2012年02月07日

Power Mac G5の究極アップグレード

Power Mac G5は、PPCマシンの最高峰でありながら、G4と比べアップグレードが難しいため現役引退が早い傾向にあるようです。
Power Mac G5は、初代、Late 2004、Early 2005、Late 2005の4つのモデルがありますが、最後のLate 2005は内部構造が大幅に異なっています。初代、Late 2004、Early 2005の3モデルについては、基本構造に変わりはなく、共通部分が多いです。
G4のようにCPUだけ交換できれば、アップグレードもしやすかったのですが、モデルごとにロジックボードが異なっている場合が多かったのもネックです。逆に言うと、ロジックボードとCPUをセットで交換すれば、ほとんどの場合、アップグレードが可能です。

初代〜Early 2005の最高峰が、Early 2005のトップモデル 2.7GHz Dualです。このロジックボードとCPUを初代等の1.8GHz Dualや2GHz
Dualに移植することが可能です。
ちなみに、シングルCPUモデルもM9555J/Aを除き、ほとんど同じ構成ですが、電源容量が異なるため交換する場合は更に電源交換が必要になります。

G527Dual

Power Mac G5 2.7GHz Dual用ロジックボード+CPUユニット
 39,800円

眠っているG5、アップグレードで戦線復帰させていたはいかがでしょう。


vintagecomp at 08:09│Comments(2)TrackBack(0)テクニカル 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by annyeon   2012年02月08日 05:43
そろそろG4いじりを卒業して、値段も手頃になったG5いじりをしたいと考えております。
まだG5本体は持っていませんが、CPU 換装にあたってサーマルキャリブレーションが必要とブログで紹介されていたように思いますが、サーマルキャリブレーションってユーザーができる物なのでしょうか?
それともロジックボードとセットでないとできない物なのでしょうか?
2. Posted by Muto@VC   2012年02月08日 09:35
そうなんです。G4と違い、CPU 換装にあたってサーマルキャリブレーションがネックとなります。
現実的に、一般の方ではサーマルキャリブレーションはできませんので、今回の商品のようにロジックボードとCPUのセットでの交換がお勧めです。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール

Harry

Archives