2010年03月03日

MCE OptiBay ハードドライブキットをMac mini G4で使う際のTips

光学ドライブの代わりに、セカンドハードドライブを内蔵するためのMCE OptiBay ハードドライブキットが人気です。

MCEoptidrive

MCE OptiBay ハードドライブキット 各種 11,800円

通常は、光学ドライブを取りはずし、キットにSATAハードドライブを装着して取り付けるだけです。ところが、Mac mini G4に装着しようとして、認識されないということでお客様よりサポート依頼を頂きました。

オリジナルのハードドライブはIDEタイプです。IDEタイプというと、Master/Slave/CS の設定が必要というのが原則です。ところが、多くのノートマシンは光学ドライブ用に専用のIDEバスを持っており(IDEバスに1台しか接続されていない)、どの設定になっていても動作します。つまり、設定は不要です。
ところがMac mini G4の場合、一つのIDEバスにハードドライブと光学ドライブが接続されており、適切な設定が必要です。
デフォルトの設定状態では、Masterになっており、ハードドライブのIDとぶつかってしまい起動できなくなってしまいます。そこで、ジャンパー設定が必要です。MCE OptiBay ハードドライブキットの変換基板上には、Master/Slave/CSを設定するためのジャンパーピンがあります。基板上に設定の凡例も載っていますので、それに従いSlaveに設定すると、無事動作しました。

この設定方法については、MCEのマニュアルにも載っていないため、お客様も当然罠にはまる結果となってしまいました(その節は、ご面倒をおかけしました)。現在は、商品ページにその旨解説を追加しています。Mac mini G4で使う際には、ご注意ください。


vintagecomp at 09:41│Comments(0)TrackBack(0)テクニカル | Products

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