2024年06月

2024年06月29日

Mac Pro Early 2009 のFirmwareが5,1にアップデートできない!? -3

Mac Pro 2009-2010 Firmware Tool で2009のFirmwareを2010/2012にアップデートできなくなってしましました。そこで、新たなアップデート方法をご紹介しましたが、これには2010/2012のマシンが必要。誰にでもできる方法ではありません。できない方はどうすれば良いのか?
特にCPUのアップグレードが目的の場合、バックプレーンボード(ロジックボード)を2010/2012用に交換することをご提案したいと思います。これを交換すると、Firmwareはもちろん、機種自体2010/2012になります。となると元のCPUボードは使えず2010/2012用のCPUボードば必要になります。それは大変そうに思えますが、2010/2012でもシングルCPUをデュアルCPUに交換する場合、CPUトレイの交換がお勧めになります。また、Dual CPUトレイは2009用の方が割高ですので、金額的にはあまり変わらないことになります。交換の手間はやや大変にはなりますが、完全に2010/2012化となりますので、お勧めです。



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2024年06月28日

Vintage Computer チャンネル第266回〜新 Mac Pro Early 2009 Firmware アップデート〜

Vintage Computer チャンネル今回は第266回です。ぜひチャンネル登録をお願いします。

Mac Pro Early 2009の Firmware を2010/2012 相当にアップデートするのは大変大きなメリットがあります。Vintage Computer チャンネルでも、過去3回取り上げました。
第226回 Mac Pro Early 2009 Firmwareアップデート
第249回 Mac Pro Early 2009 Firmwareアップデート問題
第250回〜El CapitanでMac Pro 2009 Firmwareアップデート

ところが、最近この方法が使えなくなってしまいました。そこで別の方法を探し当てましたが、誰でもできる方法ではありません。今回はその方法について解説します。




Macschrauber-s-Rom-Dump を利用します。
解説のYouTube も確認ください。

vintagecomp at 09:41|PermalinkComments(0)YouTube チャンネル 

2024年06月27日

Help me choose

Apple があなたにとってベストなMacをお勧めするHelp me choose. のページを公開しています。現状、日本語対応はしていませんが、簡単な質問に答えるだけでベストなMacをお勧めしてくれます。
早速、私もやってみました。ざっくりとした質問になってしまうのですが、私へのお勧めは・・・

Screenshot 2024-06-26 at 6.55.25 PM
























この2機種となりました。私の好みに、当たらずと言えども遠からじ、だと思いました。迷っている方は、参考にしてみても良いかもしれません。


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2024年06月26日

Mac Pro Early 2009 のFirmwareが5,1にアップデートできない!? -2

Mac Pro 2009-2010 Firmware Tool がどうやら利用できないことで、解決策を探していると、別のツールに行き当たりました。Macschrauber-s-Rom-Dump です。解説のYouTubeもあります。
Mac Pro 4,1 / 5,1 のFirmwae を5,1 最終の144.0.0.0.0 にあげる例が解説されています。これは目的にぴったりですね。
ただ、Macschrauber-s-Rom-Dump のページも、解説のYouTubeも懇切丁寧に解説されているとは言えず、最初はよくわかりませんでした。
結論としては、このツール、Mac Proに限らず2006-2017辺りのMacのFirmwareをファイルとして保存(バックアップ)したり、保存したファイルを使って別のMacのFirmwareの書き換えを行うツールでした。
つまり、まずはMac Pro 2010/2012でFirmwae を5,1 最終の144.0.0.0.0 にアップデート済みのマシンから、吸い出す必要があります。そのファイルを使って、2009のFirmwareを144.0.0.0.0 に書き換えることが可能です。
幸い、手元には両方ありますので、試してみたところうまくいきました。Mac Pro 2009-2010 Firmware Tool と比べて、以下の違いがあります。

1.  Firmwareファイルの吸い出しが必要
2. 一発で最終の144.0.0.0.0 にアップデート可能。Mac Pro 2009-2010 Firmware Tool では5,1にアップデート後、Sierra、High Sierra、Mojave のインストーラーでのアップデートが必要でした。
3. 「このMacについて」の表示がMid 2010または2012となる(吸い出し元と同じ)。また、シリアルナンバーも吸い出し元と同じとなる。

なるほど、Mac Pro 2009-2010 Firmware Tool は2010用のFirmwareアップデーターを2009で使うためのツールだったので、個体の個別情報は書き換えられませんでしたが、こちらはFirmwareを丸っと入れ替えてしまうため個別情報も書き変わってしまうわけですね。

vintagecomp at 17:53|PermalinkComments(0)テクニカル 

2024年06月25日

Mac Pro Early 2009 のFirmwareが5,1にアップデートできない!? -1

Mac Pro Early 2009 は、Mac Pro 2009-2010 Firmware Tool を使用することで、Mac Pro Mid 2010/2012相当にアップデート可能です。実施方法は当ブログにも以前掲載しています。
このアップデートのメリットは大変大きいです。

1. OS X 10.11 El Capitanまでだったのが、macOS 10.14 Mojave まで利用可能になる。OCLPを使って、より新しいOSを使う際も重要。
2. 2009モデルでは対応していないWestmere CPUが利用可能になる。最高3.46GHz 12 Core。
3. 最終Firmwareまでアップデートすることで、NVMe PCIe SSDが利用できる。

というわけで、大幅に性能アップが可能になります。反響も大きく、多くの方がアップデートされたようです。先月、「どうしてもアップデートできず、LED点滅後通常起動してしまう。」との問い合わせをいただきました。実は過去にも同様の問い合わせは多数いただいていました。そのほとんどは、正しい手順を踏んでいないのが原因でした。特にSILが解除されていない場合が多かったと思います。
ただ、過去にもMac Pro 2009-2010 Firmware Tool がうまく使えなくなった事はあり、その都度解決してきましたが、少し気になっていました。
今月になり、Early 2009 のFirmware アップデートの機会があり、上記検証も兼ねてやってみました。すると、上記お問い合わせと同じく、「LED点滅後通常起動してしまう」状態でした。

過去、何度か使えなくなったものの、Tool側のアップデートや使用方法の工夫でなんとか最近まで使用できていました。そこで、色々と試してみましたがどうにもうまくいきません。開発元のページでは、2017年の更新が最後となっています。今後のアップデートは望み薄かもしれません。使用方法の工夫も、私が試した限りではうまくいきません。うまくいかない原因も、よくわからず。
もし、今年4月以降、Mac Pro 2009-2010 Firmware Tool を利用してうまくいった、という方がいらっしゃいましたら、ぜひ実施時期を含む情報をコメント欄にお知らせください。

結局、本ツールを利用してのアップデートは現在できておりませんが、他の方法を見つけてうまくいきました。ただし、あまり一般的な方法ではありません。これについては、また解説します。

なお、Firmwareの書き換えではなく、アップデート済みのバックプレンボードに交換する手もあります。

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Mac Pro Early 2009用 バックプレーンボード Mojave対応 12,800円
Mac Pro Mid 2010用 バックプレーンボード Mojave対応 12,800円





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2024年06月22日

Vintage Computer チャンネル第265回〜初期のMac互換機 Outbound〜

Vintage Computer チャンネル今回は第265回です。ぜひチャンネル登録をお願いします。

1995年〜1998年頃に、Apple 公認の互換機がありましたが、スティーブ・ジョブズ復帰とともに廃止となりました。それ以前にも互換機があったことをご存知でしょうか。
Macintosh Portable〜PowerBook 100シリーズと同時台の互換機、Outbound をご紹介します。



コンパクトマックはいずれも可愛らしいですが、Color Classic は特に可愛らしいですね。

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2024年06月21日

お休みにならない祝日

昨日に続いて、米国の祝日のお話です。
民間では、連邦の祝日でもお休みとならない場合があると書きました。独立記念日のような重要なお休みは、特別な理由がない限りお休みとなります。しかし、マイナーな祝日は、むしろ休みでないのが普通の場合もあります。昨日のJuneteenthはその代表例ですね。
では、最もお休みにならない祝日はというと、最近ではコロンブスデイではないかと思います。10月の第二月曜で、コロンブスのアメリカ発見を祝う日となっています。お気づきの方も多いと思いますが、ネイティブアメリカン(いわゆるインディアンですが、最近はこの呼び方もまずい)にとっては発見でもなんでもないわけで、迫害の始まりでもあるわけです。私が渡米した頃は、このような声はあまりなかったと思いますが、最近はこの日をお休みにしている民間企業はあまりないと思います。
そういえば、日本でもMrs.GREEN APPLEの新曲「コロンブス」のPVが炎上した騒ぎがありましたね。問題の根っこは、同じと言って良いでしょうね。
そういう意味では12/25のクリスマスも祝日ですが、キリストの生誕を祝う日ですから微妙ですね。以前は普通にメリークリスマスと挨拶していましたが、今ではハッピーホリデイの挨拶です。ただ、こちらはアメリカ人にとって非常に重要な祝日として定着していますから、この日がお休みでなくなったりする事はなさそうです。
お休みも、色々と難しい時代になったものです。


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2024年06月20日

本日はJuneteenthの祝日でしたが

本日、6月17日はJuneteenthの米国祝日でした。米国祝日は基本お休みとしているVintage Computerですが、ヤマトさんもお休みでないので、発送作業を行いました。というか、この日はあまりお馴染みの祝日ではないのです。

Juneteenthは奴隷解放の祝日なのですが、連邦の祝日となったのは2021年のこと。当時は、コロナ真っ盛りで、私自身新しい祝日に気がついていませんでした。馴染み深かろうが、浅かろうが、日本だとカレンダー通りという企業が多いと思いますが、こちら米国では連邦の祝日でも重要な日とそうでない日がはっきりしており、重要でない祝日はお休みとならない企業も多いのです。
そんなわけで、馴染み浅いJuneteenth、しかりとお仕事しました。

vintagecomp at 10:45|PermalinkComments(0)USA 

2024年06月19日

今だから言える昔話 4

他では扱っていないメモリ、まず思いついたのがPowerBook 2400c用の96MBメモリでした。2005年のことです。PowerBook 2400cの公式スペックは、メモリスロットに挿せる最大メモリが64MB、ロジックボードの64MBメモリを合わせて80MBが最大でした。しかし、実は96MBのメモリも認識できて日本のメーカーから販売されていました。しかし、2005年の段階ではとっくに販売終了となっており、中古品の入手も難しくなっていました。
これまでは他では扱っていないメモリと言っても規格品のため、技術的には難しいことはありませんでした。しかし、本品はPowerBook 2400c 専用メモリであり、どうやって最大メモリを超えるメモリが認識可能なのかという解析が必要でした。幸い、PowerBook 2400cの改造は以前に大ブームとなり、96MBメモリについても情報がありました。それと、実機解析により製造が可能になりました。
最低ロット300枚でしたが、300枚製造しました。

2400c96MB











画像では分かりにくいですが、Vintage Computerのロゴも入れました。2005年といえばPowerBook 2400c用のパーツは普通に考えれば完全に賞味期限切れで、心配しましたが無事完売。このプロジェクトはめでたく成功でした。ただし、ちょっとしたゴタゴタもありました。

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2024年06月18日

今だから言える昔話 3

メモリは、Vintage Computer の初期のメイン商材の一つになりました。当初は、メモリーショップから一般客として購入していました。それでも日本の相場より格安に販売されており、日本向けに利益が見込めました。
その内に、メモリーメーカーと関係ができるようになり、メモリーを製造してもらうようになりました。G2 Power Mac 向けの128MB DIMM、LC 575, 630, Power Mac 6100用の128MB SIMM等を製造してもらっていました。特に72 pin 5V 128MB SIMMは他ではほぼ扱っておらず、かなりのヒット商品になりました。
LC 575, 630では、最大36MBのスペックですが、このメモリにより132MBに。Power Mac 6100では72MBのスペックですが、このメモリにより264MBに。これだけのアップグレードができるのですから、痛快です。
他ではほぼ扱っていないメモリとは言え、規格自体は存在していたので、依頼は簡単でした。5V 2バンク 128MBの72 pin SIMMを製造してください、と依頼するだけ。

こうなると、他では売っていないメモリを製造したくなるもの。私の頭の中には、2つのアイディアがありました。

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2024年06月15日

Vintage Computer チャンネル第264回〜Color Classic の謎〜

Vintage Computer チャンネル今回は第264回です。ぜひチャンネル登録をお願いします。

Color Classic, Color Classic II は、最後のコンパクトマックとして根強い人気があります。また、Color Classic III となるはずだったモデルもあり、改造ベースとしてもとても人気がありました。
Color Classic は各国で販売されましたが、Color Classic II は日本専用モデルで、アメリカではレアマシンとして人気があります。



コンパクトマックはいずれも可愛らしいですが、Color Classic は特に可愛らしいですね。

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2024年06月14日

macOS Sequoia の由来

MacのOSと言えば、以前はネコ科の動物名、OS X 10.9からカリフォルニアの地名となっていました。
新OSのmacOS Sequoia(セコイア)ですが、SNSでは地名は終了で植物名に変更か? とありました。セコイアは確かに巨大な常緑針葉樹の名称ですが、そのセコイアがたくさん生えているセコイヤ国立公園があり、地名というのは変わらずですね。

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私自身、セコイア国立公園は過去3回訪れており、見どころの多い場所です。とにかく巨大なセコイヤ。高さでは世界最大、太さでも相当なものです。
最初に訪れたのは、1997年、渡米後1ヶ月後のことでした。駐在員として赴任後、サンクスギビングの4連休で、初めての旅行でした。あまりにも巨大なセコイアに驚きましたが、11月末だったため、既に積雪があり奥の方には行けませんでした。この時、初めて野生のクマを目撃。2014年には最初に見ることができなかった奥の方まで訪れ、2019年にはハイキングとキャンプを楽しみました。
ロサンゼルスから2番目に訪れやすい国立公園で、見応えも抜群です。
日本の方にはそれほど馴染みがないかと思いますが、自然派の方にはとてもおすすめの場所です。
日本語的には「せこいや〜」とあまり良い印象がないかもしれませんが、文句なしに世界一言える巨木が並んでいるセコイア国立公園、新世代のOSにふさわしいと思います。

vintagecomp at 14:08|PermalinkComments(2)Mac 

2024年06月13日

macOS Sequoia の対応機種

WWDC で発表されたmacOS 15 Sequoia、対応機種は以下の通りです。

iMac 2019 以降
iMac Pro 2017 以降
Mac Studio 2022 以降
MacBook Air 2020 以降
Mac mini 2018 以降
MacBook Pro 2018 以降
Mac Pro 2019 以降

以下に言い換えた方がわかりやすいかもしれません。
全てのMシリーズMacと以下のintel Mac

iMac 2019, 2020
iMac Pro 2017
Mac mini 2018
MacBook Pro 2018, 2019, 2020
Mac Pro 2019
MacBook Air 2020

Sonoma 対応機種では、以下が切り捨てられています。

MacBook Air 2018, 2019

思ったより残りましたね。来年は、Intel Macは生き残れるでしょうか?
Open Core Legacy Patcher で、かなりの非対応機種でも使えそうですね。それでも、Intel Mac 完全切り捨てとなった際には、無理だろうと思います。


vintagecomp at 10:26|PermalinkComments(0)Mac 

2024年06月12日

Apple Intelligenceの対応機種

昨日は発表会後アップル株が下がっていると書きましたが、今日になって上がってますね。AI機能が期待されているということで、発表会の第一印象は今ひとつだったけれど、よく内容を吟味すると期待できるということでしょうか。
ChatGPTは既に大きな評判となっていますが、実際に使っているのは新し物好きな人に限られているでしょうね。これでアップルユーザーが皆使うとなると、インパクトは大きいかもしれません。

Apple Intelligence の対応機種は、以下になっています。

・iPhone:A17 Pro(iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Max)
・iPad:M1チップ以降(iPad Pro/iPad Air)
・Mac:M1チップ以降

iPhoneの対応機種が、現行機種ではiPhone 15 Pro シリーズのみというのはなかなか厳しい。私のiPhone 14 Pro Maxも非対応(涙)。秋の買い替え確定です。iPhone 16 Proが対応するのは間違いありませんが、果たして無印 iPhone 16 はどうなるのでしょう。おそらく対応してくるのではないかと思います。これにより、確かに買い替えは進みそうですね。今後出てくる無印iPadやiPad mini はどうなるのか。今更ながら、M1搭載とかもあるかもしれません。


vintagecomp at 08:34|PermalinkComments(0)Apple Topics 

2024年06月11日

WWDCの発表会は期待はずれ?

今回のWWDCの発表会、AIに関する重大発表を行うと秘密主義のアップルが宣言していましたので、かなり注目を集めていました。果たして何が出たか!

まずは、例年通り各OSの新機能を紹介。ここでそれぞれのOSのAI新機能を紹介していくのかと思ったら、それはなし。個人的に興味を引いた内容といえば、Vision Proが6月28日に日本でも発売となること、次期macOSの名称がSequoiaになることくらい。さすがにAIの発表なしで終わるはずはないので、この後AIにフォーカスした発表となりました。

まず、AIについてApple Intelligence と名付けていました。なるほど、そうなるわけですね。肝心の機能ですが、通知をAIが優先順位をつけて表示したり、作成したテキストを「フレンドリーに」とか「プロフェッショナルに」といったふうに書き直したり、長文を要約したりできるとのこと。
また、人物の写真を元にスケッチ風の画像にしたり、ラフなポンチ絵的な図を綺麗なスケッチに書き換えたり。
また、OS自体にChatGPTを搭載し、生成AI機能を利用できるとのこと。

対応機種は、iPhone 15 Pro (Max)、M1以上のiPad, Mac です。iPhoneは現行機種ではiPhone 15 Proのみの対応で、iPhone 16に買い換えましょうという感じですね。

正直、AI 追加となればこうなるだろうなという内容ばかりで、個人的には期待はずれでした。発表後、アップルの株価も下がっていました。とは言え、他所がすでにやっていることを、絶妙なUIで圧倒する使いやすさを実現してきたアップル。内容を聞いただけでは陳腐でも、実際に使ってみると格別なものとなっている可能性もあります。というか、そうあって欲しいですね。


vintagecomp at 10:29|PermalinkComments(0)イベント情報 

2024年06月08日

WWDC で予想外の発表が!

週明けの6月10日(月)より、WWDC が開催されます。開発者ではない一般人にとって、最大の注目はやはり初日の基調講演。当地の午前10時、日本時間の午前2時より開催されます。

例年各OSの新機能が発表され、また時にはニューハードウェアの発表があります。今回は、AI関連がメインになると予想されています。ChatGPT のような生成AIを搭載するだけでなく、テキストや画像の作成、編集のような通常作業にもAIを導入していくようです。
既にM4搭載のiPad Proが先月発売されていますが、今現在は単に従来よりも高性能なプロセッサーですが、AI機能において格段の性能を発揮するようです。iPhone 16シリーズのA18 Pro チップは同様に、ニューラルエンジンを強化して、AI性能が格段に向上するものと思われます。

といったところが予想されますが、もう一つ大きな予想外の発表が。なんと、iPhoneの名称が変更されます。新名称は、AIphone!
もちろん、ただの妄想です。

vintagecomp at 08:23|PermalinkComments(0)Apple Rumors 

2024年06月07日

久々の入荷!NVIDIA Quadro K5000 for Mac

Mac Pro 2009-2012 を現役で使うのに欠かせないのが、Metal対応のグラフィックボード。macOS 10.14 Mojave をインストールするのに必要です。更にMojave のインストールの際に、最終のFirmwareにアップデートするためにも必要になります。OpenCore Legacy Patcher を使って最新のSonomaを利用することも可能ですが、Metal対応のグラフィックボードがないと十分な性能を発揮できません。

Mac EFI対応のMetal対応のグラフィックボードはわずかに3種類。中でも最も高価だったのがこのカード。実売、25万円前後でした。さすがに数が少なく入手なんですが、久々の入荷です。

PNYQuadroK5000mac














NVIDIA Quadro K5000 for Mac 4GB   39,800円

こちらも数少ないMac EFI対応且つMetal対応のグラフィックボード。

EVGA GeForce GTX 680 Mac Edition 2GB 29,800円

そしてMac EFI 非対応ながら最強性能なのがこちら。EFI非対応のため、起動時にドライバーが読み込まれるまで表示されません。不便さはありますが、通常の操作においては最強性能です。

SAPPHIRE Radeon PULSE RX 580 8GB GDDR5 + Mac Pro用電源ケーブル 22,800円

vintagecomp at 07:26|PermalinkComments(0)Mac改造 | Products

2024年06月06日

Vintage Computer チャンネル第263回〜続・Macintosh 128K/512Kのロジックボード〜

Vintage Computer チャンネル今回は第263回です。ぜひチャンネル登録をお願いします。

第261回で、「Macintosh 128K/512K ロジックボードの違い」をお送りしました。マニアックすぎる内湯だったので、これで終了のつもりでしたが、パーツ整理でご紹介していないロジックボードが出てきましたので、続編をお送りします。



マニアックすぎる内容がさらにマニアックになってしまいました💦。

vintagecomp at 11:20|PermalinkComments(0)YouTube チャンネル 

2024年06月05日

今だから言える昔話2

ロサンゼルスの駐在員が、1999年にVintage Computerを始めました。それはこの地で、日本ではなかなか手に入らないMac用のレア物、パーツが入手できたから。試しに、ネット上で個人売買してみると結構な反響。それならばと本業にしたわけです。どんな場所で何を見つけたのか。今回はそれをご紹介します。

1. コンピュータースワップミート
広大なパーキングの敷地に、週末コンピューター関連の蚤の市が開催されていました。月1回のイベントですが、各地で開催されており、ほぼ毎週開催されていました。そこには、Old Mac、Apple iI、関連パーツが多数、しかも非常に安価に販売されていました。128K, 512K, SE/30のコンパクトMac、IIci, Quadra 700などのデスクトップ、Macintosh Portableなんかも時々ありました。デスクトップ機には、Turbo 040やPowerPC のアクセラレーターやNubusビデオカードが装着されていることも多く、お宝探しが楽しかったですね。また、GSキーボードやApple Keyboard I/II なども多数ありました。正常に動作するかどうかの保証もないのですが、構わず購入して修理したりしていました。他では手に入らないものも多く、これが一番の動機になりましたね。

2. eBay
ご存知eBay オークション。今でこそ当たり前ですが、1999年当時はまだまだ知名度も高くなく、思いがけないお宝を安値で買えることもありました。実はこれを見つけたのが、駐在員としてカナダに出張中の時でした。昼休みの暇な時間に、拠点のコンピューターでネットサーフィンしていた際にたまたま見つけました。え!? こんなものがこんなに安く! 帰ってから、じっくり見て早速入札。当時は、支払いはマネーオーダーが主流でした。郵便局で小為替を購入して、売主に郵送していました。今では考えられませんが、当時はeBayもそんな形で動いていたんです。

3. メモリー
Macショップやメモリー専門店でMac用メモリが売っているわけですが、これが日本に比べて大幅に安い! 当初は普通に小売価格で仕入れても、十分に利益が見込めました。

今ではコンピュータースワップミートも各地で終了、現在は唯一残っている所に月一行ってますが、昔のような掘り出し物はなかなかありません。eBayも参加者が多くなり、相場まで上がってしまいます。メモリーは現行機種ではほぼ増設不可となってしまいました。あの当時だから、やれたんだなと思います。

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2024年06月04日

Mac Pro 2009-2012 用SSD

vintagecomp at 10:49|PermalinkComments(0)Mac改造 

2024年06月01日

Vintage Computer チャンネル第262回〜2つのPortable〜

Vintage Computer チャンネル今回は第262回です。ぜひチャンネル登録をお願いします。

Macintoshの元祖モバイルマシンといえば、Macintosh Portableになります。とてもユニークなマシンですが、2モデルあることをご存知でしょうか。2モデルについてご紹介し、後継のPowerBook 100との比較もしてみたいと思います。


Portableの価格は、米国で$6600、日本では100万円以上もしたのでレアマシンでしたね。デスクトップマシンにも引けを取らないスペック、一切の妥協がありませんでした。名機だったのか、迷機だったのか?

vintagecomp at 11:16|PermalinkComments(0)YouTube チャンネル 
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