2007年03月07日
Intel Mac mini のCore 2 Duo化 熱対策-1
そんなわけで、ロスが暖かいと言ってもこの季節に85度までCPU温度が上がるのは、やはり心配。
そこで、まずは簡単な対策をやってみました。内蔵ファンをFan Controlというソフトを使って、回転を上げてみます。
こちらが、Fan Control のウィンドウ。これで、Mac miniのCPUファンを上げてやるのである。
ベース回転を3000rpm(最大)、回転の上がりはじめを50度、最高速の6000rpmには70度(最低)で達するようにします。
やはり、ベースの3000rpmでも少々ファンノイズが耳に付きます。でも、冷却には替えられませんね。
負荷時(CD一枚iTunes でエンコーディング)
CPU*1 Nothbridge*2
ファンノーマル 85 38
ファンコントロール 65 31
というわけで、かなり温度が下がりました。これでかなり安心と言えそうです。でも本当にそうか?
この対策の最大の弱点は、ファンの最高回転数を上げたわけではないこと。ノーマルでも、80度で回転数が最大となります。つまり、CPU温度が上がったときの最大冷却能力は同一なわけです。最大冷却能力は同一のまま、より早い段階で、最大冷却能力を発揮させているわけです。
これだと、温度の上昇を遅らせる効果はあるでしょうが、高負荷が長時間続けば同じ温度まで上がってしまうと考えられます。
CD一枚のエンコーディングは、わずか3分ほど。高負荷状態がもっと続くとどうなるでしょう?
もちろん、通常は全負荷に近い状態が長時間続くことはそうそうないので、かなり効果があるのは間違いないですけどね。とは言え、DVDのエンコーディングなど、最近は高負荷が長時間続く作業も一般的なだけに、できれば最大冷却能力を上げておきたいものです。
(続く)
そこで、まずは簡単な対策をやってみました。内蔵ファンをFan Controlというソフトを使って、回転を上げてみます。
こちらが、Fan Control のウィンドウ。これで、Mac miniのCPUファンを上げてやるのである。
ベース回転を3000rpm(最大)、回転の上がりはじめを50度、最高速の6000rpmには70度(最低)で達するようにします。
やはり、ベースの3000rpmでも少々ファンノイズが耳に付きます。でも、冷却には替えられませんね。
負荷時(CD一枚iTunes でエンコーディング)
CPU*1 Nothbridge*2
ファンノーマル 85 38
ファンコントロール 65 31
というわけで、かなり温度が下がりました。これでかなり安心と言えそうです。でも本当にそうか?
この対策の最大の弱点は、ファンの最高回転数を上げたわけではないこと。ノーマルでも、80度で回転数が最大となります。つまり、CPU温度が上がったときの最大冷却能力は同一なわけです。最大冷却能力は同一のまま、より早い段階で、最大冷却能力を発揮させているわけです。
これだと、温度の上昇を遅らせる効果はあるでしょうが、高負荷が長時間続けば同じ温度まで上がってしまうと考えられます。
CD一枚のエンコーディングは、わずか3分ほど。高負荷状態がもっと続くとどうなるでしょう?
もちろん、通常は全負荷に近い状態が長時間続くことはそうそうないので、かなり効果があるのは間違いないですけどね。とは言え、DVDのエンコーディングなど、最近は高負荷が長時間続く作業も一般的なだけに、できれば最大冷却能力を上げておきたいものです。
(続く)