2008年08月16日

MLC SSDをテストしてみた5

a52724e7.jpgHDD互換のSSDが、注目を集めています。
SSDと言っても、大きく言って2タイプあります。超高価ながらHDD性能を凌ぐSLCタイプと、廉価ながら性能的にはやや劣るMLCタイプ
です。SLCタイプはまだまだ現実的なお値段とは言えません。そこで、MLCタイプがハードドライブ比、どの程度の性能か実際にテストしてみました。
テストに使ったのは、Intel Mac mini Core Solo 1.5GHz 改 T7600 2.33GHzです。CPUはアップグレードしていますが、HDDは標準の60GB 5400rpmのままです。OS は、10.4.11です。
条件を同じにするため、Carbon Copy ClonerでSSDに完全コピーして、テスト開始です。

テストパーツ
HDD   Mac mini標準 ST96812AS SATA 60GB/5400rpm
SSD Transcend 64GB SSD 2.5インチ SATA TS64GSSD25-M


起動時間
HDD:37秒 SSD:27秒

SSDで10秒、27%の起動時間短縮です。

続いて、お馴染みXbenchです。

まずは、HDD

HDD60GB
































続いてSSD

SSD








































ディスク性能が、31.47から50.62に向上、総合でも105.42から135.13に大幅向上となりました。これならMLCタイプでも、性能向上アイテムとして十分活用できますね。もちろん、性能向上以外でも、無音化、耐衝撃性向上、低発熱化のメリットがあります。
ディスク性能の向上のためには、外付けドライブという手もあります。MacBook roならFireWire 800や拡張カードでeSATAが使えますが、MacBookやMac miniではFireWire 400またはUSB 2.0しかないので、外付けドライブも性能が伸び悩みます。SSDは有力な選択肢ですね。


vintagecomp at 07:58│Comments(0)TrackBack(0)テクニカル 

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