2013年01月09日

Fusion Drive を自作

Mac Fan 2月号が届きました。

201302

時々記事の執筆をしているので、編集部から送っていただけるのは海外暮らしにとってはありがたい限りです。
第一特集は、「市場最薄 iMac全方位検証」。新型iMacをまさに全方位から、検証しています。岡副編集長曰く、新iMac最大のポイントは「やはりFusion Drive」だそうです。数値より何より、体感で問答無用でその実力に納得させられるとのこと。
このFusion Driveの正体、既にあちこちで報じられていますが、大容量ハードドライブと128GBのSSDを一つの論理ボリュームグループを構築して、大容量と速さを両立する仕組みです。ハードドライブとSSDは、一体化された物ではなく、実際に別々に内蔵されています。

Mac Fan 2月号では、Fusion Driveについて何と6ページにわたって解説しています。その内、2ページが自作の方法。既にWEBでも情報が流れていますが、英語だったり、かなりはしょって説明してあったりと、ややハードルが高い物でした。しっかりと図解入りで説明されているので、これさえあれば誰でも構築可能です。Fusion Drive 自作を考えている方には、お勧めの1冊です。

岡副編集長も、標準モデルにFusion Driveがないことを残念がっていましたが、既に標準モデルを購入してしまった方、自作可能です。

注意点として、21.5インチの下位モデルには、基板パターンのみでSSDスロットが装着されていないことが報告されています。発売当初、21.5インチの下位モデルにはFusion Driveのオプションがなかったためと思われまが、今では下位モデルにもFusion Driveのオプションを選べます。ということは、今後出荷されるモデルでは、21.5インチの下位モデルでもSSDスロットが付いているのでは? と思います。
いずれにしても、要確認ですね。その他のモデルは、まず間違いなくSSDスロット付きです。

SSDの容量は任意で良いのですが、おそらくAppleが採用している128GBがもっとも効果が高いと思われます。そこで、必要なのが128GB SSDです。

MBPRSSD_SM


Apple純正 Samsung 128GB SSD for iMac 2012, MacBook Pro Retina 13/15 15,800円

これとMac Fan 2月号がFusion Driveが構築できます。あと、分解の上級テクニックが必要ですね。前モデルに比べ、難易度が上がっていますので、上級者のみのお勧めです。


vintagecomp at 08:26│Comments(0)TrackBack(0)

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