2025年06月13日

偽物に注意!

少々古いMacの故障、Appleの修理は受け付けてくれない場合もあるし、受け付けてくれても結構お高い。そんな時は、パーツを調達して自己修理できれば最高です。Vintage Computer でも純正パーツを多数扱っています。Vintage Computer 以外でも、有名ネットショップやオークションサイトで購入できる場合があります。それも、新品を超安価で。それにはお気をつけください。そういう製品のほとんどは、某国製コピー偽商品です。互換品と説明してあるのはまだ良心的ですが、多くは純正パーツとして販売されています。Vintage Computer でもそういった偽物を扱わないよう注意していますが、今回つかまされてしまいました。

SP1
















MacBook Pro のスピーカーです。右が純正品、左がコピー品です。

SP2










外観ではほとんど区別がつきませんが、コネクタの配線が違います。純正は6 pin 全て埋まっていますが、コピー品は真ん中の2 pin が空きです。
互換品でも、ちゃんと動作すれば良いという向きもあるかと思いますが、これについてはコピー品は音は出るもののひどい音質。
他にもiMac 2012~2020用のディスプレイテープ、これも出回っているものの多くは偽物です。純正品は、年式ごとに違うテープが用意されていますが、コピー品は多くの場合共通。一応接着できますが、一度つけたら取り外し困難となってしまいます。純正品は専用ツールさえあれば簡単に剥がれます。

回避策としては、安すぎる商品には注意する。信用のある専門店で購入するくらいでしょうか。
お気をつけください。

vintagecomp at 09:38|PermalinkComments(0)Mac 

2025年06月12日

次期iPhoneの名称は?

WWDCでOSの名称に年度の二桁がつくことが、正式に発表されました。
iOS 18 の次は iOS 26
macOS 15 の次は macOS 26

となるわけです。そこで気になるのが、ハードウェアの名称。
iPhone 16 の次は iPhone 17 となるのか、それともiPhone 26 となるのか。
Apple Watch Series 10 の次は Apple Watch Series 11 となるのか、それとも Apple Watch 26 となるのか。

最新のMac mini は Mac mini (M4, 2024)
最新のMacBook Air は MacBook Air (13-inch, M4, 2025)
といったように、モニタ付きならスクリーンサイズ、Soc 名、年度 となっています。
次はMacBook Air (13-inch, M5, 2026) となるのか、それともMacBook Air (13-inch, M5, 26) となるのか。また年度の付け方は現状Macは発売時の年度になっていますが、もしかして翌年度になるのか?

こうしてみると、現状通りでは色々と不整合が出てきそうなのでOSと足並みを揃えるのか、それともこれまでの名称を踏襲するのか。微妙ですね。
おかしな名前の付け方で思い出すのが、3代目のiPad。初代はiPad、2代目がiPad 2、3代目は当然iPad 3かと思いきやNew iPad(新しいiPad)。4代目が出たらこの名前どうするの?と思ったら、New iPadはまるでなかったかのような扱いで、iPad 3rd Gen となっています。
今後のデバイスの名称も、混乱しそうな気もします。

vintagecomp at 09:43|PermalinkComments(0)Apple Rumors 

2025年06月11日

ロサンゼルスダウンタウンで抗議デモ

日本でも報道されているように、ロサンゼルスでは不法移民摘発を強化するトランプ大統領の抗議デモと警察や州兵が衝突する事態となっています。今後大きな暴動に発達するという見方もあります。Vintage Computer は大丈夫か?というご心配もあるかと思いますが、その点は全く問題ありません。
今回の抗議デモはロサンゼルスダウンタウンで行われており、Vintage Computer はそれよりもずっと南のエリアに所在していますので平穏です。そもそもロサンゼルスダウンタウンは、元々治安が良くないエリアのため、特に用事がない限り普段近づくことはありません。もっとも市の中心部になるため、役所への用事やイベントなどがあれば出向くことはありますが、それ以外では近づきません。ツアー旅行などでは、ダウンタウンに宿泊することが多いので注意が必要です。

ちなみに6月8日、日曜日はトーレンス市で日系のお祭りがあり、私も参加してきました。夜も全く問題はなく、お祭りを楽しみました。確かに、その日パトカーは多かったですね。
今後他のエリアにも広がる可能性はありますが、ヒスパニック、ラテン系が多いエリアと予想されており、当地については心配ないと考えています。

特に民主党政権において不法移民を容認してきた経緯があります。3K 仕事の多くは不法移民が担っており、社会を支える力となっている一方、治安が悪化している原因でもあります。そこでトランプ大統領は、不法移民摘発を強化、推進しています。これに対して不法移民や支援者が抗議しているという図式です。不法移民は本来あってはならないもの、とはいえ治安の向上が本来の目的のはずですから逆に悪化しては本末転倒です。うまく舵取りをしてほしいものです。

vintagecomp at 09:44|PermalinkComments(4)USA 

2025年06月10日

WWDC 25 基調講演

WWDC 25が開幕し、基調講演がネット配信されました。今回の主な内容は、Apple Inteligence と各デバイス向けのOS。例年、OSのみの発表の場合とハードウェアの発表が追加される場合があり、ハードウェアの発表を期待していた向きもあると思いますが、今年はソフトウェアのみの発表となりました。

Apple Inteligence は期待外れという評判が定着しつつあり巻き返しが必須ですが、肝心のSiriについては
「さらに時間が必要です。来年、さらに詳しい情報をお伝えできるのを楽しみにしている」
と事実上進展なしの発表。当面巻き返しは難しそうです。

各OSに関しては事前情報通り、バージョンメーがiOS 26 等年度の数字が付与されることとなりました。当分は旧OSとの関係がわかりにくくはなるものの、将来的にはわかりやすくなりますね。そしてmacOSの名称もTahoe と事前情報通りでした。
また、iOS 7以来のUIの刷新となるLiquid Glassの導入が大きな発表でした。各OSに半透明の視覚効果を導入し、まるでガラスのように見えるUIを実現します。iOS 7の刷新の際は、最初は新しいというより違和感が大きかった覚えがあります。徐々に慣れてはいきましたが、今回はどうでしょうね。できれば最初から、「新しい、かっこいい!」と感じさせてほしいですね。

デバイスの種類も増えたので、OSだけでも6種類あり2時間近い講演でした。正直に言えば、少々退屈。昔は、基調講演をワクワクドキドキしながら観ていたのに、時代は変わってしまった。

vintagecomp at 11:36|PermalinkComments(0)イベント情報 | Apple Topics

2025年06月07日

Vintage Computer チャンネル第280回〜Macintosh Portableのキャリングケース〜

Vintage Computer チャンネル今回は第280回です。ぜひチャンネル登録をお願いします。

Macintosh Portableについては昨年取り上げましたが、今回はアップル純正アクセサリーのキャリングケースについて取り上げます。これがあれば、大きく重いPortableも楽々持ち運べる!?



アップル製品のメインストリームではありませんが、Vintage なアップル製品の情報も少なくなってきているので、今後もマイナーな情報も取り上げていきたいと思います。

vintagecomp at 08:53|PermalinkComments(0)YouTube チャンネル 

2025年06月06日

Disk II Drive の背面

以前はあまり気にならなかったちょっとした事も、Vintage なApple 製品については記録として残しておこうと思っています。初期のApple のデスクドライブといえばDisk II Drive です。初期のApple 製品の傑作と言って良い製品です。5.25インチのフロッピードライブで、Apple II, II Plus, IIe で使用されました。

DiskII2









背面を見て気がついたのがこれ。

DiskII













ラベルが2種類、インターフェースケーブルがグレーとカラーの2種類です。しかも、組み合わせとしては3種類あるようです。
1. カラーケーブルと赤ラベル
2. グレーケーブルとカラーベル
3. グレーケーブルとベージュラベル

シリアルナンバーから判断するに、1,2,3 の順に古いようです。3は最末期のようです。段々と色味が少なくなっていますね。
赤ラベルには大きく
CONNECT THIS CABLE ONLY TO THE APPLE DISK II INTERFAE CARD(このケーブルはAPPLE DISK II カードのみに接続してください)
と書いてあります。この表示が最終型ではアイコン表示になっていますが、これはちょっとわかりにくいかもです。
こんな所にこだわってみるのも面白いです。

vintagecomp at 08:58|PermalinkComments(0)往年の名機/パーツ 

2025年06月05日

FTP ダウンロードできない原因は?

Vintage Computer のワークフローとして、データーベースファイルを毎日ダウンロードするというのがあります。一昨日、いつものようにダウンロードしようとすると、ダウンロードはできるのですが最新の状態になっていません。FTPクライアントで表示される更新日も古い日時。うーん、どうしたんでしょう。再起動したり色々やってみても同じ。こうなるとFTPサーバー側がおかしいに違いない。ホスティングサーバーのサポートに連絡しました。回答はすぐに帰ってきましたが、なんとFTPのIPが変更されているとのこと! そういうことはあるとして、そんな大切なことは、事前にユーザーに知らせてくれなくては。まあ、でもすぐに回答してくれたからよしとしましょう。
そこで新しいIPアドレスでFTPサーバーにアクセスしようとしましたが、繋がりません。Fatal Error と表示されます。うーん、どうした。ユーザーネーム、パスワードに間違いがないか何度も見直しますが、間違いありません。困った。その日はダウンロードは諦めて、手動対応で乗り切りました。
時を置いて再度よくみると、あれれ??? なんとユーザーネームが違っていました。あんなに何度も見直したのに! 自分が信じられません。

最新ファイルがダウンロードできないのは、サーバーのせいでもあり、何より自分のせいでした。

vintagecomp at 13:19|PermalinkComments(0)一般 

2025年06月04日

次はmacOS 26 Tahoe?

先日、Appleが各OSを年度を付けた名称に変更するという噂情報を取り上げました。その際、macOS Sequoia のようなカリフォルニアの地名由来の名称はなくなってしまうのだろうか?という疑問も取り上げました。一抹の寂しさも感じる懸念でしたが、どうやらその予想は外れたようです。
Bloombergのマーク・ガーマン氏は、次期macOS の名称は「macOS 26 Tahoe」となる模様と伝えています。
果たして本当かどうか、6/9のWWDC 基調講演で明らかになりそうです。

Tahoe はカリフォルニア州とネバダ州の州境にあるタホ湖のことです。湖は透明度も高く、年間を通して楽しめる観光地です。また、スキーリゾートとしても大変有名です。
macOSの名称のついた地名はいずれも風光明媚な場所で、私はそのほとんどに行ったことがあります。タホ湖もメジャーな観光地なので、いつか行ってみたいとは思っていたのですが、実は行ったことがありません。微妙に遠くて行く決め手がなかったのですが、それができましたね。ぜひ、近い将来行ってみたいと思います。

vintagecomp at 08:48|PermalinkComments(0)Apple Rumors 

2025年06月03日

G3用のメモリ

久しぶりにPower Mac G3用のメモリが売れました。そこで改めてG3用のメモリのTipsをお届けします。以前は定番のTipsでしたが、最早忘れられているのでは。ググってみましたが、ほぼ情報は見つかりませんでしたし、間違った情報も見つかったので改めて。
該当するのは
Power Mac G3 ベージュ, Blue & White, G4 PCI (Large Dimm)
PowerBook G3 Wall Street, Lombart, iMac G3 233-333 (SODIMM)

これらのモデルはスロット当たり256MBメモリが最大です。ピン数、サイズ、クロックが適合するメモリならなんでも良いかというとそうではありません。むしろ、入手可能で物理的に装着可能なメモリの大半は適合しません。Power Mac G4 AGP以降やPowerBook G3 Pismoのメモリはピン数、サイズ、クロックが適合しますが、認識しません。128bit メモリと256bit メモリの転送幅の違いがあるためです。ラベルにその旨表示されていれば良いのですが、表示されていない場合の良い見分けかたがあります。
メモリチップ8枚で片面実装なら256bit メモリ、メモリチップ16枚で両面実装なら128bit メモリです。実は稀に例外もあるのですが、概ねこれで見分けられます。
ちなみにメモリチップ32枚の亀の子実装なら512MBメモリも認識します。ただし、最大メモリ1GBの制限があるので、4スロットのG3 Blue & White にはあまり意味がありません。G3 ベージュなら、512MB 1枚と256MB 2枚で1GB達成可能ですね。ノートブックは恩恵が大きいですが、スペース的に無理そうです。

256MB PC100/66 SDRAM 128bit Large DIMM 3,980円
256MB 144pin SODIMM 128bit SODIMM 3,800円

こんなメモリを今でも販売しているのは、Vintage Computer ならではです。

vintagecomp at 09:33|PermalinkComments(0)Mac | テクニカル

2025年05月31日

macOS 26の対応機種

一昨日、Appleの各OSの名称変更についてお伝えしまいたが、次期macOS 26の対応機種についてApple Insiderが報じています。

macOS 26 対応機種
MacBook Pro:2019年以降
MacBook Air:M1以降
iMac:2020年以降
Mac Pro:2019年以降
Mac mini:M1以降
Mac Studio:全モデル

逆に今回非対応となるのが以下の機種です。
MacBook Pro (2018)
MacBook Air (Intel, 2020)
iMac Pro (2017)
Mac mini (2018)

MacBook Pro, MacBook Air, Mac mini については、後継機のM1がいずれも2020年にリリースされています。概ね販売終了後5年で非対応となると考えてよいでしょう。
しぶとくIntelが残っているのは、やはりProモデルのMacBook Pro 2019, iMac 27 inch 2020,  Mac Pro 2019 ですね。ネット上ではIntel Macが対応機種で残るのはmacOS 26 が最後ではないかという意見も見られますが、macOS 27 ではまだ残ると思います。後継機のMac Pro M2 Ultra が出たのは2023年ですからね。MacBook Pro 2019 はおそらく非対応に、iMac 27 inch 2020 は微妙ですが非対応でしょうか。

今回の情報はあくまで噂情報ですが、確度はかなり高いと思います。いずれにしろ6/9のWWDC 基調講演で明らかになると思います。


vintagecomp at 11:53|PermalinkComments(0)Apple Rumors | Mac
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