2005年10月15日
実録ビザ取得への道 その2
先週の「実録ビザ取得への道 その1」の続編です。
ロサンゼルス赴任後、1年でMacの個人売買が好評を呼んだ。そこで、これはビジネスとして成り立つのではないかと考え出した。ビジネスとしてやるのであ れば、ビザが必要だ。噂では、かなり大変と聞く。日本に戻ってということも考えてみたが、これはどう考えても上手くいかない気がした。自分で考えても結論 は出ないので、知人から紹介してもらった弁護士に相談することにし、妻とともに訪ねてみた。
相談した弁護士は日系人、しかし日本語はしゃべれない。アシスタントに日本語のできる人が付いてくれた。基本的には英語でのやりとりだが、これは心強い。 そして、自分が駐在員でおよそ1年経ったこと、現在Lビザで滞在していること、Macのビジネスをこの地で始めたいこと、自分たちの経歴を伝え、どんなビ ザを取得できる可能性があるのかを聞いてみた。
その弁護士の答えは、「奥さんが永住権を取りなさい」だった。永住権をサポートしてくれる企業を探して、妻が永住権を申請する。配偶者は、同時に申請する ことが可能なので、私も自動的に永住権が取得できるというわけだ。これは、現在駐在員として務めている会社には内緒で進めないといけないので、妻が申請者 となり私はそれに乗っかる形にするのが得策だというわけだ。
確かにこれができれば最高だが、問題はどうやって永住権をサポートしてくれる企業を探すかだ。弁護士が言うには、「新聞の求人欄を見て探すと良いよ」と言 うのだが。まず、妻は働くことのできないビザで滞在していたので、そのままでは働くことができない。だからその企業が妻を雇いたいと思ったら、永住権をサ ポートする必要があるわけだ。確かに、企業がぜひとも必要な人材として、永住権をサポートすればほぼ確実に取得することが可能だ。しかし、申請から取得ま では相当時間がかかる。当時は、3年程度と言われた。
つまり、新聞の求人欄を見て妻が面接に行く、そこでは「是が非でも欲しい人材なので、3年後に働き初めてもらうために永住権をサポートして上げます。」と 言ってもらわなければならないということだ。しかも永住権を申請するというのは、企業にとっても手間と費用がかかることなのだ。よほどの優れた資格や技術 を持っているならともかく、とても現実的なこととは思えなかった。
これは現実的とは思えない、他に方法はないか? と聞いてみたが、「これがベストな方法ですよ」との答え。相談はここで終わった。
やっぱり無理なのか〜、と暗い気持ちで弁護士のオフィスをトボトボと帰途についたことを覚えている。
ロサンゼルス赴任後、1年でMacの個人売買が好評を呼んだ。そこで、これはビジネスとして成り立つのではないかと考え出した。ビジネスとしてやるのであ れば、ビザが必要だ。噂では、かなり大変と聞く。日本に戻ってということも考えてみたが、これはどう考えても上手くいかない気がした。自分で考えても結論 は出ないので、知人から紹介してもらった弁護士に相談することにし、妻とともに訪ねてみた。
相談した弁護士は日系人、しかし日本語はしゃべれない。アシスタントに日本語のできる人が付いてくれた。基本的には英語でのやりとりだが、これは心強い。 そして、自分が駐在員でおよそ1年経ったこと、現在Lビザで滞在していること、Macのビジネスをこの地で始めたいこと、自分たちの経歴を伝え、どんなビ ザを取得できる可能性があるのかを聞いてみた。
その弁護士の答えは、「奥さんが永住権を取りなさい」だった。永住権をサポートしてくれる企業を探して、妻が永住権を申請する。配偶者は、同時に申請する ことが可能なので、私も自動的に永住権が取得できるというわけだ。これは、現在駐在員として務めている会社には内緒で進めないといけないので、妻が申請者 となり私はそれに乗っかる形にするのが得策だというわけだ。
確かにこれができれば最高だが、問題はどうやって永住権をサポートしてくれる企業を探すかだ。弁護士が言うには、「新聞の求人欄を見て探すと良いよ」と言 うのだが。まず、妻は働くことのできないビザで滞在していたので、そのままでは働くことができない。だからその企業が妻を雇いたいと思ったら、永住権をサ ポートする必要があるわけだ。確かに、企業がぜひとも必要な人材として、永住権をサポートすればほぼ確実に取得することが可能だ。しかし、申請から取得ま では相当時間がかかる。当時は、3年程度と言われた。
つまり、新聞の求人欄を見て妻が面接に行く、そこでは「是が非でも欲しい人材なので、3年後に働き初めてもらうために永住権をサポートして上げます。」と 言ってもらわなければならないということだ。しかも永住権を申請するというのは、企業にとっても手間と費用がかかることなのだ。よほどの優れた資格や技術 を持っているならともかく、とても現実的なこととは思えなかった。
これは現実的とは思えない、他に方法はないか? と聞いてみたが、「これがベストな方法ですよ」との答え。相談はここで終わった。
やっぱり無理なのか〜、と暗い気持ちで弁護士のオフィスをトボトボと帰途についたことを覚えている。