2013年07月31日

レアな512K enhanced を販売中

初代Macは128K、2台目は512K、3台目はPlusと一般的には考えられていると思います。もう少し細かく分類すると、512Kの次は512Keこと512K enhanced です。
外観の違いはほとんどなく、主な違いはFDDが400KBから800KBにアップグレードされ、それに対応したROMに変わっています。かなりレアなマシンです。

512Ke03-1
















512K enhanced 512KB/800KB キーボード・マウス付き 38,000円

今回の512Keは、外観程度もかなり良好ですので、お薦めです。

さて、かなりレアな512Keですが、Vintage Computer では過去何度か取り扱っています。そんなにレアなの? って疑問も湧きますね。実は理由があります。
この頃のOld Macは、もう製造後25年以上経っていますから、何もせずに完動ということはまずありません。Vintage Computerで点検・整備の上で完動状態に仕上げていきます。128K〜Plusのクリティカルパーツと言えば、フロッピードライブです。128Kと512Kは400KBのフロッピードライブで共通、512KeとPlusは800KBで共通です。512Kの400KBのFDDの動作品があると、128Kのパーツ取り用に使われることが多いですね。やはり初代Macの歴史的価値は大きいですから。
512KeのFDDに問題があれば、より豊富なPlusのFDDを交換パーツとして使えます。そんなわけで、512Kの個体の方が多いですが、Vintage Computerで完動品として扱うのは、512Keの方が多くなると言う事情があります。

今では、滅多に手に入ることのない、512K enhanced 完動品です。ぜひ、アップルの歴史をお手元に!


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