2024年04月
2024年04月30日
為替相場乱高下、iPadは?
こうなると気になるのは5月7日に予定されているAppleの発表会。iPad Pro とiPad Airの発表が見込まれています。この日本価格、かなり高くなりそうですね。直近の円安が反映されるのか、半年間くらいの平均となると150円くらいになりそうですが、どちらになるか。
iPad Pro とiPad Airの発表は当初3月が有力視されていましたが、4月にずれ込み、結局5月7日となりました。iPad Pro はM4搭載と噂されています。ゴールデンウィーク明けに注目です。
2024年04月27日
2024年04月26日
Vintage Computer チャンネル第257回〜40年ぶりに解明された初代Macの謎〜
今年は、Mac 40周年。40年経った今、初代Macの謎が解明されました! 大変細かい部分ですが、かなり以前にお客様に問い合わせをいただいたこともありました。一体どんな謎なのか?
細かすぎて、どれだけ関心がある方がいらっしゃるか不安ですが、記録として残しておきたいと思います。
2024年04月25日
Original MessagePad と MessagePad 100 の外観の違い
初代Macintoshは128Kと呼ばれていますが、それは後付けの名称です。初代Macintoshの製品名はあくまでMacintosh、二代目がMacintosh 512Kの名称となったため、128Kの名前が後付けされたと考えられます。ただし、後付けとは言っても販売終了前に命名されています。このOriginal MessagePad という名称も、同様に二代目のMessagePad 100 と区別するために、Original MessagePad という名称を後付けしたと思われます。
さて、どうやってOriginal MessagePad と二代目のMessagePad 100を区別するのか。背面にプリントされたモデルナンバーまでH1000で同じです。起動すればOSバージョンが表示されるので、区別は可能です。起動するしかないのか?
バッテリーを外したところの丸い部分、Original MessagePad は無印ですが、MessagePad 100はMP100 とプリントされています。これが外観から区別する唯一の方法だと思います。
しかし製品名が異なるのに、ここまで違いのないApple 製品はこれまであったでしょうか。
2024年04月24日
Original MessagePad とMessagePad 100
ハード的には、プロセッサー ARM 610 20MHz、ROM 4MBと同一だと思います。何が違うかと言えば、OSバージョンです。Original MessagePad が1.0, 1.1, 1.1.1、MessagePad 100は1.2, 1.3です。OSのアップデートは、個人ではできず、サービスプロバイダーに持ち込む必要がありました。
OSの違いしかないのに、製品名を全く変えてしまうというのはちょっと変ですね。想像ですが、Original MessagePad という名称は、後付けではないかと思います。本来の製品名はMessagePad だと思います。二代目のMessagePad 100 と区別するために、Original MessagePad という名称を後付けしたと思われます。というか、Appleの初代の製品名は、シリーズ名のみとなることが多いですね。iPod, iPhone, iPad, Apple Watch いずれも製品名のみ。初代Macはと言えばMacintosh 128K。これは、最初から二代目以降と区別しているんでしょうか?
2024年04月23日
Original Newton MessagePad

スケジューラー、メモ帳、連絡先の記録、活用が主な用途で、外付けモデムを使用することでネット接続も可能でした。ただ、ネット接続機能はあまり一般的ではなく、データーを手軽に持ち出すために使用されていました。
PDAの元祖と言えるMessagePad ですが、後続のPDA PalmPilot ほどヒットすることはありませんでした。PalmPilot は、専用のグリフィス文字を使う必要がありました。グリフィス文字はアルファベットの特徴を強調した文字で、これによりスタイラスペンでの入力の認識率を高めるために使われました。それに対して、MessagePadは通常のアルファベットで認識可能で、処理能力も高く、画面も大きく、明らかに使いやすかったと思います。しかし、価格が高く、ポケットに入れるには大きく微妙なサイズがネックとなったと思います。
割り切りが功を奏したPalmPilotに対して、妥協しなかったAppleらしい製品とも言えると思います。
Original MessagePad と二代目のMessagePad 100は外観はほとんど同じです。これらの違いや名称について、続きます。
2024年04月20日
Vintage Computer チャンネル第256回〜XLerator for Lisa〜
今回は、超レアアイテムのご紹介です。Lisa(Macintosh XL)用のアクセラレーター XLerator です。アクセラレーターという言葉自体、死後に近いかもしれません。CPUアップグレードカードです。
標準の68000 5MHzを16MHzにまでアップ。メモリも10MB搭載でき(標準では最大2MB)、SCSIカードの機能も備わっていました。Mac OS 7.5.5 まで運用することが可能でした。
超レア物すぎて、どれだけ関心がある方がいらっしゃるか不安ですが、記録として残しておきたいと思います。
2024年04月19日
Mac mini 2014のSSD増設
2.5インチHDDをSSDに交換するのは、2.5インチSSDを用意して交換すればOKです。しかし、簡単そうで実は結構大変です。ほぼ全バラシが必要になります。
購入時にPCIe SSDが付いてなかったモデルには、必要なケーブルが内蔵されていないので、増設キットが必要です。と聞くと大変そうですが、作業は実に簡単です。裏蓋を開ければ、そこからケーブルやSSDの追加ができます。初心者でも十分に可能な内容です。

Mac mini Late 2014用 PCIe SSD増設キット Ver.2 4,980円
PCIe SSDは2.5インチSSDより高性能ですので、その価値は十分あります。こちらに各種ラインナップ。500GB~2GBまで各種選べます。安心でやや高価な純正、安価でOS制限のあるサードパーティー製、目的に応じてお選びください。
2024年04月18日
ハッピーバースデー

ネコの17歳は人間の84歳にも相当すると言われていますが、二匹とも元気です。以前よりも活動的ではなくなってきましたが、見た感じ年寄り臭くありません。まだまだ若い! 目指せ20歳!
今日は、チュールーでお祝いしました。チュールーはこちらでも人気で、宣伝もしています。車以外で人気の日本製品というのは、ほとんどなくなっていますので、頑張ってほしいですね。
2024年04月17日
往年の名機?迷機? Macintosh Portable!

しかし、ラップトップとはいえ、重さは7.2kg、大きさもかなりのもの。初代Macintosh 128Kが7.5kgですから、あまり変わりません。ラップトップ、つまり膝の上に置くという名称なのですが、あまりの重さにニークラッシャーとも呼ばれました。とは言え、バッテリーの持続時間は約10時間とたっぷり。90年代前半のノートブックマシンの持続時間は3時間程度でしたから、その点では実用性が極まっていました。名機なのか迷機なのか。
その後小型のノートブックPowerBook 100シリーズが出たのが1991年。2016年のMacBook Pro 発表の場では、最初のノートブックから25年、ノートブックの再定義と紹介されました。Portableは無かったことになってるじゃないですか! Appleにとっても、Portableは黒歴史なのかもしれません。
後のPowerBookとは違い、非常に特徴的な構造を持つ面白いマシンです。近いうちに、詳しく取り上げたいと思います。
2024年04月16日
34年ぶりの円安!
これまで150円を突破すると、日本政府による市場介入があったのか、はたまた市場介入警戒の影響か、反動で円高に触れていましたが、今回は反動もなく154円台半ばとなりました。
円安が続くと、日本の方にとってはApple 製品が高くなってしまいますし、Vintage Computerとしても日本販売分が目減りしてしまい辛いところです。実は一部製品については、米国での販売に切り替えて凌いでいます。
そんなわけで、円安が続くとVintage Computerの円価格を上げざるを得なくなってしまいます。値上げ前に、ぜひお買い物してください。
2024年04月13日
出た〜〜〜!

これは、先日行った公園に出ていた看板。Rattle Snake ガラガラヘビ注意の看板です。山間の公園にはよくこの手の看板が出ています。そして先日、なんと自宅の庭に💦

出た〜〜! ガラガラヘビ! 草取りの最中で、危うく触るところでした💦
それとガラガラヘビではないですが、こんなヘビもいました。

ウサギを捕食中のヘビ。この後、丸呑みしてました😱
しょっちゅうお目にかかる物でもないですが、こんな光景にも出くわします。ドジャースの大谷選手、庭にガラガラヘビ、どちらもLAの日常です。
2024年04月12日
M4 Macを今年後半から投入予定!
しかし、昨年10月にM3を発表したばかりなのに、あまりにも早い気がします。MacBook Air, MacBook Pro, iMac についてはM3化を完了しましたが、Mac mini, Mac Studio, Mac Pro についてはM2のまま。
iMac, MacBook Pro, Mac mini が先行してM4化されるとのことです。Mac mini については未だM2ですので、情報通りであればM3はスキップされるのでしょうね。 Mac Studio, Mac Pro についても同様になりそうです。
M3はM2比(M1比でも)性能向上が限られていたので、買い替えが進まなかった状況があると思います。ここで、AIという目に見える部分で性能向上を全面に出していくのではないかと思います。
私自身、M1 ProのMacBook Proを使っていますが、十分な性能でM3 にはあまり魅力を感じていません。M4で一気に魅力アップとなるのでしょうか。
2024年04月11日
Vintage Computer チャンネル第255回〜SpaceX ロケット打ち上げ〜
今後はネタ切れ対策で、Apple関連以外のアメリカの話題も取り上げます。今回は、SpaceX ロケットの打ち上げについて。なんと、LAの自宅から観ることができるんです。
さて、次はAppleネタか、はたまた?
2024年04月10日
レトロゲーム機のエミュレーターアプリがApp Storeで!
この種のエミュレーターアプリは以前から存在していますが、ほとんどは著作権に配慮していないもので、違法なソフトになります。App Storeで認めるからには、法的にはクリーンなものになるでしょう。
この種のソフトは、二つの要素が必要になります。まずは、ゲーム機のエミュレーターアプリ。そして、ゲームソフトのイメージデータであるROMファイルです。ゲームソフトのROMファイルについては、自分の所有するソフトをイメージデータ化したROMファイルならば合法の可能性が高いですが、それを前提としたエミュレーターではグレー感が否めません。ゲームソフトのROMファイルについても、App Storeまたはアプリ上でダウンロード販売することを想定しているのではないでしょうか。
ゲームメーカーや、ゲームソフトメーカーの参入を想定しているのではないかと思います。また、Apple IIも強力なレトロゲームプラットフォームだったので、Apple自身が参入を考えているのかもしれません。
ここで問題となるのは、ゲームメーカーやゲームソフトメーカーが既に存在していないケースが多々あることです。著作権については、50年から70年で失効しますので、これまで著作権切れのソフトはほぼありませんでした。しかし、今後は切れていくレトロソフトも出てきますし、レトロゲームを合法的に楽しむことができる時代が来るかもしれません。
2024年04月09日
日食観ました!
さて、観測には専用の観測メガネを用いるのが最も良いですが、なかなか準備よく用意できないもの。とはいえ、サングラスや下敷きでは遮光が不十分で、目を痛めてしまいます。そこで代用品としてお勧めなのが、どこの家にも転がっている(笑)使い古しのフロッピーディスク。シャッターがなく、開口も大きい5.25インチが良いですね。私もこれで観測しました。(フロッピーディスクも目を痛める危険性があるとのご指摘をいただきました。真似しないでください。)

画像ではわかりにくいですが、下半分綺麗に欠けています。肉眼では、鮮明に欠けているのが見えましたが、iPhoneではうまく撮影できませんでした。光源を撮影するのは、iPhoneではなかなか難しいですね。
知人の中には、皆既日食を見るためにテキサスまで行った人もいました。予報はあまり良くなかったのですが、無事見られたようです。
次の部分日食がLAで見られるのは2029年、米国で皆既日食が見られるのは2044年とのことです。
2024年04月06日
SpaceX ロケット見てきました
SpaceX のロケットは、フロリダ、テキサス、カリフォルニアで打ち上げられていますが、最近カリフォルニアの打ち上げも多いようです。先日、4月1日も打ち上げられて、明日も打ち上げの予定があります。自宅から250kmほども距離がありますが、肉眼で見ることもできます。その4月1日に打ち上げられたロケットが近所のSpaceX 拠点に来ているということなので、見てきました。

かなり煤けています。先端が切り離されていますが、先端と思われる物体も傍に置いてありました。ここで整備されて、また再利用されるわけです。
今回は、触りだけのご紹介ですが、近いうちに詳しくレポートしますね。
2024年04月05日
Vintage Computer チャンネル第254回〜Macintosh Quadra 700〜
今回は、ビンテージマシン Macintosh Quadra 700 のご紹介です。昔からのファンにはお馴染みのマシンだと思いますが、最近はめっきり見なくなりましたね。改めて見ると、新鮮ですね。これも、名機だったと思います。
今後も、懐かしのビンテージマシン取り上げていきたいと思います。
2024年04月04日
Appleのサービス、一時機能停止
停止時にアクセスすると、「アクセスできません」というようなアラートが表示されていました。
現在は、上記サービスすべて復旧しています。機能停止は1時間半ほどだった模様です。サービスの一時停止はたまにありますが、これほど広範に機能停止が起きたのは初めてかもしれません。こんな時は、焦らず復旧を待つのが一番ですが、必要に迫られているときは焦ってしまいますね。
いつも当たり前に使っているサービスも、トラブル時に重要性を再認識させられます。同時に、依存しすぎるのもまずいと感じますね。
2024年04月03日
Mac Pro 2010/2012の最強アイテム、値下げ!
これがあれば、シングル 4 Coreも高クロック 12 Coreに。スコっと差し替えるのみで、アップグレードも簡単です。メモリスロットも、シングル 4スロットから8 スロットで最大128GBに。オプションのメモリは、単体で購入するよりお得です!

Mac Pro Mid 2010/2012用 プロセッサーボード 3.46GHz 12 Core
Mac Pro Mid 2010/2012用 プロセッサーボード 3.33GHz 12 Core
Mac Pro Mid 2010/2012用 プロセッサーボード 3.33GHz 12 Core 傷あり
お手頃なシングル 6 Coreも!
Mac Pro Mid 2010/2012用 プロセッサーボード 3.33GHz 6 Core 12,800円
お買い得な傷あり品は、ヒートシンクに傷がありますが性能には影響ありません。2010純正最速の2.93GHz 12 Coreも入荷しました。
2024年04月02日
Apple 48周年
当時のApple社は、Apple 1を世に出すために設立したガレージカンパニーでした。スティーブ・ジョブズ、スティーブ・ウォズニアック、ロナルド・ウェインの3人でスタート。工場もなく、製作はジョブズの実家でアルバイトを雇って量産(?)。$666.66 で販売されました。それがこれまで最高額では175万ドル(2019年 当時のレートで1億9000万円)で落札されています。
更にすごいのが、創業メンバーの一人、ロナルド・ウェイン。スティーブ・ジョブズ、スティーブ・ウォズニアックと比べ、あまり有名ではありません。それは、彼はApple社の将来の展望をもてず、早々に退職してしまったから。株も$800で退職時に買い戻してもらっています。その後、Apple社が上場を控えた際にトラブルを避けるために、$1500を彼に渡し、彼は全ての権利を放棄しています。もし、今も彼が株を持っていたら、10兆円以上に!
ともあれ、48年前にガレージカンパニーとしてスタートしたAppleがここまでの存在となるとは、誰も予想し得なかったですね。