6GB vs 4GB デュアルチャンネルの効果を検証

先日の「Santa Rosa, Penryn搭載モデルで6GB!」は大変反響が大きく、アクセス数も大きく伸びました。また、販売開始した4GB、6GBキットの初期入荷分は早くも売り切れ。11/18に少量、11/21にまとまって再入荷の予定です。

さて、この情報でもっとも関心が高かったのが、4GB+2GBではデュアルチャンネルが効かず、性能が落ちてしまうのではないかと言うこと。そこで、4GB（2GB+2GB）と6GB（4GB+2GB）でベンチテストを行いました。
ベンチソフトは、お馴染みのXbench 1.3です。

Xbenchでは4GBを超えるメモリを使用するわけではないので、このテストではメモリ容量アップの効果は全く反映されず、デュアルチャンネルの効果のみが反映されます。

4GB デュアルチャンネルの結果






























6GB デュアルチャンネル無しの結果





























総合
4GB: 115.29, 6GB: 114.46

Memory Test
4GB: 168.89, 6GB: 166.27

とわずかの差となりました。総合で0.7％、メモリで1.6％の差ですね。誤差程度と言っても良いレベルです。
Xbenchを取ったことのある方なら、同じ状態でテストをしても、テスト毎に微妙に数値が異なるのは経験されていると思います。多くの場合、4GBの方がわずかに性能が上でしたが、逆転する場合もあり、微差と言って良いと思います。
今回の結果は、あくまでXbenchという一条件でしかないわけですが、デュアルチャンネルはメモリアクセス時に常に効果があることを考えると、一般的に差は非常に小さいと考えて良いと思います。

ヘビーアプリを多数利用される方には、お勧めのアップグレードです。

Comments

1. Posted by あか。   2008年11月18日 14:09

またもや記事を紹介させていただきました。DVから取り込んだ動画をiMovieやFinalCutでいろいろといじるので、ぜひ6GBにしたいです〜。