2008年01月29日

さよなら、エルゴソフト3

エルゴソフト社が、1月28日をもって全製品の販売を終了し、パッケージソフト事業から撤退すると発表しました。Mac FanやMac Peopleと言った雑誌にも記事が掲載されているようで、突然の撤退というわけではなく
エルゴソフトと言えば、egword、egbridge の2大ソフトが超有名で、Mac 日本語環境の黎明期から日本語環境を提供してきました。ライバルのATOKよりも歴史はずっと古いです。
Mac初の公式日本語環境と言えば、1985年の512Kをベースにしたダイナマック。日本語化のキモとなる変換エンジンは、egbridgeでした。そしてほぼ同時にegwordが発売され、Macの日本語環境が確立したのでした。それ以来、24年間の歴史に幕を下ろすことになりました。
私自身IMは長年ATOKを使っているし、ワープロはWordがデファクトとなる中、ビジネス的には近年苦しかったであろうことは想像できます。
しかしながら、実に残念です。24年間、お疲れ様でした。


vintagecomp at 10:33│Comments(1)TrackBack(0)Apple Topics 

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この記事へのコメント

1. Posted by SuZ   2008年01月30日 18:39
ついにこの日が来てしまいました。
とても残念です。

エルゴソフトはMacの老舗のソフトハウスなのでつい昔話になりがちですが、近年OS X化やUniversal化後も常に最新技術をとりいれて進化し続けていたと思います。
ワープロだけの使い勝手で見ると、MS Wordなんかよりもずっと軽快で使いやすいワープロでした。

エルゴソフトは無くなるようですが、スタッフは優秀な技術者だと思いますので、また別な形で再起してくれることと思います。

ひとまずお疲れさまでした!
また凄いソフトを開発してください!
待ってますよ!

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