ジョブズの健康問題、一安心

6/11のエントリーで話題にしたジョブズの健康問題ですが、Wall Street Journalに関連記事が載っていました。それによると、Appleのスポークスマンの声明として、以下のように表明されています。
「ジョブズは、ここ数週間、一般的なウィルス性の疾患（おそらく腹痛）を患っていた。しかし、基調講演に参加することが非常に重要だと考え参加した。現在は、抗生物質の治療により、回復してきている。」

どうやら、ひどい下痢でしばらくダウンしていたようです。これなら激やせもやむを得ないかも。

この信憑性がどれだけあるかですが、噂ではなくスポークスマンの声明ですので、Appleの公式見解となるわけです。仮に、Appleが表沙汰にしたくない事があった場合、ノーコメントで通すと言うことはあるかもしれませんが、嘘でごまかすと言うことは不正な株価操作にも繋がり、まずあり得ないと思います。

そんなわけで、一安心して良いんじゃないかと思います。

その影響だと思いますが、今回の基調講演はジョブズの一人舞台ではなく、Senior Vice Presidentに昇格したばかりの、Scott Forstall氏の持ち時間がかなり長かったですね。iPhoneのSDK関連の部分で、彼の担当分野とはいえ、これまでのイベントだったらジョブズが仕切っていたはず。
しかし、彼はプレゼンがかなり上手いですね。ジョブズの領域にはもう一歩ですが、Phil Shillerよりも上手いと思いました。まだ、若そうですし、今後のAppleのキーパーソンとなっていく気がします。