2010年10月22日

Lion, MacBook Air 他を発表

昨日、当地の10/20にApple Special Event "Back to the Mac"が開催されました。主な内容を挙げると・・・

・iLife '11を即日発売
・FaceTime for Mac  ベーター版を即日公開
・Mac OS X 10.7 Lionの発表 出荷は来年夏
・App Store for Mac の発表、90日以内に開始予定
・新型MacBook Airの発売、11.6インチと13.3インチの2モデル

MBA2010

では、個人的な注目ポイントを。

まずは、FaceTime。面白いけどMacと通信できないと、あまり使い道がないなと思っていたんですが、その通りになりましたね。
早速、使ってみました。Mac側のユーザー識別には、Apple ID(eメール)を使います。これで、アドレス帳のiPhone 4の電話番号にかけてみると、繋がりました。
呼び出し中の画面。

07 PM)


もちろんiPhone 4から、Macにかけることもできます。MacでFaceTimeが起動していなくても、自動的に起動して呼び出してくれます。
これからは、電話番号とeメールの2種類で識別することになりますので、人を選ぶと電話番号とeメールのいずれかを選ぶ仕組みです。

続いてOS X 10.7 Lion。今回の"Back to the Mac"のタイトルですが、iPhoneやiPadではなくMacの話に戻ろう、という意味だと思っていましたが、それ以上の深い意味がありました。
今回のLionの大きなテーマが、Mac OSとiOSの融合と言うことのようです。Mac OS Xの優れた面がiPhoneに引き継がれ、iPhoneの優れた面がiPadに引き継がれ、そして今iPadの優れた面がMac OS Xに回帰するわけです。
iPadばりにデスクトップをスワイプして次ページへ、そんなことがLionではできるようになります。となるとタッチパネルかと思いきや、これはジョブズが否定。垂直なパソコン画面ではタッチパネルは長時間の使用に耐えない、ということであくまでトラックパッドでの利用と言うことになるようです。
詳しくは、こちらをどうぞ。

それから、App Store for Mac。実はこれ、何でこれ作らないんだろうと最近思っていたんです。Mac OS XはWindowsと比べると遙かに使いやすいと思いますが、明らかに負けているのがソフトの数と種類。App Storeにより、世界中への販路が広がれば、ディベロッパーも注目するはず。これは期待大です。

さて、噂も大きかったのがMacBook Air。噂通り11.6インチと13.3インチの2本立てです。しかも、ハイレゾで11.6インチでも1,366 x 768と従来型13.3インチの1,280 x 800を上回る表示領域です。

MBA2010

11インチと13インチが並んでいるのをみると、なんだか11インチの方が横長に見えますね。それもそのはず、縦横比は11インチが16:9、13インチが16:10と異なっています。
ストレージについては、私が10/8のエントリーで予想したとおり、オンボードのSSDオンリーでした。またメモリは標準2GBですが、4GBを選ぶこともできます。これは、スロットが用意されているわけではなく、その分ロジックボードのバリエーションで対応するのでしょうか。近く公開されるであろう、バラシ画像が楽しみです。
何と言っても、驚きだったのがその安さ。$999, 88,800円よりって文句なしに安い。初代ユーザーとしては複雑な心境です。
さて、11インチと13インチの構成になりましたが、11インチが売れるでしょうね。MacBook Airの価値は何と言ってもサイズと軽さ。11インチで決まりって方が多いのではないでしょうか。

盛りだくさんだったスペシャルイベント。もう、ポチっとしましたか?


vintagecomp at 07:49│Comments(0)TrackBack(0)Apple Topics 

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