2007年08月03日

Macintosh Hard Disk 204

HD20さて、久々に往年の名機のご紹介です。今回は、Macintosh Hard Disk 20。これは、Plus512K用に販売された外付けハードディスクドライブです。昔の外付けハードディスクドライブといえば、SCSIと大体決まっていますが、これはSCSIではなくフロッピ端子に接続するタイプです。Plusでは、起動ディスクとして使用できます。128K、512Kでは、起動フロッピにInitを追加することによって、データーディスクとして使えます。起動ディスクとしては使えません。20Mの容量は、当時としては巨大でとても使い切れないと感じた人も多かったようです。独特の動作音はコミカルで、古き良き時代を思い起こさせます。

2014/7/30 追記:コメントでご指摘を受けたように、Plus用ではなく512K用として発売されていました。また、128Kでは使えないとのこと。128Kは、512KB以上に増設された物が多く、過去512KBに増設ずみの128Kでテストしたため、128KもOKと思っていました。


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この記事へのコメント

1. Posted by けーざい   2007年08月08日 13:41
5 これは懐かしいですね〜!
> 20Mの容量は、当時としては巨大でとても使い切れないと感じた人も多かったようです。

これは、その通りでした。
なにせ当時はMacintosh Plusに800kの外付けフロッピー1台を繋げれば、
とりあえず仕事ができてしまった時代ですから…
(漢字TALKは容量的に辛いのですが、SweetJAMなら使えた…)

増えたデータ用フロッピーの管理が面倒になったので、
大枚はたいて20MBのリムーバブルハードディスクを導入してみたのですが、
あまりの広大さに感動したものです……当時は…(苦笑)
2. Posted by arayo   2014年07月29日 10:21
いつも楽しく拝見させていただいております。

このドライブは512K用に発売されたモデルで、128Kではドライブの存在は認識できますが、メモリ容量に対しデスクトップファイルが大きいせいかデスクトップにドライブ自体を表示することが出来ず、使用することはできませんよ。
3. Posted by Muto@VC   2014年07月30日 03:26
arayo様
御指摘ありがとうございます。そんなはずは、と思ってしまいましたが、調べてみるとその通りでした。
PlusではInit不要で起動可能なのに、512KではInitが必要で起動もできないので、元々Plus用なのかと思ってしまいました。

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