3G iPhoneのキャリア、ソフトバンクに決定

ソフトバンクから、正式に発表されました。しかし、発表はわずか2行と、超シンプルですね。これ以上の情報については、来週のWWDCでということになるのでしょうか。

ドコモが有力視されていましたが、ソフトバンクとなりましたね。果たして、舞台裏ではどんな攻防があったんでしょうか。しかし、ドコモ優勢が伝えられる中、私としては大逆転もあるんじゃないかと思っていました。
ソフトバンクは何と言っても、孫正義社長が何としてもiPhoneを獲得したいという熱意というか執念が感じられました。対してドコモは、あくまで会社として優れた製品が欲しいという姿勢に見えました。やはり、この差が結果に表れたのではないでしょうか。
実際、アメリカでも同様のことが起こっています。iPhoneのアメリカのキャリアはat&t。日本での知名度は抜群ですが、実はキャリアとしてシェアを圧倒しているのはverizon。Appleも当初はverizonと組みたかったようですが、verizonは通話契約の一部をAppleに還元するのを拒否。また、iTunes Storeと直結させるのに難色を示し、自社の音楽配信サービスとリンクさせたかったようです。そんな中、ナンバー2のat&tが、Apple側の要望をほとんど飲み、その代わり長期の独占契約を獲得したと言われています。

キャリアが決まった今、いつ頃いくらで出てくるのか、来週のWWDCが楽しみです。

Comments

1. Posted by あやつき   2008年09月04日 17:59

私なりに、ネット上で調べた結果、docomoは、全国で2100MHzの3G電波を供給できていない、ということが判明しました。
したがって、docomoと組んでも、日本全国にiPhone3Gのサービスを展開できない、ということで、SBMになったものを思われます。

docomoもauも、ですが、2Gの電波とのハイブリッド3Gにして、見かけ上通話可能域を拡げているだけで、3Gだけで見ると、全社、大差無いようです。

1700MHz帯を、iPhoneに搭載できたなら、docomoどころか、EMOBILEも可能性が出てくるんですが、おそらく4Gの次期にならないと、SBM以外での、日本展開は、無いと思われます。