2007年05月08日

Digital AudioのロジックボードをQuickSilverで使う4

8a83c54d.jpgPower Mac G4 Digital AudioとQuickSilverですが、筐体が一新されているので、全くの別物のイメージがあります。しかし、実際には同じ133MHzバスですし、ロジックボードの外観もよく似ています。
Digital Audioのロジックボードは、Vintage Computerにもよく入荷しています。ところがQuickSilverのロジックボードは、中古完動品はなかなか出回っておらず、あっても高いです。もちろん、新品はとても高いので、なかなか手が出せません。今回は、Digital AudioのロジックボードをQuickSilverで使用できないかというお話しです。
ロジックボードのポート位置は全く同じで、すんなりと筐体に納まります。違う点といえば、CPUカードの固定ネジがDigital Audioは3つ、QuickSilverは4つ。また、Digital AudioにはCPUファン用のコネクタが存在しません。QuickSilverのCPUを動作させるためには、4つ目の穴に12Vを供給し、ファンにも電圧を供給する必要があります。これらは、ドライブの電源コネクタから供給可能ですので、腕に覚えのある方なら、比較的簡単に流用が可能です。とは言え、ちょっと面倒なのも事実。
そこで、更にお手軽に流用可能とするのが、CPUアップグレードカード。G4用のアップグレードカードは、固定穴は3つで、4つ目の穴は不用です。更に、ロジックボードのファンコネクタも不用になりますので、改造不用で流用可能になります。
ロジックボード故障でお蔵入りになっているQuickSilverをお持ちの方は、この際、Digital AudioロジックボードとCPUアップグレードカードで復活させてはいかがでしょうか。
尚、7447/7448系のCPUカードは、純正CPUでFirwareのパッチ処理が必要なりますので、7455系のCPUカードがお薦めです。





vintagecomp at 06:26│Comments(1)TrackBack(0)テクニカル 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by ナンパ師   2007年10月01日 17:29
突然のコメント失礼いたします。
ブログ拝見しました。とても素晴らしいブログですね。
これ、作るのすごい時間かかったんじゃないでしょうか?
内容も充実してますし、ブログ作るのも大変ですからね。
私もブログ作っていますので、ブログ作りの大変差も楽しさも
わかってます。すごく良いブログだったので、思わずコメント
してしまいました。また、じっくりと過去の記事なども読ませていただきます。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール

Harry

Archives