2009年10月07日

Mac mini Early 2009 で8GB4

e07654b0.jpgMac mini Early 2009 の最大メモリは、Appleの公称では4GBとなっています。Appleの公称と実際の最大メモリが食い違うというのは、割とよくある話。例えば、MacBook Unibody Late 2008の公称最大では4GBですが、実際には6GBまで使えます。これは、Mac専門のメモリ販売店の間では広く知られていて、最大値はほとんどのお店で6GBとなっています。
ちなみにこの機種で8GBを装着すると、8GBを認識はするものの、メモリ使用量が4GBを超えた時点でクラッシュします。

ところが、このMac mini Early 2009 の場合、販売店によってかなりマチマチです。最大4GBとしているところもあります。Vintage Computerでも、Early 2009 発売直後に実機検証を行いましたが、MacBook Unibody Late 2008 と同様の結果で、6GBまで問題無く使えました。そのため、先日まで最大メモリは6GBとしておりました。

8GBまでOKとしているところもありました。しかし、こちらの実機検証では、クラッシュすることはないものの、極端な速度低下に見舞われ8GBはNGと判断しました。MacBook Unibody Late 2008と最大メモリは同じですが、8GB時の挙動は少々異なります。
ところがです、Mac mini EFI ファームウェア・アップデート 1.2 がその後リリースされているのですが、これにより8GB搭載時のおかしな挙動が解消しています。長時間稼働でも速度低下は発生せず、8GB化は可能と判断しました。

8GBキット(4GBx2) DDR3 1066MHz PC3-8500 SODIMM
 68,000円

やはり、最大メモリの鍵は、チップセットとFirmwareのようです。
8GB化で、最強のMac mini というのもオツなものだと思います。


vintagecomp at 07:39│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by Elan   2009年10月07日 09:22
5 初めまして。
毎度、興味深く読ませていただいています。
やはりメモリの搭載量はEFIが握っているようですね。
miniのEFIアップドートが出た時に、これは行けるのではないか?と思いましたが、案の定ですね。
やはりMacBookのLate2008でも同様のアップデートがリリースされれば、行けるのでしょうが、Appleが現行機との差別化の為にあえて出さない可能性もあるので、過度な期待は禁物でしょうか。
もし、今後、同様のアップデートがMacBookにリリースされた時には、検証していただけると嬉しいです。
2. Posted by Muto@VC   2009年10月08日 08:25
MacBookのLate2008では、8GB搭載で使用域が4GBを超えると即クラッシュ。Mac mini Early 2009 のアップデート前は、動作が異常に遅くなりました。
MacBookのLate2008は意識的な制限、Mac mini Early 2009はバグっぽいと見ることもできそうです。

次期アップデートで、MacBook, MacBook Pro Late 2008でも8GB使えると良いのですが、どうなるでしょうか。

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