1万円以上で、全品10%引き! この機会に是非ご利用ください。

Internet Explorer のサポートが6/15日をもって終了したことが報じられています。サポートが終了しただけでなく、今後Windows アップデートを行うことで、Internet Explorer を起動してもEdgeにリダイレクトされるということで、大半の環境では実際に使えなくなります。
もちろん、これはWindows上の話。「なんで急に」なんて声も上がっているようですが、Vintage Computerで1台だけあるWindowsマシンも、何年も前にEdgeに移行しています。積極的に移行したわけではなく、MSが移行を随分前から呼びかけていたので仕方なくやった形でした。今更、「なんで急に」とは。

最近のApple ユーザーは知らないかもしれませんが、以前は Internet Explorer for Macが提供されており、Macでも一時はシェアナンバーワンでした。私が実質最初に使ったのが、Netscape Navigator 2.0。MS嫌いのMacユーザーも多かったのですが、Internet Explorer 3.0 for MacはNetscape よりも色んな面で優れており、私はすぐに移行しました。これが、1997年頃のお話。Mac OS 8.1からはデフォルトのWebブラウザとなっていました。その後、Internet Explorer 5.x for Macまで順調にアップデートされ、デフォルトのWebブラウザの地位は安泰かと思われました。ところが、2003年6月に開発終了を発表。サポートも2005年いっぱいで終了しました。
そして変わって登場したのがApple 謹製のSafari。そのレンダリングの速さは当時驚いたもので、 Internet Explorer for Mac終了のショックはすぐに癒えたのを覚えています。 Internet Explorer for Mac終了がSafariの開発を加速させたのは間違いなく、それがiOSのSafariの展開を容易にしたのは間違いないですね。 Internet Explorer for Macの開発終了は、MS痛恨のエラーではなかったでしょうか。

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2022年05月21日

Macintosh Plus 起動!

テストで久しぶりにMacintosh Plusを起動しました。
最初はディスクを吸い込んでくれませんでしたが、 少し手を入れたら復活。無事起動しました。

まずは、Happy Mac。
Plus1























デスクトップ画面とAbout this Mac
Plus2




















シンプルで完璧なGUIという感じがします。 できるだけ、残していきたいですね。


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2022年01月15日

Mac OS 0.97 - macOS 12 Monterey

1984年から2021年のMacのOSを集めた動画、Apple macOS Evolution (1984 - 2021)を見つけました。

 

あれ?普通のOSではなく、System Toolsのディスクがあったり、なんでSysytem 7.1がないの?と思ったりツッコミどころもありますが、歴代のOSの動作が見られるのは楽しいものです。すっかり忘れていた機能も見ることができて面白いですね。Mac OSからOS X ネコ科、OS X 地名、macOS 地名と変わっていったのも面白い。

私はと言えば、1995年に初めて職場で漢字 Talk 7.5をLC 630 で触ったのが最初でした。その後、Vintage Computerを始めたこともあり、古いOSを触る機会も増えて7.5以前のOSもしっかりと体験しました。
MacのOSももうすぐ38年です。歳をとるはずだ!

 

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2021年12月04日

Power Mac G4 MDDのパーツ、本体が入荷!

Power Mac G4 MDDといえば、最強のPower Mac G4、最強のOS 9起動マシンとして根強い人気がありました。しかし、近年はこれらパーツや本体は入手困難で、ほとんど扱っておりませんでした。 今回、MDDのパーツ本体が久々に本格入荷です。

最強のOS 9マシン本体も入荷!
G4MDD











Power Mac G4 MDD 2003 1.25GHz Dual/2GB/120GB/SD OS 9起動対応 49,800円

そして、MDDでもっともネックになるパーツが電源です。これは超特価!

Power Mac G4 MDD 用 360W 純正電源 9,800円
Power Mac G4 MDD 用 400W 純正電源 7,800円

最強のCPUも入荷!
G4 1.42GHz 2MB L3 Dual MDD/FW800用CPUカード ヒートシンク付き 9,800円

ロジックボードは各種在庫ありでしたが、やはりOS 9対応のボードはずっと在庫なしでした。こちらも入荷!

Power Mac G4 MDD 167MHz Bus用ロジックボード 8,800円
Power Mac G4 MDD 133MHz Bus用ロジックボード 4,800円

ビデオカードも!
ATI Radeon 9000 Pro 64MB 3,980円

数年ぶりの入荷なので、お見逃しなく!


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2021年11月19日

超レア、Apple II europlus

Vintage Computer らしい超レア物、久々の入荷です。Apple II europlusです。その名の通り、Apple II Plusのヨーロッパ仕様です。スタンダードなApple II との違いは、電源が230Vでビデオ出力がPAL(モノクロ)になっています。スタンダードなApple II は、電源が115V(100-120V)でビデオ出力がNTSCです。europlusのスペックだと日米の電圧では動作しませんし、日米仕様のモニターでは動作しません。本機は米国で使用されていたため、電源は米国仕様、ビデオ出力はNTSC(カラー)になっています。これにより、日本でも動作可能になっています。
これに、Apple monitor III、Disk II Driveを付けて、すぐに動作可能な状態で販売いたします。

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Apple II europlus with monitor III & Disk II Drive 120,000円

以前Vintage Computerチャンネルでも取り上げていますので、改めてご覧ください。




 

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2021年03月25日

ADB キーボード各種販売中!

懐かしいADB キーボード各種の整備を行いましたので、蔵出しします。今じゃ滅多に見かけなくなったADB キーボード。オークション等で出会えたとしても、一部のキーが無反応だったり、日焼けが酷かったりと程度が悪いものがほとんど。整備済みで、程度の良いもののみを販売中です。もちろん、年度末セール中で、3/31まで1万円以上で10%引きです。

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Apple Adjustable キーボード(英語) 19,800円 17,820円
Apple II GSキーボード(英語)  19,800円 17,820円
AppleDesign キーボード 未使用ミント品 14,800円 13,320円
Apple Keyboard II(英語) 9,800円

実は、このブログに取り上げる前に既に2つ売れました。 程度良好、入手困難だけに、早い者勝ちです!

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2020年03月07日

PowerBook G4 Titaniumを引っ張り出した!

PoewrBook G4用のメモリのテストが必要になり、久々にPoewrBook G4 Titaniumを引っ張り出しました。本当に久しぶりなので、ちゃんと起動してくれるか? 

Titanium










右のTitanium DVIは無事OS Xが立ち上がりました。左のTitanium Gigabit Ethernetは、起動音はなるもののフロッピー?アイコンで起動しません(泣)。HDD逝ったか?と思いましたが、HDDをフォーマットしてOS 9をインストールしたら無事起動しました。良かった。
ちなみに、テストしたメモリはこちらです。今や入手困難です。

512MB PC100/133 144pin SODIMM 2,980円

今回は無事復旧してくれましたが、古いマシンを引っ張り出したら、HDDが逝ってしまったというのはありがちだと思います。2.5インチ ATAタイプのHDDは既に入手困難ですし、今後の故障も考えると、物理的な可動パーツが無いSSDがお勧めです。

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Fashion Sprout 32GB SSD 2.5インチ PATA/IDE  5,800円

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2020年02月19日

128K, 512K, Plus用キーボードケーブル販売中

Macintosh 128K, 512K, Plus用のキーボードケーブルは、他のMacとは異なります。それ以降のMacはADB、そしてiMac以降がUSBです。
端子は電話用のモジュラー プラグに似ているので、電話線が使えるのでは?と思いますが、モジュラー プラグよりも細い端子で、挿すことはできません。今ではあまり見なくなった受話器のケーブルは端子は同じですが、これも挿すことはできるものの動作しません。結局、専用のキーボードケーブル以外は使えないわけです。
キーボード自体超レア物ですが、キーボードが保管されていてもケーブルは紛失されているケースも多く、単体入手は大変困難です。そこで、キーボードケーブル単体の取り扱いを開始しました。

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128K, 512K, Plus用キーボードケーブル(ベージュ) 2,480円

キーボードケーブルがなくて困っていた方、キーボード単体の購入を躊躇されていた方、今後の予備に確保されたい方、ぜひどうぞ。
 

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2020年02月14日

初代Macintosh 128K 販売中

パソコンの歴史を変えた1台と言って良いのが、初代Macintosh 128K だと思います。パソコンの元祖は、Altair 8800などと言われますが、これはモニタもなくLED表示のマシンです。その後、Apple IIなどはパソコンと呼べるものですが、GUIではありませんでした。GUIの初のパソコンと言えばLisaですが、1万ドルもするマシンがパーソナルなコンピュータと言えるのかどうか。
そういう意味で、本当の意味でGUIを備えた初めてのマシンは、 初代Macintosh 128K ではないでしょうか。実際に、Old Macを触ったことがなくても、全く戸惑うことなく使うことができます。そんな初代Macintosh 128K の美品、動作品を販売中です。

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Macintosh 128K 512KB/400KB 動作良好 59,800円

お値段も、128Kとしてはかなり抑えめにしております。歴史を変えた一台を是非体験してみてください。

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2020年02月12日

Macintosh Plus 4MB/800KB 販売中

Plusの完動品を販売中です。フルレストア済み、程度良好、完動品。

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Macintosh Plus 4MB/800KB キーボード・マウス付き 34,800円

日本での販売台数も多かった Plusですが、さすがに30年以上前のモデルですので、滅多に見かけることはないと思います。あってもほとんどの場合は、程度が悪く、さらに動作品を探すのは至難の技だと思います。キーボード、マウスを含めフルレストア済みで、外観程度も良好な完動品です。この状態まで持っていくのは時間もかかり困難を極めたので、正直この価格でも辛いところですが、Old Mac Fan のために放出します。
往年の名器 Plusを体感してみませんか。 

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2020年01月31日

Macintosh 128Kのマニュアル

1/24は初代Macintosh 128Kが発売された日。1984年のことですから、36周年ですね。遅ればせながら、128Kネタで行きたいと思います。
こちらは Macintosh 128Kのマニュアルに掲載されている写真です。

128K manual















ん? 何かおかしい。凹んでいる部分に何も書いてない。でもそれだけじゃないんです。

128Kback-1 
こちらが実機。品番等のラベルが貼ってあります。そして、マニュアルの画像には、Macintoshのエンブレムがないですね。しかも、アップルロゴと Macintoshのエンブレムの位置が逆!また画像は解像度が低いですが、ポート種類を示すアイコンもないようです。

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そして、サイド下側のスリットも違いますね。マニュアルに使用したのは、ラベルが貼ってないだけではなく、細部が異なる詩作ボディだとわかります。
Appleの古いマニュアルは、このように実際と細かい部分が異なっていることが少なくありません。どの仕様が’正しいのか調べる際に、マニュアルを頼りにしたいところですが、意外と当てにならないんですよね。 

vintagecomp at 12:44|PermalinkComments(0)

2020年01月18日

PowerBook G4 復活!

私のずいぶん昔のマシンで、その後はずっと検証用のマシンとして使用してきたPowerBook G4 アルミ。最近では、ほとんど検証用としても使う機会がなくなってきていましたが、先日久しぶりに必要になって引っ張り出しました。ところが、HDDを読み込めずに?アイコンが!。前回は元気に起動していたのに。やはりこの頃のマシンのHDDは、いつ壊れてもおかしくないですね。

たまにといっても、いざという時に使えなくては困るので、SSDで復活させることにしました。 HDDの場合、使用しなくても経年の劣化がありますが、その点可動部分のないSSDなら経年の劣化は心配ないと思います。PowerBook G4のスロレージのインターフェースはATA 100。PATAとかIDEとかも呼びますね。今や新品HDDは手に入りませんし、SSDもメジャーな製品は手に入りませんが、FASHOIN SPROUTという製品を使ってみました。

早速、交換してDVDドライブから起動し、ディスクユーティリティで 初期化するところですが、なぜか認識されません。困った。初期不良?相性問題? そこで、外付けで接続したところ認識され初期化もできました。それから再度PowerBook G4に組み込んだところ、無事認識されました。OS X LeopardのDVDからのインストールだったのですが、インストール途中でメディア不良でストップ。やはり古い環境の再構築は色々あります。結局Leopardは諦めて、OS X 10.4 Tigerにしました。無事復活!

PBG4














 これで、古いパーツの検証もOKです。

古い環境が必要になって古いマシンを引っ張り出したら、HDDが逝ってしまったというのはありがちだと思います。SSD化しておけば当分は安心です。私のようなトラブルがないよう、初期化してお届けします。

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Fashion Sprout 32GB SSD 2.5インチ PATA/IDE  5,800円

vintagecomp at 09:39|PermalinkComments(0)

2020年01月14日

Macintosh 512K Enhanced 販売中

初代Macintosh と言えば128K、二代目は512K、Old Macに詳しい方なら簡単なクイズですね。512Kには派生機種の512Ke(512K Enhanced)があるのをご存知でしょうか。512Kの次の機種はMacintosh Plusになるわけですが、Macintosh Plusのメモリは1MB標準で最大4MBの夢の大容量まで拡張可能です。とは言え、当時512K Bでもベーシックな使い方なら十分と言える容量でした。名前からは512Kの上位機種という感じですが、ラインナップ上はPlusの下位機種として設定されました。
何がEnhancedかと言えば、フロッピドライブが400KBからPlusと同じ800KBにアップグレードされました。それに伴い、ROMチップもPlusと同じものに交換されています。

エントリーモデルとして設定された512Keですが、Plusはベストセラーマシンとなり、そのためか512Keは割とレアなマシンです。特に日本では数が少ないレアマシンだと思います。512Ke ただいま販売中です。

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Macintosh 512Ke アクセサリーキット付き 42,800円

オリジナルディスクを含むアクセサリーキットも付属しています。もちろん、動作良好です。レアなOld Macをコレクションに加えてみませんか。 

vintagecomp at 12:55|PermalinkComments(0)

2020年01月10日

初代 Macintosh 128K 36周年!

初代Macintosh 128Kは、1984年の1月24日に発売されました。もうすぐ、36周年ですね。それだけに、見かけることも難しいですし、あったとしても多くの場合は不動品です。しかし、Vintage Computerならではの特徴として、この時代の超レアMacの動作品を時々販売しています。

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Macintosh 128K 512KB/400KB 動作良好 68,000円

動作も良好で、外観程度もかなり良好です。キーボード、マウス付き、プログラマースイッチ付きだったり、オリジナルディスク付きというのもかなりレア。
この頃のMacは入手できたとしても、まずまともに動作しませんし、色々と問題があることがほとんどです。そこで、Vintage Computerでレストアを行って販売しています。これがなかなか大変な作業で、この価格はかなりお買い得と言って良いと思います。
 

vintagecomp at 10:53|PermalinkComments(5)

2019年12月18日

Mac 4.5V 角形互換バッテリーの取り扱いを再開

しばらく前にパーツの入手ができなくなってしまい取り扱いを中止していたMac 4.5V 角形互換バッテリー、久々にパーツが入手できたので、取り扱いを再開しました。

kakubattery3rd3












Mac 4.5V 角形互換バッテリー 3,580円

LC 575〜Twenties Anniverssary Macあたりの機種に使用されていました。さすがに今さら需要はないだろうと思われるかもしれませんが、最近複数のご要望があり、販売再開にこぎつけました。
他にも、以下の旧型デスクトップMac用PRAMバッテリーを取り扱い中です。

Mac 3.6Vバッテリー 580円
128K, 512K, Plusバッテリー 1,980円

 

vintagecomp at 09:54|PermalinkComments(0)
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