2009年12月23日

Time Machine とビデオカード4

eacd9435.jpgVintage Computerの 社内ファイルサーバーは、Power Mac G4 にCPUアップグレードカードを組み込んだもの。OS X Leopard で運用していますが、数年間フリーズしたことが一度もなく、抜群の安定性です。さすが、OS Xですね。
万一のデーター消失に備えて、内蔵セカンドドライブに、Time Machineでバックアップも万全です。とは言え、全く安定して動作しているので、これまで出番がなかったのですが、遂に出番です。以前、不要と思い人為的に削除したファイルが、しばらくぶりに必要になったのです。そこで、Time Machineを起動!と思ったのですが、何だか変です。一応起動しているのですが、画面がさっぱり反応しません。場合によって、それっぽい画面が出たりするのですが、どうしたことか。

勘の良い方はおわかりですね。これは、ビデオカードが原因でした。組み込んでいたカードは、Rage 128 Pro。最も下位のカードで、Quartz Extreme 非対応です。Leopardは、Quartz Extreme 対応ビデオカードが必須となっており、非対応のカードでも一応動作はしますが、DVDが再生できなかったりと基本的な部分で色々と問題があります。それでも、サーバー利用なら最低限のカードでも問題無かろうと思っていましたが、Time Machine で問題有りでした。
早速、Quartz Extreme 対応のRadeon 9000
に交換。無事、目的のファイルを救出しました。G4ユーザーの方は、ビデオカードのアップグレードもお忘れなく。



vintagecomp at 10:05│Comments(0)TrackBack(1)テクニカル 

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1. 以前の状態の Mac にもう一度出会うことができます  [ そうそう、◯◯といえば ]   2010年04月18日 20:49
ふう、パソコンの修理・OSやデータの復旧も一段落つきました。で、こうなる前にやっておけばよかったのですが、Mac OS には良くできたバックアップシステム「Time Machine」が付いています。一度設定すれば、一定時間ごとにハードディスクに差分を保存して、必要になればそれ...

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