2013年01月18日
レアなツーショット
写真左は、古くからのAppleファンならお馴染みのPowerCDです。1993年に発売されたSCSI接続のCDドライブです。MacのCDドライブとしての利用だけでなく、スタンドアロンで音楽CDを聴いたり、テレビに繋いで全く普及しなかったPhoto CDを閲覧する機能がありました。Appleらしいデザイン性が古さを感じさせませんね。
右のそっくりさん、某国製のコピー品なんて思われそうですが、むしろこちらの方が本家、Phillips CDF100です。PowerCDは実はPhillipsのOEMだったのです。PowerCDはそれなりに売れましたが、CDF100はあまり売れなかったようで、ほとんど見ることはありません。この写真は、貴重なツーショットではないでしょうか。Vintage Computerのオフィスに展示しています。
本体ユニットはほとんど同じですが、CDF100のベースユニットは茶色でシボも入っておらず、決して見映えは良くありません。目立たない部位とは言え、しっかり気を使っているAppleとコストダウンに走るPhillips。両社の姿勢の違いが垣間見られます。
今でもデザイン性の評価の高いPowerCDですが、動作品の入手はめっきり難しくなりました。そんな中、箱入り程度良好品を放出いたします。
PowerCD 純正箱入り程度良好品 32,800円
今後益々入手は難しくなると思います。ぜひ、今のうちに!