2006年09月17日
Newer Techonology MAXPower が復活
既にトップページでお知らせしているように、以前からのMac通にはお馴染みの、Newer Technology MAXPower CPUアップグレードカードが復活しました。
Newer Technology 社が倒産してしまったのが、2000年末。もう5年以上も経っていたというのは、ちょっと驚きです。当時は、NewerとSonnetの2大メーカーというイメージでした。Newerの方がより先進的な製品を出していたイメージが強かったです。その分ちょっと価格は高かったものの、ファンは多かったように思います。しかし、価格の面で販売が押され気味になったことと、資金繰りの悪化からタイムリーに製品を供給できなくなったことが大きかったですね。
また当時は、大ヒットしたNubus/G2用のG3カードの需要が一段落、Power Mac G3用のカードはあまりヒットしていないという状況でした。Power Mac G4の価格も下がったため、アップグレードするよりPower Mac G4を買った方がお得と考えられる状況もあり、先行きが暗いという判断もあったと思います。
ところが、その数年後Power Mac G4用の高クロックCPUカードが大ブレーク。参入メーカーも増え、活況を呈しているというのは皮肉な物です。旧マシンをアップグレードするよりPower Mac G4買った方が得と考えられたわけですが、基本性能が高いため数年後遅くなってしまってもCPUさえアップグレードすれば驚くほど速くなったんですね。その出現がCPUアップグレードキラーとなり、後にCPUアップグレードには最適なマシンになったわけです。
Newerの話に戻りますが、倒産後一部のエンジニアはSonnetに移ったと聞きます。その後、商標をOWCが買い取りますが、技術的な継承はなくバッテリなどのメーカーとして復活しました。そして今年、OWCはPowerLogixを技術資産も含め買収。正式な発表はされていませんが、MAXPower CPUアップグレードカードはPowerLogixの技術を使って復活したと考えられます。もっとも、PowerLogixブランドは今後も残ると、OWCからは聞いています。
この5、6年の間、色んなことがあった物です。
Newer Technology 社が倒産してしまったのが、2000年末。もう5年以上も経っていたというのは、ちょっと驚きです。当時は、NewerとSonnetの2大メーカーというイメージでした。Newerの方がより先進的な製品を出していたイメージが強かったです。その分ちょっと価格は高かったものの、ファンは多かったように思います。しかし、価格の面で販売が押され気味になったことと、資金繰りの悪化からタイムリーに製品を供給できなくなったことが大きかったですね。
また当時は、大ヒットしたNubus/G2用のG3カードの需要が一段落、Power Mac G3用のカードはあまりヒットしていないという状況でした。Power Mac G4の価格も下がったため、アップグレードするよりPower Mac G4を買った方がお得と考えられる状況もあり、先行きが暗いという判断もあったと思います。
ところが、その数年後Power Mac G4用の高クロックCPUカードが大ブレーク。参入メーカーも増え、活況を呈しているというのは皮肉な物です。旧マシンをアップグレードするよりPower Mac G4買った方が得と考えられたわけですが、基本性能が高いため数年後遅くなってしまってもCPUさえアップグレードすれば驚くほど速くなったんですね。その出現がCPUアップグレードキラーとなり、後にCPUアップグレードには最適なマシンになったわけです。
Newerの話に戻りますが、倒産後一部のエンジニアはSonnetに移ったと聞きます。その後、商標をOWCが買い取りますが、技術的な継承はなくバッテリなどのメーカーとして復活しました。そして今年、OWCはPowerLogixを技術資産も含め買収。正式な発表はされていませんが、MAXPower CPUアップグレードカードはPowerLogixの技術を使って復活したと考えられます。もっとも、PowerLogixブランドは今後も残ると、OWCからは聞いています。
この5、6年の間、色んなことがあった物です。