2006年01月31日

Rosettaの実力は?4

Macworldでは、「出来がよい」と開発者間でも賞賛されていたRosetta。Adobeのグラフィックスソフトや MSのOfficeも難なく動き、これはユニバーサルバイナリ版のソフトを待たずとも、かなり使えるという印象をMacworldでは持ちました。一般の アプリケーションは、大型の物でも問題なく使用できるケースが多いようです。問題は、システムとの関連が深いソフトやドライバーソフト。
各社のPPC版アプリケーションの検証結果が出ると、その実力が更に鮮明になってきます。先週、ジャストシステムがATOK 2005の対応について発表しました。結果は、非対応(キッパリ)。さらに、シマンテック社も対応状況を発表。こちらも、非対応(キッパリ)。
どうやらシステムに関係の深いソフトは非対応となるケースが多いようです。そんなわけで、Rosettaにはかなり期待をかけていましたが、ちょっと期待が大きすぎたという印象です。
それでも、大型のソフトがそれなりの速度で動くのはやはり立派。クラッシックよりは出来がよいと思います。でも、PPC用の68Kエミュレーションは、本 当に出来が良かったですね。システム関係でもドライバーソフトでも、ほとんど問題なく動いていました。Intel Macへの移行はやはりソフトの対応をしっかり見極める必要がありそうです。


vintagecomp at 10:39│Comments(0)TrackBack(0)テクニカル 

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