2008年09月27日

OS 9非対応ビデオカードでのOS 9表示4

33d71158.jpgRadeon 9800Raeon 9600 は、OS 9対応マシンにも装着できますが、OS 9には対応していません。全く使えないかというと、表示自体はできます。しかし、加速が効かないため、性能の向上には繋がりません。ですから、OS 9をメインまたは重要な環境として使用されている方には全くお薦めできません。しかし、OS Xメインで、たまにOS 9で確認を行うくらいだと、大丈夫?という疑問も当然湧いてきます。

確かに確認くらいには使えるものの、スクロールは遅いしやはり快適には使えないというのが、私の印象でした。たまたまMDD 1.25GHz DualでRadeon 9800を検証する機会があり、意図せずOS 9で起動してしまいました。そうそう、これだとスクロールが遅いんだよね、と思いながら操作すると、意外と速い? これならそれほどストレスなく使えます。OS 9対応のRadeon 9000に戻してみると・・・
目にも止まらぬ速さでした。やはり加速が効いているわけではなかったですが、ファイルブラウズなら、このくらいの速さの方がむしろ使いやすいとも感じました。

理由を考えてみましたが、CPUの高速化が上げられると思います。G4/400MHzクラスだと厳しいスクロールも、CPUの高速化によりGPUの加速無しでもほどほどのスピードになったようです。
もちろん、3Dや動画などは全然駄目なので、用途は限定されますが、高性能G4CPUを搭載していれば、画像ファイルの確認用くらいなら、ストレスなく使えそうです。


vintagecomp at 08:50│Comments(0)TrackBack(0)テクニカル 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール

Harry

Archives