Apple 米国3位のパソコンメーカーに

2008年第二四半期のパソコン出荷台数の調査結果が公表されています。それによると、米国においてAppleのシェアは8.5％で3位となっています。しばらく前の調査結果では、3位目前となっていましたが、ついにベスト3入りですね。10％も射程距離に入ってきました。
世界市場ではベスト5入りしていませんが、これも急上昇していることは間違いなく、今後が期待できそうです。

一時は、米国でシェア3％割れもしていたAppleですので、3位の躍進は快挙ですね。しかし、歴史を紐解くとAppleは以前はシェアトップのメーカーだったこともあるのです。それも、Macが出始めの大昔のことではなく、95年頃の事です。
95年といえば、Windows 95が大躍進した頃ですが、当時Appleのシェアはトップでした。Windows 95以前は、Windows 3.1で使い勝手はまだまだでした。当時Macは既にシステム 7.5で、GUI環境は既に成熟していました。そして、PC陣営は互換機メーカーが乱立しており、Appleがトップに君臨していました。Windows 95が出てからもしばらくは、Macの低価格機戦略でシェアトップを守っていました。もっとも、この低価格機戦略は、赤字垂れ流しに繋がったのですが。

DELLとHPの2強に迫るのは当分難しそうですが、今の勢いならばいずれ2強に迫ることも・・・　なんて想像できるのは気持ちが良いですね。